和田誠展のチケットをもらったので行きました。
名前を聞いて作品が思い浮かばないのは失礼な話なんですが
実際に見たら「あーあれも!あーこれも!」と
知ってる絵ーばっかしで
エッシャーと岡本太郎の次に崇拝できそうな方でした。
知らんけど(^^)
小さい頃のの私と同じことしてますやん!
4コマ漫画描いて、先生の似顔絵描いてよろこんでました。
でもセンスのある方は自分の作風を確立されるんです。
私なんかは好きな漫画家に影響されながら
”真似事”で終わる・・・まこれが一般人てやつですな。
もうこの辺は大人なら誰でも解るところです。
陰影に乏しいベタ塗りっぽい世界・・・大好きです!
80歳でも作品を残したはるのが凄い!
”体は枯れても頭は枯れない”
そんな風に私も生きたい。
「挿絵」と言えば真っ先に名前が思いつくのは、真鍋博。
中学生時代に読みまくった星新一の挿絵の全般はこの方・・・
いや、和田誠の表紙も見たことある!
「ボッコちゃん」そーそー!
芸術家はセンスが全て。
もし私が美大に進んだらセンスは芽生えたんでしょうか?
いやいや、感化されやすいミーハーには無理やったと思います。
美術館えきKYOTO。
狭いんですけど展示されてる作品数は凄く多い!
パロディーのセンスも抜群で
たぶん話したらめっちゃ楽しい人やったと想像します。
私と全く同じことしてるのが妙にうれしくって。
いやホンマこの単純な点と線にセンスが極立ってますわ。
チャールズ・M・シュルツの絵に同じ匂いを感じます。
まー凄いわ!
”継続は力なり”とはよく言うけど
ホンマこんだけ続けられるものではないし!合唱!
似顔絵だって自由自在。
たぶん”想いついたら一瞬”の世界。
自分の世界があるから何を描いても作品になる。
うらやましいです(^^)
”自分の字体”まであるところがうらやまし過ぎる!
確立できるところが芸術家であって
その都度不安定なのが一般芸術愛好家との違いかな(^^)
「少ない線」と「ベタ塗り」で広げられる世界。
”MARILYN”もレタリングでなくイラストの一部。
テクニックではない、センスでしかない!
私はこんな絵に魅了される。
挿絵作家になんてなれる訳ない!