2023年11月21日(火)は代謝内科を受診しました。

 

前回もお話しましたが、3年前は大手術を前に、

HbA1cが6.7と高くなってきたので、

念のための受診でした。

 

3回食事指導を受け、決められたカロリー摂取量を守り、

バランスのよい食事をするように勧められました。

 

今年は5/18の検査ではHbA1cが6.8でしたが、

夏の酷暑で毎日美味しい濃縮ジュースを飲んでいたら、

9/7の検査では、先生も私もビックリの9.5になっていました。

 

7.0以上になると服薬しなければいけないし、

8.0以上になると本来の心臓血管の手術をする前に、

まず入院して糖尿病治療をしなければならないと聞いていました。

 

それなのに、いきなりの9.5には、

自分のことながら本当に驚いてしまいました。

 

ただ、原因はジュースの飲み過ぎだとわかっていたので、

それを止めれば元のレベルには戻ると思い、

次回の受診まで約2ヶ月間、様子を見てきました。

 

そして、11/16の結果は9.1と、わずかしか下がらず、

こうなると専門の先生に頼るしかないということで、

心外科の主治医から紹介メールを送ってもらい、

11/21に3年ぶりに代謝内科を受診することにしました。

 

最初に外来で身長と体重を測定した後、

担当していただくことになった先生の所へ。

 

まず先生とご対面。

年齢が同じくらいの男性の先生でした。

最初に、こういう説明がありました。

 

いま、あなたの膵臓は疲弊している状態です。

人に例えると、たくさん仕事を抱えて疲れ切っている人がいます。

薬を与えることによって、仕事の量は減らすことができますが、

その人は働き続けなければなりません。

いま、必要なのは、その人を休ませることです・・・。

 

「入院できますか?」と聞かれましたが、

その時は、近年にないくらい仕事が忙しかったので、

「無理です」と返事をしました。

 

そしたら、病院には頻繁に通ってもらわなければいけないし、

食事の管理を自分でやらなくてはいけませんよと言われ、

「わかりました」と答えました。

 

そして、私に普段の食生活や好みを聞きつつ、

毎食、どんなものを食べたらよいか、

先生が紙に書いて行かれました。

 

私は一日3食きちんと食べますが、

朝食は家族のおかずもたくさん作るので、

3食の中で一番まともな食事となり、

昼は会社でゼリーやお菓子、

夜は朝のおかずはほとんど残っていないので、

一人だからと冷食でチンする炭水化物が中心でした。

 

後で調べてみると、担当の先生は教授でした。

教授自ら、一つ一つ食べるものを指定していきました。

 

【朝食】

 肉または魚(ウインナーなら3本)

 豆腐小(約150g) 1パック

 納豆 1パック

 卵1個

 オイコスヨーグルト(プロテイン10g) 1個

 

これらが必須で、あとは野菜、ごはんの順となりますが、

上記5品を食べるともう満腹で、

野菜と言っても、せいぜい味噌汁やスープを飲むか、

ウインナーと一緒に炒めた野菜を食べる程度。

ごはんはとても食べる余裕はありません。

 

この日はたくさん食べ過ぎていますが、

だいたいこんな感じの食事になり、満腹です!

 

 

 

【昼】

 プロテインバー2本

 

 

初めてドラッグストアでプロテインバーを買いました。

いろんな種類があって、たくさん試食しましたが、

ようやく今、自分のお気に入りが確定したところです。

上記の写真のものではありません。

 

プロテインもたくさん摂れますが、

これらは結構糖質もあり、甘いので飽きてきます。

 

 

【夜】

 肉または魚 200g

 

 

この量の多さにビックリしました。

今まではこの量を家族2~3人で分けていました。

実際食べてみると、食べられますが、

もう満腹で、せいぜい果物やあっさりしたものを

追加で食べるくらいです。

 

お肉などを食べて、その後、余裕があれば野菜、

そして、ごはんも食べてはいけないことはありませんが、

順番的には最後なので、とても食べられません。

今までは、まず野菜を食べて・・・だったのでビックリでした。

 

赤字のものを必須とした食事をして、

毎食、何を食べたか、上記の写真のように、

必ず写真を撮って残さなければいけませんでした。

 

そして、先生の机の上には血圧計がありましたが、

診察室で測定したのは、両手の握力。

この日は、両手ともに25kgでした。

20kgを切ると、ペットボトルの蓋が

開けられなくなりますよ・・・とのこと。

 

カロリーは気にしなくてよい!

運動も特にやらなくてもよい!(バス通勤しているからかな?)

3年前の食事指導は一切忘れて下さい!

と言われ、驚きの連続でした。

 

薬もジャヌビア錠50gを

朝食後に1錠飲むことになりました。

 

入院する代わりの食事ですから、

できるだけ言われたとおりにしたかったのですが、

終盤に兄が帰省して外食が増えたりして、

完璧に実施することはできませんでした。

 

次回は2週間後に再検査となりました。

もうすでに結果は出ていますが、

次回ご報告いたします。