不動産賃貸業とその他の飲食店ビジネスを
比較してみました。
まずどちらも前提条件ですが
初期投資に土地と建物で1億を銀行借入と
する事
土地と建物の資産割合は
アパートの場合は
土地3000万円建物7000万円とします。
飲食店の場合は
土地3000万円.建物3500万円内装や
什器備品に
3500万円とします。
金利は年間1.5%
返済期間は20年とします。
毎月の支払いは約48万7千円です。
アパートの場合、家賃収入を年間850万円
としますと支出は固定資産税、管理費、
清掃や備品等、約120万円ぐらいだとすると
年間150万円ぐらいのキャッシュフローに
なります。
ファーストフード型飲食店の場合想定ですが
客単価1000円で200人お客さんが来て
50席が4回転ですからかなり稼働してる
飲食店です。
1日20万円の売り上げが上がったと
しましょう
一般的な飲食店の場合材料原価35%
人件費20%
光熱費13%その他12%ぐらい
かかりますから
1日の利益は4万円ぐらいに設定しますと
月に25日稼働した場合月間利益は
100万円です。
年間の利益は1200万円でこれから銀行返済
固定資産税払うと約500万円残ります。
これを見るとアパートの年間手取りは
150万円
に対し飲食店は500万円なので
飲食店に軍配が上がりそうです。
しかし
この2つのビジネスを5年間続け
売却する場合
アパートは5年経っても同じ1億円で
売却可能です。
飲食店の場合5年後の生存確率は20%と
言われてますから、
利益は開業当初ほど出てない場合が
ほとんどなので、
営業権としては取れないですし、
什器備品は建物価格に含まれてしまう事を
考慮しますと
売却想定は土地3000万円建物2000万円
合わせて5000万円となります。
たった5年で飲食店の場合は資産が
半分ぐらいになります。
結局、出口まで考えると飲食店よりも
アパートのほうが確実にキャッシュが
残っていきます。
ここがアパート経営の堅実なところかなと
思います。
これらのことがあるので、
私は飲食店ではなく
アパート経営をするようにしてきました(^.^)
それでは、今日は、このへんで!