前回のストレス対応のホルモン話からの続きです!
いろんな角度から考えてみようってことで。今日はストレスに対応する力についてです。
ストレスに感じると、
それが外環境からのストレス要因であっても、
心のストレス要因であっても、
肉体が炎症や損傷を受けていることでのストレス要因であっても
脳にとっては全部 エネルギーを消耗してしまう同じストレスですわ。
もちろん、最後の肉体損傷や炎症に対するストレスの場合は、
肉体自体が壊れていて そこを修復しないとならないストレス反応にくわえて、
その炎症自体に 心が折れてしまうような精神的なストレスもあります。
不安やこの病気で倒れたらどうしようという恐怖など、
こういった心の揺れ動きはもちろんストレスとしては大きい要素
継続的なストレス要因を抱えている場合、
アドレナリン分泌だけでは 到底追いつかないというのは想像がつくでしょうか
何が追いつかないかって、ストレスを受けた時に対処する
糖によるエネルギー量が追いつかないのです。
糖を制限していればなおさらです。
持続的なストレスは、自分の持っているエネルギーがどんどん消耗していってしまうのよ。
ガス欠になったら動けませんよね。
このガス欠の状態がくるタイミングが人によって、本当にそれぞれなのです。
ストレスの閾値(いきち)が高い人がいれば、
ほんの少しの要因でストレスマックスになる人もいる。
見渡してみていかがでしょう?
「自分だったらあんな目にあったら、いやいやストレスになりすぎてぶっ倒れちゃうかも」
「あれくらいのことで、寝込んじゃうほどショックだなんて、影響を受けやす過ぎるでしょ」
ですとか。
さて、では このストレスの耐性の違いは、何で決まるのか?
1。その人の持つエネルギー総量
2。性質的な影響の受けやすさ
このコンビネーションです。
そして、現代で大事なのは、もうひとつ。
3。この5年くらい、どんな食べ物であなたの体が作られてきましたか?
1。は わかりやすいでしょう。いつもと違う緊急の状態に、
よりたくさんのエネルギーを消耗しますから、たくさんあるほど良いですね。
自分の基礎代謝率なんかも調べておくとよいですよ。
一番の目安は、お昼ご飯を食べた後 ものすごく眠くなってしまわないかどうか、
夕方にすっかり何もやる気が起きなくなってしまわないかどうか、
夜に短くてもよいから熟睡できているかどうかです。
2。これは、自分の性質をエレメント別に理解しておくとよいです。
エレメントがわからなければ、目安としては、
誰かの言葉に敏感かどうか、ひきずってしまって寝れないなどが生じないか、
季節の変わり目に気分がムーディにならないか、
または症状が出やすくないか(蕁麻疹やアレルギーなど)、
すぐに自分にダメ出ししたくならないか、など、
環境や人に影響を受けやすい性質であると、ストレスの閾値は当然下がりストレス値が高くなりやすいのです。
まずは、この二つが大きな目安です。 糖の欠乏のしやすさも、これらが指標になります。
3。の質問についてが、ここにプラスして重要です。
前回の投稿でお話ししたように、エネルギーが足りなくなってしまうと
肉体のタンパクの組成臓器 や 中性脂肪を壊して エネルギー原料を調達してしまいますわね。
つまりストレスが大きすぎて 糖不足でエネルギー量が足りなかったら、体を溶かしますが、
溶かされて出てきた原料そのものが、また炎症を起こしたり、
または悪化させたりする原因になって
体内ストレス要因を増やすケースが非常に多いのです。。。
コルチゾールが出てきて、体を原料にする過程を
「プロテオリシス」だとか「リポリシス」と呼びます。
プロテオはタンパク質のプロテイン
リポは油のことだと知っておくと 覚えやすいでしょう。
溶かされ出てきた タンパク組成からのアミノ酸や 中性脂肪からの脂肪酸が
エネルギーの原料になるだけなら良いのだけどね・・・涙
溶かされる(皮膚・コラーゲンや筋肉、それに骨が壊れる)ことも 嬉しくないけれど
エネルギー原料にならずに、酸化して体にとって嬉しくない物質(ゴミ)になることで
炎症は加速します。
まぁ この辺はまた詳しく書きますわね。
ちなみに また話を戻すと、1 のエネルギー総量は
細胞でどれだけミトコンドリアを活性してエネルギーを放出できるのかが大切でしょう?
