いのちって桜みたいだね…
そんなことばを放つようになったんだね…輝空の妹
朝から「いくえみ綾さんの潔く柔く」を持ってきた次女。
必死な顔でまだ1巻の内容を教えてくれます。
「このおにいさん死んでしまったの。この人は許さないって…」と必死な顔をして。
なぜその本に手が伸びたか。
最初は我が家のメインの本棚には、漫画はありませんでした。
主人が好きな作家の1人が「山本文緒さん」で、その方が急死なさったのですが、「いくえみ綾さんの漫画」を山本さんは心待ちにしていたと。
「ボクが代わりに読んであげようかな…ってふと思ってね。」といつの間にか、本棚には「いくえみ綾」さんの漫画が連なっていました。
その話を知る、次女が珍しく今朝自分から手を伸ばしたのが「潔く柔く」
ページを開くなり驚き、様々な沈殿していた思いが表面化したのでしょうか。
昼過ぎに突然、
「輝空の話教えて
おにいちゃんは強い風邪でだめだったの?」
と急にマック🌟を頬張りながら聞いてきた妹。
私は手を止め、あの日のことを順番に一つ一つ話しました。
すると…「もう言わなくていいよ。」と言いながら紙コップを口元へ。
まだ小さな顔半分を紙コップの縁が隠します…
チラッと見える口元と、エクボが揺れ始め…その下でなんと涙を流していました。。
まだ輝空の話を聴きたげな顔をした妹にママは続けました。
「解剖は今でもしなくてよかったと思ってるの。
だから不確かなこともあるかも知れないけど…」と。
すると次女は、「おにいちゃんの写真に、何かがいつも写ってた。」と。
「きちんとお迎えに来てくれたはずだから大丈夫だよ。」と話し出すのです。
随分前から見えていたけど、うまく伝えることが出来なかったと。
「お兄ちゃんが、自分の人生にきちんと戻れていたらいいなぁ…」としみじみ。
「体はないけど、お兄ちゃんの人生に戻れるのかな?」と聞くと
「魂で自分の人生に戻れたら続きがあるの。でも戻らなければまた新しくなるよ」と。
戻れているよねのん、ありがとう。
そして「天使に輝空はなりたかったかな?天国は優しさがいっぱいあるんだよね。厳しいけど。」
そんな話を沢山してくれました。
妹の目の縁は真っ赤に…
「この前輝空に似た子見かけたんだぁ小さくて可愛い輝空にそっくりだった」
このセリフは、お姉ちゃんと全く同じ
いつも心で、輝空を探し続けていました…。
「大人になった輝空の顔みたいなぁ」とポテト🍟を食べながら話した後…
何かと繋がりながらの会話だったのでしょうか。
珍しくパタリと寝息を立て始めました
きっと夢で輝空と逢えてるかな?
久しぶりに沢山輝空のお話を次女と出来て、とても嬉しいです🌟
そして…先週から次女が、輝空の恐竜🦖🦕で遊んでくれていますありがとう。
いつまでも、3人一緒にね⭐️