2010年7月15日。


前回の細胞診と針生検で確定できなかったため、今度は、局所麻酔をして、乳房を切開し、しこりの一部をとって、組織を調べるってことになりました。


説明・同意書には、 手術名は、乳腺腫瘤試験切除と書かれてありました。



13時からの手術ということで、お昼は早めに食べて、12時15分までには受付を済ませるようにとのことでしたが、さすがにお昼を食べて行き気にもなれず。


受付のあと、まずは血圧検査。普段は120-90あたりの普通の血圧なのに、いきなり169-92とかでびっくり!!


手術室に移動する前に再度計測ってことになって、しばらく待合室のベンチで待機。


時間になって、再び呼ばれ、今度は3分くらい?ベッドに横になったあとに、寝たままでの計測。


今度は138-82(うろ覚え)で、手術室にGO!となりました。


家族控え室前で夫と別れ、手術室へ。ここで外来の看護師さんから手術室の看護師さんへの申し送り。


ロッカーで、手術用の着衣に着替え、いよいよ入室。。


思ったよりも狭い部屋。いつものドクターともう一人ドクターが。。。


ベッドに横たわるように言われるも、ベッドが高くて昇れず、踏み台を持ってきてくれました。


横になったら、心電図とか10分置きに自動計測する血圧計とかをつけられます。


まずはエコーで患部の確認。そして、左乳房いっぱいに消毒液・・・


そこから布をかけられ・・・私からは天井しか見えない状態に。


看護師さんは気忙しく動きながらも、たびだび頭の横のところに立って、声をかけたり手を握ったりしてくれてましたし、ドクターも何度も私から見える位置に顔を見せてくれ、声をかけてださいました。


そして、局所麻酔。チクリと痛むけどこれはまあまだ大丈夫。


「何か感じますか?」って何度も何かを当てて確認され、「ちょっとチクリとします」「何かが当ってるような感覚はあります」って答えてるうちに、「じゃあ始めます。」ってことで開始。


何が怖いって、多分電気メスなんだろうけど、ジリジリジリって音と、何かが焦げるような臭いと、天井の方に向かって上る煙・・・・想像するのも怖い現実が布の向う側で行われてると思うと。。


がんの怖さとはまた違う、怖さと緊張感・・・どうしても両腕両肩背中にも力が入って・・・これは絶対に筋肉痛が出るわぁなんて考えたりもしながら・・・・


途中、いきなりの痛みに「いったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」って叫んでしまい・・・


「じゃあ、麻酔を追加しますね~痛い時は痛いって声出していいですよ!我慢しないで!」と言ってもらい。。。恥ずかしかったけど安心。


でもまたあのいきなりの痛みがくるかと思うと、又更に体に力が入ってしまいました。


でも、切開の時間は20分もなかったような??


ドクターが、いきなり、「ほら、これが取り出したものですよ!」と布の向うから糸で吊ったような患部を見せてくれた時はすっごくびっくりして


「ぎゃああああ!!びっくり~~!!!!」って叫んでしまいました・・・


みんな笑ってましたが。。。。(苦笑)


でも、一瞬だったけど、後で思い出すに、ホルモンみたいだったような・・・。


「じゃあ後は止血と縫合ですから、もう少し頑張ってくださいね。」との声。


止血も焼いてとめる感じなんでしょうか?ジリジリ音がしていました。


この止血に結構時間を掛けてたような・・・。縫合にも時間をかけて・・・


だったので、ちょうど1時間くらいの手術となりました。


縫合が終ったあと、体の消毒液をふき取ってくださってる時に、いきなりわき腹に冷たい感触が走り


「ひやあああああ!!!!」って叫んだら、また爆笑。


緊張感のない患者だと思われただろうか・・・・


ホントは緊張しっぱなしだったんではあるけれど。



きった場所にガーゼを貼ってもらい、今日はシャワーも禁止。明日、傷を見せに来院してくださいとのことで、予約をとってもらって帰りました。


病院を出たとたん、猛烈な空腹感。


夫とご飯を食べに行ったんだけど、術後1時間も立ってないのにね。


血と肉を補充しよう!なんていって、トンカツ食べちゃった。


ホントに悪い病気の人には見えない。食欲湧くのもすごい。



もともとすごく太ってるので、みんなに言ってもきっと信じてもらえないだろうなぁ。。。なんて。