伸び伸び学習の専門家　太田です。

 

 

今週は広島も初雪の観測があり

 

 

寒くなって参りました。

 

 

 

 

 

今日のテーマは

 

 

「子育て＝教育」か、です。

 

 

 

 

僕の見解を言うと

 

 

子育てと教育は

 

 

重ねりはあれど、全くの別物です。

 

 

 

 

教育の中に

 

 

子育てがあると考えるのが一般的です。

 

 

 

試しに「子育て」で検索してみてください。

 

 

google chromeで調べると

 

 

約 144,000,000 件出てきます。

 

 

 

 

それに対して

 

教育は約 1,300,000,000 件。

 

 

 

圧倒的に教育の方が多いです。

 

 

 

今でこそ、「子育て本」が増え

 

 

テレビでは「息子全員を東大に送り出した！」と

 

 

持て囃されている方もいらっしゃいます。

 

 

 

 

「ダメ」と言いたいわけではありません。

 

 

 

 

 

むしろ、それ自体は

 

 

非常に立派なことではあると思いますが

 

 

だからこそ伝えたいのは

 

 

「子育ても教育も正解がない」ということ。

 

 

 

 

 

メディア側から見れば

 

 

「息子全員を東大に出す」ことは

 

 

世間一般から見てショッキングな内容であり

 

 

話題性はあります。

 

 

 

 

 

だからといって、同じようにわが子に接しても

 

 

もちろんみんな東大生にはなり（れ）ません。

 

 

 

 

 

東大生の多くは家で勉強する他にも

 

 

進学塾にも通った人がほとんどです。

 

 

 

 

しかも、その授業料は馬鹿にならない金額。

 

 

 

 

現代では、

 

 

「所得格差が教育格差」とも言われます。

 

 

 

 

 

例を出すと、医者の子どもが医者を目指します。

 

 

医者になるためには

 

 

医学部へ進学する必要があります。

 

 

 

医学部へ入るためには

 

 

医学部へ進学するための塾に入ります。

（もちろん、非常に高額です）

 

 

 

 

 

そして合格すると

 

 

1000万単位でお金がかかります。

 

 

とても一般家庭が納入できる金額では

 

 

ありません。

 

 

 

 

 

話が反れてしまいましたが

 

 

これだけの人が世界にいて日本にいれば

 

 

個々の能力には違いがあるのは当然です。

 

 

 

 

 

どんなに優秀な指導者に出会えても

 

 

伸びない人もいます。

 

 

 

 

僕が指導しても伸びきらない子もいます。

 

 

 

それは事実としてあります。

 

 

 

 

「伸びないのは塾が悪い」

 

 

 

それは一理あるでしょう。

 

 

 

 

 

ただ、伸びる子には学習習慣がついています。

 

 

「伸ばせなかったのは、ご家庭の指導が悪い」

 

 

 

裏を返せばこうなります。

 

 

 

 

 

なんでそんな事態になるのか。

 

 

 

 

それは保護者の方たちに

 

 

「教育の知識がないから」

 

 

 

 

子育てにプロがいるように

 

 

 

教育にもプロがいます。

 

 

 

 

子育ては「子育て本」で読んだ知識で

 

 

何とかなるかもしれません。

 

 

 

 

しかし、その先の教育は

 

 

子育ての知識では対応できません。

 

 

 

それを如実に表しているのが

 

 

学習塾メイクアップに寄せられる相談の多くです。

 

 

○思春期の子どもとの付き合い方がわからない

 

○どうやって褒めたり叱ったらよいかわからない

 

○勉強への向け方がわからない

 

 

 

どのご家庭も

 

小学５年～中学２年の間でつまづきます。

 

 

 

 

同じ悩みを抱えたママ友が集まっても

 

 

教育の悩みは解決しません。

 

 

 

子どもを見守るだけでは解決しません。

 

 

 

「子育て」と「教育」の明確な違いは

 

子育て：大人にさせたい

 

教育：社会人にさせたい

 

 

ココにあるように思います。

 

 

勉強の出来不出来で人の価値は決まりません。

 

 

 

 

自分の考えや目標に向かって頑張れる人こそ、

 

 

「素晴らしい人」だと思います。

 

 

 

そんな大人に育てるために

 

 

塾では日々指導しています。

 

 

 

 

 

一度「子育て（わが子）」の視点からでなく

 

 

「教育（一人の個人）」の視点で

 

 

わが子にどう育ってほしいのか、

 

 

それを考えてみてください。

 

 

 

今よりもウンと伸ばせるわが子の「長所」が

 

 

見つかることでしょう。

 

 

 

 

 

 

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