今年の占いイベントを振り返って。

 

去年と環境がだいぶ変わっていて、同じ場所で同時期に展開しましたが、だいぶ人の流れに違いが見られました。

確実に人流が多い。

 

だけども、1日の件数比較では同じくらいの人数で大きな差異を感じませんでした。

 

店では展開していない短い鑑定も導入しましたが、通常メニューの利用も多くみられ、最終日はOPENから1時間、30分、30分、20分とイベントじゃない様相が見られました。

 

1人でやはり1日10人くらい鑑定できる機会があると、いろんな気づきがあると思います。うまく鑑定できたものもあれば、そうではないケースもあり、続いてしまうから気持ちを切らすことなくやり切って、後で反省するというという人もいれば、鑑定と鑑定の間に修正ができる人もいたと思います。

 

たまにこうしたイベントをはさむと、前回の自分と今の自分の変化に気づけて、自分で成長したと思う人もいるでしょう。

 

今回、出演の占い師の方は、みんな素晴らしかったと素直に感じます。

 

安心して任せられる、そんな安定感がありました。

 

 

普段、店では感じることがないけれども、ここにいる占い師はかなりレベルが高いです。

これ店の自慢でもなければ、素直に私が感じる本音です。

 

なぜなら、普段私は多くの占い師の面談をこなしていて、どこどこでTOPだったという人も店に来ますが、"たしかに"と納得できるケースはなく、この程度でやっていけるんだと思う世界がそこに拡がるからです。

 

 

うちの店には、占い自体が好きで学びに貪欲な人が多いです。

占いの判断で分からない点をきちんと質問する人もいるし、鑑定の中でうまくできなったことをどうすればよいのかを相談してくる人もいます。

 

自分に何ができていて、何ができていないか。

これがまずわからなければ、そもそも相談をすること自体ありませんし、成長したいという気持ちがあるからこそ、こうした姿勢が見られるのだと思います。

 

ぼくらは最も国内で入店審査の厳しい場所で、テナント展開を成立させています。

入店するのも難しければ、数字が取れなければ契約更新とはなりませんから、続けていくのも難しい場所です。

 

でも、ぼくらはコロナ開始とともに歩み始め、これまでずっとやってこれた。

これはみんなの努力のたまものであり、みんなの占いスキルの高さの証明でもあるのです。

 

それは今年、富士フィルムの取り組みにつながりました。

占い業界において、富士フィルムが手を組もうと思ったのは、弊社しかなかったということ。

 

私の評価ではなく、アトレや富士フィルムの評価が今いるみんなには付いているということです。

 

 

知名度がある占い師だからといって、まともに鑑定できる人は少ないし、リピーターが取れない人も多いということを伝えた人もいますが、こうしたおかしなところがこの業界には多々あります。

 

私はちゃんとした占いを提供したい。

それはお客様の問題解決がきちんとできて、時にはいじめで悩む人を救い、自殺を防止することができる。

これを店でやっていきたいのです。

 

だから、店の占い師に関しては、人間性を重視し、おかしな人を極力入らないようにするし、誤って受け入れれば後々やめてもらいます。おかしな人は必ずトラブルを起こしますから、そこで自然と離れていきます。

 

これから店や拠点が増える関係で新たに多くの占い師を採用することになります。

23年度だけでも、100拠点展開のオファーを受けようとしていますから、これからそれに向けて採用数を徐々に増やしていきます。

 

他店から来る占い師においては、おそらく最初に自分は人気があると勘違いをする人も出てくるでしょう。

コロナ禍で、1週間だれも客が来ない占い店舗も増えているからです。

 

また、そんな勘違い占い師でなくても、まじめな人なら、リピートがいない、コメントがもらえないなどに悩みを抱えると思います。

 

そうした際に、各々がアドバイスをしてくれると助かります。

 

プロの世界は、一流に触れることで学びを得ることがあります。

私自身も、以前は納得のいく鑑定とは程遠いものでしたが、毎回満席になる一流の占い師を間近で見て、自分に足りないものを気づき、修正したことで今があります。

 

今現存する大御所と呼ばれる人たちの中では、一流といえる人はほぼいないと私は感じます。

結構厳しい見方を私はしていますが、それは過去に一流だと思った占い師はみな一流の企業と取引をしていて、たとえば私の師匠は今はなき興銀(文字これであってるか不明?)や誰でも知ってる著名企業とビジネスをしていました。

 

でも、それは今の占い師にはない。

 

先に触れたように駅ビルや巨大企業と取引のあるうちの占い師の方が上です。

 

自分の師匠が一流でない。それは自分が実際に占いをやっていけば気づきます。

お客様に通用しない占い。それをいつまでやってても意味がありませんし、どれだけ早く気づいて、それをどう修正していくかが大事なのです。

 

これからマリーシェル占い館に入る占い師には、あらかじめ伝えますけども、ダメな占いはダメだとはっきり言います。

東洋でも西洋でも、観方が間違っていれば、それを指摘しますし、カードが出ていない占い師には出ていないことを伝えます。

 

そこで自分は合ってる、間違っていないと思ってもらっても構いませんが、お客様の前で恥をかいてみじめな思いをしないようにと思うからこそ、私はそこをはっきり言うのです。

 

以前に、カードが出ていない、上げ鑑定でごまかしてはダメだと伝えた占い師もいます。

その占い師はなぜダメなんですか?と言ってきたのを今でも覚えていますが、先に書いたようにうちは問題解決の占いであって、ごまかしの占いを提供するつもりはないのです。

 

最近うちの店では急激に力をつけた占い師がいますが、課題が何かを分かれば、うちには一流占い師やスキルの高い占い師がいることで、それらの人の鑑定を間近で目にすることによって、自分なりの解決策を見いだせたり、日々の鑑定の際にわからないことをひとつひとつ潰していけば、気づいた時には力をつけることができる環境があります。

 

占いのやり方を押し付けるということはありません。こういうバカなことを思う人は今はうちにはいないのですが、足りない要素を伝えるだけで、やり方は自分で考えて、自分に合うものを見出さなければダメです。なぜなら個々でキャラが違うわけで、自分ではないキャラのまねごとをしてもうまくいくわけがないのです。

 

東京近郊だけで100拠点。しかもほぼすべて駅の近くになると、安全や信頼性を求めるお客様は全部うちに流れるでしょう。占い師も二極化が進みます。ちゃんと占いをやっていきたい人と、そうでない人とに。マリーシェルにとっては、100拠点はあくまで通過地点であって、もっと大きな夢があります。拠点が増えても、今までとやることには変わりがなく、入ってきた人をきちんと育てて、より大きな夢に近づくことができるように全員野球でやっていくつもりです。

 

占いのお客さまは不思議なもので、自分の身の丈にあったお客が集まりやすい特徴があります。つまり、ベテランの域でないからやっていけないということはなく、コツコツ努力すれば、自然と力が付きます。

 

顧客がその人の価値を決めるといっても過言ではなく、同じようなタイプのお客様が集まる占い師は、まだ何か欠けているものがあって、レベルアップするたびに顧客のタイプがどんどん増えます。つまりは、自分が一流に近づけば、そういった人も徐々に集まってくることになります。

 

前々から言ってますが、不正企業と反社とは付き合うつもりはありませんし、そういった会社と知らずにサービスにいる方も無理です。(カルト教団は私から言わせれば反社です)

それらの系統の方々は、まともな鑑定ができるとは思えないし、変な人を入れると、変な客が増えるので嫌なのです。

 

まじめに占いをやっていきたいという人は、スキルがまだまだと感じるものであっても、将来性を見越して採用しますのでぜひご応募ください。