昔書いた記事の転載です。



前回、ワイドぞろ目について、できるだけ論理的に矛盾がないように考えました(つもり)が、今回は実例(宝塚記念)を基に考えます。

宝塚記念14頭 馬番9-2-1、枠番6-2-1

前提として、数字としてはぞろ目ではありませんが、馬券構造として逆枠同枠の1,2枠が同枠と考えています。

このレースは馬番9-2で平行ぞろ目にもなっています。

このレースでは(私の分析では)1,3着枠が空洞化したと考えています。(その理由については後日、前期G1回顧の日記で書きます。)

1着枠が空洞化したから、春天皇賞2着枠馬同士によるぞろ目決着だったと。

で、3着枠の空洞化だから2着枠同枠馬の3着。

前回の日記で
仮説2:同枠馬が連続着順の場合、上の着順を空洞化している。
例:
2,3着馬が同枠の場合、
「1つ下の着順枠(この場合3着枠)でのぞろ目」=2着枠の空洞化

となる。(1,2枠だから断定はできないが、宝塚でのメイショウサムソンは空洞化(3着枠扱い)されたことになる。これがありえるのか?)

と書きましたが、これが間違いだと宝塚の結果から判断できます。

仮説1も違う。
仮説3が一番近い形かと。

改めて、今考えられる仮説を書くと

仮説:下の着順(枠)を空洞化している。

2,3着馬が同枠の場合、1,3着馬が同枠の場合でも、3着枠の空洞化ということになる。

3着枠を空洞化するために、2,3着馬が同枠、1,3着馬が同枠、という2つの決着構造に意味があるのか?
そもそも3着枠の空洞化とは何か?
という疑問はこれから考えていきます。