2023年7月27日(木)は大学病院の日でした。

いつもは開門前に行くのですが、

この日は事前の検査がなかったので、

9:30の皮膚科の受診に合わせて8:55頃に到着。

 

9:00に皮膚科の受付をして、先生の部屋の前に行くと、

どなたも待っている人がいなくて、

番号が掲示される所にも先生の名前が出ていなかったので、

9:00からの予約の人はいなかったのでしょう。

 

とりあえず、9:30まで持参した本を読もうと思ったら、

チャイムが鳴って、私の番号が表示されてビックリしました。

 

前回5月の時に、眠前に飲むビラノアを新たに処方され、

その効果があったからか、

それとも、冷房で体が冷やされれば出にくくなるので、

冷房が入る季節になったからなのか、原因は不明ですが、

「例年に比べると蕁麻疹も落ち着いていました」と報告しました。

 

ただ、日頃の寝不足により、

眠前に飲もうと目の前に薬を置いていても、

突然睡魔に襲われて、飲まずに朝を迎えてしまい、

なんと約2ヶ月の間に飲み忘れが20回もありました。

 

そこで、先生に相談すると、

「この薬は食間ならいつ飲んでもよいですよ」

「眠気はどうですか?」

「比較的少ない薬です」

ということで、眠前に拘らず、

引き続き服用することになりました。

 

皮膚科では、その他、頭皮や足など、

気になる所もついでに診ていただき、

薬を出して下さるので、本当に助かっています。

町の皮膚科はとても混んでいるので、

つい受診を諦め、市販薬に頼ってしまいがちなので・・・。

 

続いて、CTの予約は11:00で、受付は10:30からだったので、

その間、1時間あまりは秘密の場所で本を読んでいました。

涼しくて、あまり患者さんが通らない廊下です。

おかげで、読みたかった本は、

かなり読み進めることができました。

 

10:20になると売店に行き、ランチをゲット。

これくらいの時間になると、お弁当もほぼ揃っています。

私はいつも芝寿しさんの天下様(蓮いなり2個入)を買います。

ちょうどよい量なので・・・。

 

そして、10:30に受付をして、

10:40に造影剤を入れるためのルートを取って針を固定し、

10:50くらいに呼ばれて撮影しました。

造影剤なしで3スキャン、造影剤を入れて2スキャンして終了。

 

その後、お茶をごくごく飲みながら心臓血管外科で待機し、

ほぼ予約どおりの11:30に呼ばれました。

 

まずは血圧手帳を見せて血圧の確認から。

前回6/15の翌日からエンレスト200mgを2錠に増やしましたが、

ようやく薬の効果が現れたようで、

上の血圧は100~110台と落ち着きました。

これで当分の間、様子を見ることになりました。

血圧手帳の記入は継続ということで、

もしかして足らなくなるかも・・・と言うと、2冊も下さいました。

 

続いて、この日のメインのCTの結果を聞きました。

モニターには、1年前・半年前・今回の3つの画像が表示され、

それとは別に今回の検査結果について、

放射線科の先生が書いたコメントも大きく表示してありました。

 

先生も私も、いま一番気になるのは水がどれくらい増えたかです。

漿液(人工血管から滲みだしている水)は、

昨年4月下旬に一度穿刺して抜いていますが、

その後もどんどん増え続けていました。

 

何度も穿刺していると、細菌感染のリスクが高くなり、

万が一人工血管に菌が付着すると命取りになりますから、

今度は他の臓器に悪影響が及ぶまでは、

水がどんどん貯まっても放置するというのが先生の方針でした。

 

そして、今回はどこまで増えたかなあと思っていたら、

なんとコメントには「前回よりもわずかに減少」と書いてあり、

先生も半年前の画像と今回の画像をスクロールしながら、

わかるように見せて下さいました。

 

CTの画像では、同じように見えましたけど、

同じ=増えていないということで、

とてもミラクルな結果となり、先生も嬉しそうでした。

まさか・・・の結果でしたから。

 

人工血管からの滲み出しが止まったかどうかは不明ですが、

滲み出る量よりも体に吸収される量が多かったのは確かです。

 

とても嬉しい結果でしたが、半年後も同様の結果だったら、

思いっきり喜ぼうかと思います。

今はまだ慎重に、とりあえず結果を受け止めたところです。

 

このまま漿液が止まり、貯留していた漿液も吸収され、

ほとんど消滅する日が来るのでしょうか・・・。

 

4月の奈良旅では、病気平癒で有名な寺社、

室生寺、狭井神社(薬水も飲みました)、石上神宮を巡り、

厄除けで有名な安倍文殊院や岡寺でも、

病気平癒などを祈願してきました。

この祈願が成就したのなら、本当に嬉しいことですが・・・。

 

今回のCTでは、大動脈基部の大きさも著変なしでしたし、

2月頃から起こっていた首の激痛に関するような所見もなく、

今も時々ある傷痕や肋骨の痛みについても、

特に炎症は見られないということで一安心でした。

 

次回は、心臓の精密検査を予定しています。