<本日の移動>→→昆明11:00(43.5H)11:30→→下関→→大理17:00(5.5H)
今日も外の景色が美しい~~。
この畑、どうしてこんなきれいなブルーなんだろう????
土と瓦で出来た古い家々も何ともいえない味があるね。
さて、上海から43時間半掛かった列車の旅もようやく終わり
11:00に昆明着。
昆明は特に見所もなさそうだから飛ばすことにして、
そのまま今日中に大理まで行くことにする。
「さて、大理行きのバスはどこだろう、見つかるかなぁ・・・」
と不安に思ったその時、
あっという間に四方八方からバスの客引きが現れて、
わーわーぴーぴー言いながら私を取り囲み
あれよあれよという間におばちゃんに引き摺られ切符を買い、10分後にはもうバスの中に居た。
私のチケットには座席番号5番って書いてある。
5番の席にはちょっと太った柄の悪そうなおじさんが座ってた。
「我五号」(アタシ5番よ)と言うと、
ものすごい早口でべらべらべらべら~っと反論されどいてくれる気配はない
「我是日本人。ティンプートン(わかりません)!」
またまたすごい勢いでべらべらべらべら~~~!!って反論されたけど、
「我五号!!我五号!!!我五号!!!!!」
っておじさんの目の前にチケットを突きつけると、 おじさんはしぶしぶ後ろの席に移っていった。
勝ったもしかしたら
「番号は関係なく座ればいいんだよ。」
って言ってくれてたのかもしれないけど(笑)
だって中国語って怒ってるように聞こえるんだもん
5時間ほどで下関という場所に到着。
ここから大理までは、またバスに乗らないといけないらしい。
乗り場がわからず、昆明から乗ってきたバスのドライバーに聞くと、
私の手を引いて、オシャレな中国人の若い女の子二人のところに連れて行って、
「この子も大理古城に行くから、一緒に連れて行ってやってくれ。」
って頼んでくれた。謝謝!!!
女の子達も快く引き受けてくれて、3人でタクシーをシェアすることになった。
私が泊まりたい宿の近くで降ろしてくれて私がお金を払おうとすると、
「いいのいいの!!私たちのおごりよ!」
と言って笑顔でバイバイしてくれた
謝謝!!!
宿が見つけられず、次々に客引きが声を掛けて来て困ってると、
日本人のおじさんがひょっこり現れて、
安くて良い宿のエリアを教えてくれた。
謝謝!!
その辺りを歩いていると、
頭がモシャモシャですごいいい笑顔のおばちゃんに声を掛けられて部屋を見せてもらった。
超~~~~~~~~きれいなバスルーム+テレビ+机+タオル+石鹸+湯沸かし器+ダブルベッド!!!
この部屋を少しまけてもらって25元(375円)で提供してくれた。
謝謝!!
日本を出てから、船中2泊、ドミ2泊、列車中2泊でずっと落ち着いて寝てないから、
予定していた宿よりは少し高いけど、休養のために今日はここに決めた
熱々のシャワーを浴びて、取りあえずお腹に何か入れることにする。
お米で出来た麺(3元=45円)
街をぶらぶらして、
雲南省名物の牛乳?を固めたお菓子みたいなの(2元=30円)を買っていると、
ものすごい荷物を持った日本人旅行者が通りがかった。
津軽三味線を持って世界一周をしていると言う徹くん、25歳。
宿を探してたから、私が最初に見て「ちょっとここはきつい」
って思った宿を紹介すると、徹くんは全然OKみたいだった。男の子だからね。
徹くんと一緒に、私の宿のおばちゃんがやっている食堂で夕食を食べることにした。
食堂の前には食材がたくさん並んでいたけどメニューはなく、
どうやらお客さんが適当に注文して作ってもらうようだ。
何をどう注文してよいか全くわからなかった私たちは、12元でおまかせで作ってもらうことにした。
じゃがいもを細かく切って油でお好み焼きみたいに焼いたもの。おいしかった!!!
それと豆腐と菜っ葉のスープと白飯をお腹一杯食べて12元。
徹くんはすでに2年旅をしていて、中国で55カ国目らしい。
でももう旅に疲れちゃったって言ってた。
旅を始めたばかりで何もかもが新鮮で楽しくて仕方がない私とは対照的。
私にもそんな日が来るのかな。
今日は旅の神様がついてたな。
困っているとすぐに助けが現れる。
旅の神様ありがとう!!
助けてくれた人たちはもっとありがとう
<本日の出費>
バス(昆明→大理)76元
お菓子 4元
宿 25元
ラーメン 3元
夕食 6元
おやつ 2元
計 116元(=約1740円)