しぶちかの父と呼ばれる自称占い師が逮捕されました。

 

ココナラやスピフェスで活動する占い師のようで、

霊視占い、ヒーリングとかプロフィールには記載されてますが、このプロフィールの書き方の特徴だけでみると、完全なインチキでしょう。

 

占いサービスでは、占い師の審査をきちんとするべきだと昔から何度も言ってますが、ココナラは誰でも登録でき、インチキ占い師の宝庫ですし、スピフェスなどのイベントはお金を出せばだれでも出れるもの。

 

こうしたサービスやイベントが運営自体を見直ししない限りは、今回のようなクズがまた事件を起こし、そのたびに占い業界が白目で見られることでしょう。

 

最近の占い系の書籍は、まともな占い師が関わっていないと以前書きましたが、今回のクズも宝島社の別冊宝島スペシャルに同じ名前が挙がります。おそらくこの人ではないかと思いますが、出版社も記事に予算を割かないため、まともな人に依頼するケースが減少しており、こうしたキワモノに依頼があることがそこからもわかります。

 

そもそも"しぶちかの父"とはあくまで自称であって、この人占い界隈ではほぼ無名です。

 

 

占い師に資格がない以上は、本来サービス側がきちんと審査を入れないと、今回のクズのように雑誌やメディア出演もあるとか、イベントにもよく呼ばれるとか、見せかけだけの実績を演出し、さも人気な占い師のように振る舞い、それを誤解したユーザーが被害に遭う構図が今後も続くでしょう。

 

ココナラの本人のプロフィールには

”著作 別冊宝島スペシャル 伝染する都市伝説 「見えてしまう不幸」宝島社”

という記載があります。

 

でも、この本を調べると、いろんな都市伝説の一部分を書いているだけというもの。

この程度で、自分は本も書いてるとか、こうしたクズは宣伝文句を並べるんです。

 

 

占いサービスでは、ちゃんと審査を行うべきで、問題のある占い師は排除すべきで、プラットフォーム側には責任があると思います。また雑誌やメディアも占い枠を広告化しおかし占い師を著名占い師のように扱うのはやめるべきで、予算のない雑誌では占いをかじったライターに適当な記事書かせますが、そうした部分も改善すべきでしょう。