2023.11.21

旅行4日目 No.4

 

 

エルナクラムのKSRTCバスステーションを出ると、客待ちをしているオートリキシャが数台あった。

 

 

「フォートコーチンに行くフェリー乗り場まで、いくら?」

 

 

「ワンハンドレッド上差し

 

 

さっきのバスの車掌さんが、相場は40〜60ルピーって教えてくれたんだよね~指差し

 

 

「いやいや、40でしょ?」

 

 

「いやいや、それはムリだわ。」

 

 

「じゃあ60(約100円)は?」

 

 

「OK!COME!」

 

 

ブ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン。

 

普段はガタガタすごく揺れるのに、すっごく滑らかな走りで乗り心地がいい。

 


「あなたのオートリキシャ、すごく静かでスムーズに走るね。」

 

 

「うん、エレクトリックなんだ。」

 

 

「エレクトリックなの?乗るの初めてだわ。普通のオートリキシャと全然違うね!」

 

 

従来のオートリキシャは、ガソリン、ディーゼル、CNG(圧縮天然ガス)を使用する。

 

 

環境に配慮してエレクトリックオートが増えているのかなと思ったけど、

ガソリンとディーゼルの価格高騰と、従来のオートの方がメンテナンスにお金が掛かることから、

最近は、エレクトリックオートに移行するドライバーが増えているそう。

 

 

大気汚染が酷いことから、デリーの一部の地域では既にディーゼルオートは禁止されていて、

他のいくつかの州でも、ディーゼル/ガソリンを使用するオートの新たな登録が2023年から禁止になっているんだって。

 

 

今後は、CNGかエレクトリックのみが走れるようになって行くみたい。

 

 

隣国バングラデシュでは、私が訪れた2007年の時点で既にCNGを利用したオートリキシャばかり走っていて、

CNGが乗り物そのものの名前になっているくらいだった。

 

インドの大気汚染も改善されるといいね。

 

記念すべき私の初めて乗ったエレクトリックオートリキシャキラキラ

 

ここがフェリー乗り場。

 

エルナクラム地区からフェリーに乗ってフォートコーチン(コチ)を目指す。

23年前に来た時はエルナクラムに宿泊したから、今回は観光名所が集まるフォートコーチンに泊まることにした。

 
まだチケットカウンターは閉まってるけど、もう人が並んでるから私も並んでみよう。

 

これじゃあ見えやしない(笑)

 

前には15~6歳くらいのとっても可愛らしい女の子二人が並んでいた。

 

 

そこへ、おばさんが一人やってきて、女の子の肩をチョンチョン。

お札を無理やり握らせて何やら頼んでいる。

 

 

女の子は困惑しながらも、渋々お札を受け取った。

 

 

しばらくすると、また別のおばさんがやってきて、同じようにお札を無理やり握らせて去って行った。

あ、さては並ぶのが嫌だから代わりに買ってって言ってるんだな?

 

 

しばらくすると、またまた別のおばさんがやってきて、同じようにお札を渡そうとしている。

 

 

女の子は困った顔をして、「もう他の人にも頼まれてるんです。」的なことを説明しているようだったけど、

おばさんは「頼むわよ~」って顔をして、無理やりお札を渡して去って行った。

 

 

「ねぇねぇ、あの人たちにチケットを買うように頼まれたの?」と女の子たちに聞いてみると、

 

「YES・・・」

 

「よくあることなの?」

 

「YES・・・」

 

「え~。信じられないね~凝視

 

 

おばさんたちを見たら、ふてぶてしい顔をしてたわ。

あーやだやだ。こんなおばさんにはなりたくない真顔

 

 

チケットを買って、16:00発のフェリーに乗り込む。

フォートコーチンまでは15分ほど。

 

チケットはたったの6ルピー(約11円)

 

きれいだったキラキラ

 

高級そうなエリアだね

 

私の数席前に座っている若い女の子が、私に気が付いてニコニコしてくれている。

ニコリとし返すと、ねぇねぇねぇ!と近くに座っていた別の女の子を呼んで、その女の子も私を見てニコニコ。

 


可愛い子たちだな〜飛び出すハート

降りるまで、何度もニコニコ、ニコニコし合ってた。

 

 

降りた後、「Where are you from?」と話しかけてくれたから、しばらく話して、記念撮影させてもらった。

彼らのスマホでもいっぱい撮ったよ。

 

 

左から二番目と、右から二番目がニコニコしてくれた姉妹。他はいとこなんだって。

みんな美人さんだったなラブラブ

バイバーイバイバイ

 

宿までは徒歩20分。街を見ながら行きたいから、オートに乗らないで歩こうかな。

 

ゲバラだ。

 

この親子何だか・・・

 

顔色悪いな〜魂

 

呪われそうよ・・・不安

 

向こうからかわいい制服の女の子たちが歩いて来た。


「ハロー!」


「ハロー!あなたたちすっごく可愛いね!写真撮ってもいい?」


と聞くと、


「You are not a kidnapper, are you?」(あなた誘拐犯じゃないですよね?)


だって!泣き笑い



勿論冗談で笑ってたけど、おばさんがいきなり「可愛いわね、写真撮らせてデレデレ」って言ってきたらそりゃ不審だよね。


長い三編みにリボンをしていて可愛いラブラブ

 

公園のイラストも顔が青いね。

 

あー、バックパックを背負った20分って結構遠いな。歳取ったなアセアセ



暑いし喉乾いた〜!Limcaでも飲もう。

去年10年振りに飲んで、味が変わったって思ったけどやっぱり美味しくなってる!

(20ルピー=約36円)

 

あ、ここだー!

Good Karma Inn


レセプションに行くとすぐに、「Are you SONOKO?」って聞いてくれた。
ちゃんと予約を確認して名前まで覚えてくれてて、それだけでいい印象。


部屋はとっても明るくて広くていい!
一泊970ルピー(約1750円)

 

評価を見ると部屋によってはWi-Fiが入りにくいって書いてあったから、
予め「Wi-Fiの入りやすい部屋」をリクエストしておいたら、ちゃんと取っておいてくれたキラキラ


スマホもパソコンも無しで問題なく世界一周してたのに、
今ではすっかりスマホに頼りきりで、Wi-Fiの入り具合を気にするようになってしまったわ。

 

バスルームもとっても清潔キラキラお湯もアツアツなのがジャージャー出て最高!


「カタカリを見に行きたいんだけど」


「うちで予約できるよ!今日の17時からのがあるよ!」


「今もう16時45分だけど」


「途中からでも入れるよ!」


「じゃあ一枚お願いしようかな。アーユルヴェーダもやってみたいんだけど・・・」


「うちでやってるよ!いつ?明日?」


「そうだね」


「何時?」


「夜の7時くらい?」


「オッケー!」


と次々に予定が決まる。


「ここだけで何でも出来ちゃうねぇ。」


「YES!何でも言って!」


楽でいいわ〜グッ

早速カタカリを見にいってきまーすバイバイ

 

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