開運をすがる人。

 

FBやSNSでは、開運セッションなるものに手を上げる人が良く見られる。

無料モニターとかに ✋ な感じでアイコンがあがる。

 

 

なんか、これみて、ふと頭によぎったのは・・・

 

こんな絵

 

 

 

そう、蜘蛛の糸・・・。

 

自分に垂らされた糸じゃないのに、群がる✋

 

この世界が広がるのは、地獄。

 

そこは、開運とは真逆の位置にある場所。

 

太宰の蜘蛛の糸では、その糸は ぷつん と切れる。

 

WEBに広がる開運セッションなるもので、開運につながる人はいたのだろうか?

 

太宰の世界の蜘蛛の糸では、神様か仏様なのか忘れたけども、たしかそうした存在が垂らした糸だったと思う。

 

でも、開運セッションは、あくまで人が行うもの。

 

その人がどんな人って詳細に調査せずに、その人が書いたことをすべて鵜呑みにして ✋ を挙げる。

 

これってどんなに恐ろしいことだろうと考えてしまうのは私だけ?

 

開運法があるのなら、その逆もあるよね。天使や神様とつながるとかって、それほんとに天使や神様と見分け付かない可能性もあるんじゃない?たとえば、繋がったのが悪魔だったとか・・・。

詐欺師に騙される人は、その詐欺師を最初から詐欺師ではなくいい人だと思って信用した結果、騙されるってことが起こる。

つまり、神様や天使に偽る邪悪な存在だったなら、開運法って取り入れたら、真逆だったなんてことになるわけじゃないの?

さらに狡猾な存在なら、最初は開運したように見せかけ、多くの人を集めて一気に落とす、こうした手口を使うと思う。

 

こう考えると、検証が必要だよね。検証などが一切そこには見られないから、さっきの絵が浮かぶ。

 

開運にすがる人。すがりたい気持ちがわからないわけでもない。

✋を挙げるというのは、今が地獄のような場所で、そうでなければ✋を挙げることはない。

 

でも、なぜ今そんな場所にいるのか?その根本的な原因をわかっていないと、仮にいったん蜘蛛の糸によって、引き上げられた後に、また落っこちるなんてことになると思うよ。

 

占い師の多くは、よく開運って言葉を多用するけども、その言葉を多用する人ほど、実際に成功しているようには映らない。

実は成功してるのかもしれないけども、仕事がうまくいかず家でできる仕事を探して占い師になったとか、離婚して稼がなきゃいけないからダブルワークで占いとか、本人の状況だけ見ると・・・。

 

 

こんな絵だよね。あくまで私の感覚。

 

どうしてこの状態なのに、「開運できるのか?」って疑問が浮かぶんだ。

過去にそうした成功体験があるのなら別だけども・・・。

 

うちの場合、こうした風に考えてしまう面が根底にあるからかもしれないけども、より現実的な目線で”問題解決”をテーマにした占いを提供しようと思っている。

 

今をどう切り抜けるか?今目の前の問題解決が中心で、それらは過去自分がやってきたことだから、ちゃんと実績がある。

でも、それはあくまでうちのものであって、自分や自分たちだからできたもの、取れた行動。

 

お客様の問題解決は、自分に当てはめて考えたらダメで、お客様に合わせてやれるもの、取れる行動を判断していかないといけない。

 

だから、問題解決型の占いを提供する場合は、お客様との意思疎通がきちんととれないと無理だし、お互いの信頼関係が構築されないとうまい具合に進まない。お客様と占い師の二人三脚で進めていくようなもので、そもそも他の人と一緒に物事をうまく進められない人は無理だと思う。

 

実際の鑑定イメージでは、

前、右、左、後に進める状況で、占い結果では『右に進め』と出る。

でも、お客様が前と後にしか進めない人だったら、右には行けないわけで、『右に進め』なんて言っても的外れになる。

この場合、どちらにも進まない選択はタイミングを逸するわけで、なんとしてでも『右に進め』させなければならない。

すると、このお客様の特性を活かして、『右を向きながら前に進めさせる』案がA案、『取り合えず前に進めさせつつ、この問題と別の問題でお客様を動かす』案がB案などが出る。

 

A案は、右を向いているだけで、実際には前に進むんだけども、目の前に障害物があれば、右を向いているわけだから、右にずれる。結果、右斜めには進むため、完全には右ではないものの、右に近づくことができるというもの。

 

B案は、同時に別問題を動かすことで、その問題が影響することで、右に徐々に傾き進むようになるというもの。

 

こんな風に、いくつかの案を出し、より確度が高い案を採用して進めていく。

悩みの多くは、一度の対策でどうこうなるものではなく、こうした積み重ねで解決していくことになる。

 

また、時には、何も打つ手がないという場合も実際にはある。

こうした場合は、自分で流れを作れないわけだから、一見無意味でその問題とは関係ないことを実行し、周囲にノイズを生み、チャンスが生まれるのを待つということもある。

 

その問題だけ見るのではなく、全体を見渡すことのできる占い師は、相互の影響範囲を捉えることができ、チャンスを作る効果的なノイズを見つけ出すことができる。

 

