結果、エフェクター好きには堪らない空間でした。
この秘密基地感のあるスペース、男子なら皆好きでしょw
まずは3つ試奏。ベースなのでコンプと歪み系を、とお願いしてチョイスして貰いました。
一番右は前述のエンプレスのコンプ。レビュー動画とかも見た事有って知ってるつもりだったけど、思ってたより良いわこれ。ちょっと高めだけど。
コンプには珍しく原音とのミックスが出来るのが、使いやすそう。
原音忠実過ぎず、コンプ感あって、でもパコパコまでは行かない。
コンプは幾つあっても良いですなあ。
真ん中は、同じくエンプレスのパラメトリックイコライザー。DTMでプラグインのパライコとかは珍しくないけど、コンパクトエフェクターでパライコは珍しい。これも良い。
一番左は歪み系、ベース用ではないけど低音しっかり出るから、ベースにも使えるとオススメされたもの。
何気に左上の青いパワーサプライがストライモンなのも良い。人気で評判良い奴です。
一旦試奏終わって営業さんと雑談してるうちに、空間系も試してみるかってなって、更に試奏。
左はコーラス。
これは原音とのミックスバランスが変えられるのも良いけど、音程変化の波形を三角波と矩形波で選択出来るのが面白い。
右はリバーブだけど、リバーブ音(ウェット音)だけ歪ませられる(原音は歪まない)という変わり種。
ちなみにその上は、試奏はしてないけどエンプレスのバッファー。
バッファーだけどジャンクションボックス的な役割もあり、チューナーアウトもあり。
インプットに対してバッファがかかり、リターンに対してもまた二段でバッファがかかるんだとか。
そして真ん中は、ウェブで私が見てて気になっててリクエストした奴。
90年代のReal Audioとか、今となっては低速インターネットでのごく初期のストリーミングサービスで、回線環境が悪くなった時の帯域が狭くなって変なフィルターがかかる感じとかの再現だったり、音をローファイにするエフェクターと言う事です。
これは他では出せない強烈な個性で、面白いな〜。
飛び道具としては凄く良い。
写真撮り忘れたけど、他にも、オンラインショップでは売り切れになってるコイツもなかなか凶悪な飛び道具でした。
DAW上で切り貼りして出すような音を、生演奏でやれる。
音をローファイにしたり、PC上の編集で実現してた事を、生でリアルタイムにやれるようにしたり、昔とは違う方向性のエフェクターが出て来ていて、面白いです。電脳世界から現実世界へのフィードバック的。