デューン砂の惑星 パート2 の続き
や、やっぱり長すぎてエラー?
いえいえ、試しに占いブログに全文投稿してみたけどできたんですよ、なぜ???😂
とにかく続きですが
ここから先はネタバレしますので、まだ観ていない方は観てからどうぞ☺️
1を観た時に小説も読み直していたので、わかりやすかったです。
1では、シャラメは好きだけど
「まるでシャラメのアイドル映画か😓」
という雰囲気でしたが、2では、あまりにポールが砂まみれで苦労しているので、アイドル感は吹っ飛んでいました💦
一つ一つフレメンの信頼を勝ち得ていく段階が丁寧に描かれており、観客は彼の苦労に共感しながら、その勝利を祈り、手に汗握るわけです。
それぞれの目的のためにポールを救世主として作り上げていく周囲、冷静にポール個人を見、大きすぎる役割に懸念する恋人チャニ、自分を信じて我が道を選び取るポール。
原作では、この戦いの時にはチャニとの間に赤ちゃんがいるのですが、戦争で命を落としてしまいます。
映画では、息子はいませんでしたし、母が産むはずの妹もお腹の中にいます。
原作では、失地奪回という印象でしたが、映画では他の有力者たちから皇帝に即位する了解が得られず、新たな戦いに向かうポールの姿で終わります。
パート3作るんですか…???😅
いやー、華麗な貴族社会描写とか見栄えが良かった1とは違い、それ以降は灰色の世界ですよ。
物語としても一番盛り上がるのが今回。
この先は、話が難しくなって行くばかりだし、どうでしょう。。。
ファンとしては観たいですが、とにかく画面からは
「よく映画化したね…」
という大変さがめっちゃ伝わってくるので、そんなお金かけて元が取れるのかと心配ですね。
上映前に、かなり評判は良かったのでどうかと思いましたが、原作を読み込んでいるので
「あの世界を映画にしてくれてありがとう」
と素直に思います。
キャストの中では、謎の女性レディ・フェンディングを演じたレア・セドゥが魅力的でした。
サイコパスの敵の後継、フェイドを瞬時に籠絡する魔女ぶりが凄い😅
ポールの正式の妻となるプリンセスイルーランのフローレンス・ピューは初めて観た女優さんですが、一人ヘルシーなルックスで、神秘的なイメージはあまりないものの、中にはこういう人もいてもいいのかなという感じです。
高い知性を持ち、皇帝の父が息子同然のポールの父公爵を売ったと知って瞬時に尊敬を失うも、ベネ・ゲセリットの教母にはまるで逆らえない矛盾が面白い女性です。
ファッションは、他の女性も含め世界観が良かったですね。
出てこなかったというと、一度死んだダンカンは出てこなかったですね。
3があるなら出番があるのかなと思いますが、どうでしょうか。
とにかく、ロングの光景の迫力が映画的で、堪能しました。
またネットフリックスで見られるようになったとしても、これはやはりスクリーンで観たい映画です。
映画の隅々に行き渡る監督の美意識。
また、あの砂を浴びに映画館に行きたいなあ。
そんなことすら思ってしまう、特別な映画。
観ることができて良かったです☺️