実際の例でいうと

コロナ禍に、休業要請による店のストップを受け、すぐに保証金の申請を出したが、都のサイトの案内ミスですぐに処理されないという事態が陥った。申請初日に手続き出したのに、それよりも後に出した企業が先に処理されていることに気づき、問い合わせた。休業期間でも、賃料は発生し、このままだと保証金の入金が半年先になる。窓口をたらい回しされ、運営窓口から都につながったのに、そこでも担当者が誤った情報を伝えてくる。そもそもマニュアル自体に間違いがあることに気づき、それを指摘する。しかし、審査が早まることはない。そこから順番に処理するという、これで半年待ち確定コースだ。ちなみにサイトはひっそりと修正され、何事もなかったかのように運用されている。

 

 

こうした状況下で、どうにかやりようがないかを占うと、普通のやり方ではない、奇策でやりようはあるという。しかし、窓口に何度掛け合っても、順番に処理するだけ。初日に出したのに後回しは変わることがない。

 

振込なんてものは、やろうと思えば、即日できるもの。

やらないというのは、それはルール通りの流れに従っているだけで、そもそも先方の怠慢だ。

 

占い上では、辰の事象を探れと出て、情報というワードが並ぶ。

 

私自身が普段目にする辰の事象とは何か?

店の生き帰りに見る、漫画アプリ・・・。

 

たまたま見かけたのが、漫画アプリに蟹工船が掲載されていた。

なぜ?蟹工船?

不思議に思って、読んでみる。

読んでいるうちに、そういえば、蟹工船=共産党というつながりを見つける。

共産党員でもなければ、蟹工船を昔読んだわけでもない。

 

ここでもしやこれがノイズを生むものになるのかと思い、帰宅後に占ってみると、たしかに反応する。

確実に何かが動く出方ではなく、あくまでノイズのような反応。けれども、ここで入金に関するものを占うと、結果の確度が上がっている。

 

ここでこれを目にしたということは・・・と思い、Twitterを開く。

 

Twitterでは、たまに政治家のツイートが流れているのを目にしたが、別に応援する党があるわけではない。

むしろ、少し前にさいたまの議員にブロックされていたりもした。

理由は、一度も選挙で勝ったことがないのに政治家やってるのは?といった内容を書いた結果、それが図星で刺さり怒ったようだ。

 

東京都の政治家を検索すると、いろんな党の人を見つけた。

共産党が本命だけども、それ以外にも今回の東京都の対応がおかしい旨を書いたDMを送ってみた。

ここでも占ってみるが、なぜか共産党は強い反応が出る。他はすべて否定される結果。でも、どうせ送るならとコピペテキストを送る。

 

自民も民主もその他もまるで無視・・・。まあ、東京都民じゃないからね。でも、都で税を納めてるんだけどね。

 

すると、共産党の都議が詳しい話を聞くという返事をくれ、

これまでの経緯を時系列に並べて送った。

 

3日後には、その都議から話が回った共産党の都議団が動いた。

東京都の申請窓口から連絡が来る。

 

あれだけできないだのなんだの言ってたくせに、すぐに対応するという話。

1週間後には振り込まれることになる。

 

かなり奇策だ。普通のやり方ではないし、真っ当な手続きではないとは思う。

でも、もともとの流れのまま従っていたら、うちの店はなくなっている可能性もあった。

そもそも休業要請にこちらは従うしかない。これは商業施設が閉まれば、他の路面店と異なりうちの店は閉めざるを得ないし、まるで拒否することができない理不尽な状況だから。

 

こうしたことは、問題解決型の占いだからこそやれるもので、開運法ではダメだろう。

開運したから、入金がスムーズになるなんてことはない。順番が決まっているのなら、そのまま処理されるのだから。

申し込みスキームに間違いがある状態では、普通に申し込んでも、うちのようにそれが処理に回ることはない。

 

他人任せではなく、自分で変えていく、これが大事だと思うし、自分で運命を切り開くってのは、こういう感じだと思う。

 

 

ちなみに私がブログで記事を書く。これもノイズを生むための作業のひとつ。

過去、私が名前を挙げたところは、昨年から今年にかけて、次々とTVをにぎわせている。

以前はスタッフが内容を確認したのちに出していたが、今は自分で占ったうえで出すかどうかを判断している。

 

書く内容、方向性などがそれでよいかを占ったうえで、記事を書きだしている。

 

書いた記事自体が、どういうノイズを生むのか、そこまでは正直追えていない。

ある記事は、いい占い師をうちに引き込むキッカケになったり、またある記事は新規案件のキッカケにつながる。

 

タイパとコスパを考えれば、これ以上の手段はない。

でも、これは私にとって有効なだけで他の人に同じことがいえるかというとそうではない。

私自身、無駄なことは嫌いなので、無意味な時期には発信は止めたりもしている。

 

 

今回、こうした記事を書いたのは、以下を目にしたから。

 

 

 

最近、カードで占ってみると、悪魔が結構頻繁に出てきていた。

 

スピ系の人は、こうした話を書くと、この記事は主体的に書いたのではなく、書かされたんじゃないっていう人もいるだろう。

 

誰のために書いたのか?

正直、自分でもよくわからないけども、もしかすると・・・。

 

もしかすると・・・。

 

・蜘蛛の糸

 

・ここまでの記事の流れ

 

こうしたところから察すると、ブラック企業関連企業にいる占い師への警告のサインを出しているのかもしれないね。

それが正解なのかどうかは、私は観ないよ。うちには関係ないものだもの。