京都府立大学の4年間はアーチェリーをやってました。
これでも体育会の一員です(^^)。
よく「弓道とアーチェリーって何が違うの?」と聞かれますが
全然違います。
弓道は武道の一種ですから
その極意は「戦(いくさ)」にあります。
でもアーチェリーは競技です。
弓で数十メートル先の的を狙い
矢が当たった部分の点数の合計をを競うスポーツです。
私のように未だに”ゲーム”と勘違いしている人間もいますが・・・
アーチェリー競技は
トリノオリンピックの山本先輩の銀メダルでクローズアップされ
広く国民の知るところとなりましたが
たぶんそれまでは「矢ガモ事件」に代表されるように
ボーガンや凶器と言うイメージがあったかも知れません。
オリンピック競技を覚えている方は気付いたはずです。
実際のアーチェリーの道具(弓具)は
弓道のように単純な形ではありません。
金属製のハンドルの上下にカーボンリムが突き出ていて
照準やバランスを取るためのロッドやウエイトが四方八方に伸びています。
これをピンと伸ばした片手で支えるのはかなりしんどいのですが
弦を張って構えると
みごとなバランスでしっくり調和するので不思議です。
いやいや、
今回はそんな話じゃなくて・・・
40歳を過ぎるとほんまにドラマを見なくなりました。
サラリーマンの頃はトレンディードラマを見逃すと
社内での次の日の話題に取り残されてしまうので
必死に見ていたもんでした。
それに結構おもしろかったし。
でも・・・も~ダメです。
最近のテレビドラマは全然おもしろくない。
ついていけない。
そんな中で水谷豊の「相棒」だけは好きで欠かさず見ています。
ところが最近もうひとつ・・・
探偵ガリレオ。
嫁さんが「この小説、おもろいらしいで」って言うから見てみました。
「・・・なるほど・・・。おもろいやん。」
「な~。そやろ~。だから言うたやろ~。」
私的には、柴咲コウが気に入ってるせいもあります。
でも福山雅治がお気に入りの嫁さんに言われる筋合いはありません。
その後、ふらっと立寄った本屋で原作本を見つけました。
つーか文庫本が山積みになってました。
嫁さんの言う通り、読み易い短編集だったので
全く本を読まない私がつい手を出してしまいました。
そして毎晩一話ずつ読んでました。
その中の話のひとつに・・・
「おおっ!」
犯人がアーチェリー経験者の推理小説は初めてだー!
(ここで前振りに結びつくのかよ!)
しかも凶器はアロー(矢)ではなくストリング(弦)なのね!
弓具が3つに分解できることにも触れている。
弦が細い合成繊維の撚り線で出来ていることにも・・・。
♪洋弓の経験者にはちょっとうれしい
♪ああ~あ~ああ小市民~・・・