占い師のTOPと自分とでは何が違うのか?まじめに占いをやっている人はこう考えることがあると思います。

 

どうすればTOPに近づくことができるのか?そこを考えていくにつれ、占い師の98%は間違った答えを見つけます。

占い業界のピラミッド構造に変化が生まれないのは、この98%の占い師に支えられているからともいえますね。

 

マリーシェルの占い師が短期的にメキメキと実力を上げ、着実にその差を埋めることができるのは、98%の間違った答えを即座に全否定してしまうから。ここに尽きると思います。

 

ひとつの例を挙げると。

 

タロット占い師が急に算命学をやりだしたり、宿曜占星術をやりだしたり、こうしたケースが結構この業界では見られます。

当店の場合は、占術を急に増やしても、それを認めてプロフィール変更などは一切しません。

つまり、増やしたものを使うなと言っています。

 

これなぜか?というと、タロットで観れないことを他で補おうという考えが根本的にはアホな考え方であり、全部中途半端なものを身につけても、結果底辺のヘドロみたいな状況に陥ってしまうのです。

 

ひとつを極めてから、別を増やすは分かります。また、高学歴で頭の良い人が複数の占術を学ぶようなケースも例外です。

でも、占い師の多くはそうではないでしょう。

 

普段、ザクに乗っているパイロットが、ズゴックに乗っても、乗りこなすことはできないし、それよりはザクⅡ、ザクⅢと乗り換えていった方が、より短い期間ではるかに習熟度は上がるはずです。

底辺から抜け出すには、これが一番手っ取り早い。

 

ザクに乗るあなたがそれの扱いに慣れてきたら、何をすべきか?

 

それは敵の性能を知ることで、勝ち筋を見出すことでしょう。

 

つまり、ジム、ガンタンク、ガンキャノンなど、 自分が想定する相手の性能を知り、攻略法を見つける。

 

だから、タロット占い師なら算命学、四柱推命ならタロットというように別の占いを体験し、その鑑定の流れを知ってもらいます。98%の占い師は、こんな機会にそれを身につけようという発想になってしまうんですが、そもそもザクはジオン軍であり、ジムやガンタンクには乗る機会がありません。

 

じゃあ、何をするかっていうと、鑑定の流れを通して、自分がタロット占い師なら、別の占いの流れで活かせる要素がなんかないかとか、逆にこうすればもっとわかりやすいのにという流れを考える。

ザクがジムとの闘いの中で、自分の性能の良さや弱点に気づくようなもの。

 

いちいちガンダムに置き換えて逆にわかりにくくしてますが・・・。

 

 

こうした感じで修正するという作業を普段から身に着けるようになると、自分の鑑定の厚みや深みが出てくることに気づくようになると思います。

 

たとえば自分が四柱推命の占いをやっていて、この星が出ている時期には、必ずカードではこのカードが出るといったことにも気づきますし、別の占術を自然と頭の中で置き換えてなんとなくわかるレベルになっている。こういう状態になってから、別の占術を学んだ方が効果的なのです。

 

すると、算命学の中で、一部だけタロットで観るみたいな時にも、算命学の結果にも矛盾しないような形で使いこなせるようになります。

 

ガンダムで例えると、ザクの機体に頭だけガンダムを付け替えたような状態でしょうか。ザクでは見えなかったものを検知したりすることができるけども、まだまだ本家ガンダムほどではない。でも、結果を出せば、なんでもいいわけですから。

 

こうした底辺からの脱却に関しては、本来、占いの店にいる占い師の方がやりやすいです。周囲に別の占い師がいるわけですから。けれども、これ底辺同士がやっても無意味であり、そこを抜け出している占い師でトレーニングしないと意味がない。TOPでなくても、底辺じゃない占い師は一定数いると思いますが、TOPになり切れない占い師の問題としては、98%に陥れる行為を自然とやってしまうこと。具体的には、私がこの占いを教えようかと、覚えるべきタイミングではない時にそうしたことをやってしまいます。彼らがTOPになれないのはまさにそこに問題が現れているというか、レベルを把握できていないという点。底辺と比較し、自分が優越感に浸っており向上心に欠ける点が問題です。

 

それとこの手法は電話占いにせよ、チャット占いにせよ、ZOOMなどの遠隔占いにせよ、そういったものには向かず、リアルな対面鑑定の場がもっとも向きます。それらで代用が効きそうでいて、実際にはそこで差が出てしまうのです。

 

ガンダムを操作してるアムロの姿をまじかで目にするのと、動画でみるのとではやっぱり違って、臨場感やその場の空気を感じられない点が影響しているのかもしれない。

 

 

 

たまに占い師がうちに占いに来て、後からうちで働きたいというケースがありますが、鑑定したから面談を通すとかはないです。また縁故とかやっても、使い物にならない人を見てるから、そういう無駄になることをやる気がありません。

 

面談と実技で、人間性とやる気をみて判断します。

各占師にリピーターが付いてきている状況で、新たに採用した占い師はゼロからになるわけで、ゼロから頑張ろうという考えがない人は、この状況に耐えることができないと思います。

 

努力の仕方と方向性は教えるけども、実際にそれをやれるかは自分次第で、そもそも底辺を甘んじている人には無理じゃないかという気がします。