密かに楽しみにしてました。
もしかしたらM-1以上の大会かも知れません。
つーかこっちの方が断然歴史が古いんです。
審査員してる方達がグランプリ競ってたんですから(^^)
昔は”お笑い”は
「漫才の部」と「落語の部」に分けられてたんですね。
二人芸と一人芸の単純な区別やったんでしょうね。
でも今やお笑いは細分化されてるように思います。
「漫才」と「コント」が分けられました。
「漫才」と「漫談(ピン芸)」が分けられました。
ジェンダーに反して「女性芸人」も分けられてしまいました。
そしてこの大会は
1989年から「落語の部」が無くなり
2012年からは名前も「ABCお笑い新人グランプリ」から
単なる「ABCお笑いグランプリ」に変わって
「最優秀新人賞」とか「審査員特別賞」とかも無くなり
優勝だけになりました。
単純なほど難しい!
だいたいいっつも思うんですけど
漫才とコントって全然分野が違う気がするんですよね。
でも今の漫才はコント寄りって気がするんですよね。
あの”シチュエーション漫才”は違う気がするんですわ私。
センターマイク1本で
「ちょっと聞いてください」から始まる極上のおしゃべり。
この”しゃべくり漫才”こそが漫才やと思ってます。
でも現在のスタイルはみんなマイクから遠いんです。
舞台の端から端まで使うんです。
そりゃ~歴史を紐解けば
「猿楽」や「三河漫才」は太鼓たたいて踊ってますけど
それはマイクのない時代。
かしまし娘だって宮川左近ショーだって
センターマイクだけでやってた時代を見てますから
このスタイルがほんまもんやって思い込んでます。
別にあっちこっち走り回るんやったら
センターマイク要らんやん。
スタート(ゴール)位置の確認だけに立ってるの?
Aブロックは混戦。
イマイチどの組もパッとしない。
「こたけ正義感」が途中一発目の「少年法!」で終わってたら、
後半は同レベルのまた違うオチで1本をまとめてたら、
彼だったと思います。
Bブロックも混戦。
「ダウ90000」は最高に面白かったけど・・・なんか違う。
お笑い芸人とは一線隔する気がします。
そうなったら残り3組で一番パワーがあった組の勝ち。
Cブロックも混戦・・・結局全部混戦(^^;)
それぞれがほんまに面白かったし上手かった。
一番笑ったんは「ヨネダ2000」やし、
一番テクいと思ったんは「ストレッチャーズ」やし、
でもやっぱし舞台はここ、大阪。
で「ダブルヒガシ」なのかな(^^;)
いやもう「令和ロマン」が行ったかなって思ったけど、
決選投票してたら彼らかなって思ったけど、
いやいや別に納得の「ダブルヒガシ」の優勝でした。
ちょーど次男が帰ってきてて
三男も入れてお笑いの話をすると
彼らと私でまったく感覚が違うことがよく解ります。
でも、
今回はこれで正解なのかなって結論でした(^^)
ダブルヒガシおめでとう!