ミトコンドリアの数という 作る場所が多いことも大事だし
集まるところはとくに 脳、心臓、肝臓、筋肉の細胞です。
これもどうしてこの部位に多いのかは ちょいと考えてみればわかるかな?
生命体にとっては非常に重要な臓器たちだよね。
そして、燃料の材料である 糖とそれに酸素(ここに鉄の問題が浮上してきます)が
正しく届けられているかどうかも重要です。
ね いろいろな角度で眺めないと どこでつまずいているのかが見えてこないでしょう?
全体を眺めていく癖をつけておくと、引っかかっている問題も自然に見えてくるのだよ。
ストレス一つとっても、全ての人にとっての完璧な回答が用意されるわけじゃない ことを
知っていて欲しいなぁと願います。
ここまでだけでも、それぞれの個々の個性や背景(性質や過去の生活習慣ほか人間関係まで)が わからないと
ストレス度でどれだけ痛手を受けているかは見えてこないね。
なんにせよ、ストレスをどれだけストレスと感じず、
実際に受けたストレスをどれだけ解消するかって とても大切なことですね
な な 長い・・・・汗
話したほうが断然早いんだけど 書いておくと 何度も読み返して理解が深まります!と,いうことなので
懲りずに続けますー
Love Vani
今のテーマは 「フリートピック・プライベート編」
The 質問道場 オンラインサロンです。
蜂蜜のスペシャリストになろう
蜂蜜を科学して先人たちの知恵を伝える
成分が表す意味を もっとホリスティックに掘り下げ
一人一人の個性や体質に合わせて、アプローチする 量子アロマセラピーの世界
世界中から集めたハチミツはこちらから
オンタイムにお知らせを逃さない ライン登録はこちら
ドクター崎谷ヒロ先生との ラジオトーク
テーマに沿って 一緒に考えて参ります。
ウェルネス・ラジオWelness Radio
ドクター崎谷ヒロ先生とのコラボ講座っ
新たな ホリスティックビューティーの世界へっ
いよいよ エレメントマトリックスを 電気講義と一緒にして
簡単にしたものを お届けしていますっ
体の不思議は メカニズムをルールで知ることで解決!
波動エネルギーや 周波といったものを理解する講義 20講座
代替医療師Vanillaの ミニオンライン講座
糖の理解 生命体としての 3大栄養素は 今一度 学んでみてほしいです〜!
女性と子供の病気 くすり箱編
その病態が作られる機序と改善への道 自然治療処方箋
『免疫学・基礎』簡単バージョン 15講座
『免疫学・病気編』 15講座
免疫学の基礎からさらに、多くの人の悩む病気の「なぜ?」を
メカニズムからをお届けします
**********
-----------
代替医療師Vanillaのオンラインセミナー
☆おまたせしました!
『健康と美をメカニズムから理解するシリーズ』を4本追加アップ致しました!
●オンラインセミナーメンバーログイン後
上部のホーム|講座を選ぶの中から
『健康と美をメカニズムから理解するシリーズ』を選んでお入りください。
■健康と美をメカニズムから理解するシリーズ
01. エネルギー代謝と糖
02. PUFA 多価飽和脂肪酸
03. 鉄と炎症
04. 女性ホルモンと炎症
単独でも受講できます。
4本セットで視聴されると「セット価格」で提供しています。
□オンラインメンバーの方は こちら
※パスワードを忘れた場合は「パスワードを忘れた方」から送信してください。
□ご登録がまだの方は こちらから
【登録は無料です】
これまでに収録済みのセミナーがオンラインで受講可能になりました。
講義を視聴購入されなければ、支払いなどは発生は致しませんので
ご安心ください。
----------
Pick up 情報は こちら
メルマガ登録は この記事からですっ
セミナー、イベント情報
日本
・ 最新情報
シンガポール
・ 最新情報
オンライン講座
・ Vanillaオンライン講座のためのメンバー登録はこちら
・ 受講メンバーの方はこちらからログイン
その他
・ 代替医療師Vanilla メールマガジンご登録はこちら
・ アメンバー申請について
・ 症状のアドバイスに関するお願い