過去何度か書きましたが、過去問の点数を気にし過ぎる必要はないと思います。
一つの目安ではありますが、一喜一憂することはないと思います。
■点が悪くてもそんなに気に病む必要がないと思う理由
・まだ本番まで数カ月残した発展途上である。
例えば今から3か月前と言えば7月で、まだ過去問に取り組む以前のレベルだったはず。
数カ月後には今よりも点が取れるようになっているのは、間違いないはずです。
■点が良くても油断するべきでないと思う理由
・基本的に中学受験は難化していく傾向にあるので(特に算数)、古い過去問が現在では定番問題になっている可能性がある。
古ければ古いほど、昔は殆どの子が解けないであろう問題だったり、合否を分ける問題だったものが、よく見る問題になってる可能性があります。
・テキストやプリントで既にやっていて、初見ではない問題だった可能性がある。
近年のものであっても、テキストやプリントでやっていて、初見ではなかったかも知れません。
そうであれば、過去初見で解いた子より点が取れて当たり前なので、プラス材料にはなりません。
■両方
過去の合格最低点や受験者平均などと比べても、あまり意味がないと思います。
母集団が違うからです。
例えば中学や高校で「あの学年は出来が良い」なんて話、ありますよね。
入学後の相互作用やその他で違いが出る事もあるでしょうが、入学時点の平均学力が毎年同じという事もないと思います。
倍率も毎年変動しますしね。
過去問の過去の点数と比較するよりは、冠模試の順位の方が正確なんだろうと思ってます。
まあ気になるものだとは思いますが、お子さんの前ではそれを出さない方が良い様に思います。