ヒーリング能力は全ての人が持っている | みことのスピブロ

みことのスピブロ

ホーリーガイド 高天原 未来都(たかあまはらみこと)、通称、みこっちゃんのスピリチュアルブログ。神のお導きで日々いろんな素敵なこと色んなご縁に出会っています。そんなお話を綴って行きますね。

 

昔、私は、ヒーラーになって、沢山の病気に苦しむ人を助けたいと思っていたことがありました。
そして、レイキの伝授を受けに行ったこともありました。

 


でも、本当にヒーリング出来ているのか?なんて、目に見えない世界のことなんて、わからないですよね。

中にはそういうパワーとかが目に見える能力を持ってる特別な人もいますが、私みたいな人には見えません。

 

それで、自信が持てなくて、公開ヒーリング体験会のような場所に参加したことがありました。
その体験会の中で、ヒーリングの説明を聞いた後、ヒーラーさんが皆さんに順番に触れて何か感じるかどうか?体験して頂く時間がありました。その流れの中で、ヒーラーが髪の長い女性に触れた瞬間、その女性がトランス状態になり、女性に憑りついていたらしいものが表面に出て来てしまって、何かわからない言葉を嗤いながら喋りだして、それはまぁ、大変な状況になったことがありました。

 

低級霊に憑りつかれた人の様子なんて、私はイタコ体質の母を見て育ったのだから、見慣れていたので、驚きはしませんでしたが、周囲の参加者は、そんな場面に遭遇することは滅多にないので、会場内大パニックになるのは当然ですし、その時のヒーラーさんは、お祓いや浄霊といった霊能方面は全く専門外で、そういった状況に対応できる人は主催者側にはいなくて、主催者側もパニックになっていました。

 

その時、たまたま、現場の様子を見に来ていたお客様の中に2名程、霊能関係者がいて、真言をお唱えして女性に何やら話しかけたりして、憑りついた霊と話をして、追い出すことが出来たようで、なんとかその場は収まったのですが・・・・

 

ヒーラーになるひとは、やはり、そういう方面の勉強もした方が良いんだな。と、その日はそんな騒動を見て、めちゃくちゃ学ばせてもらったなー。と思いました。

 

あれはもう、7年くらい前の事になるのかなぁ?

 

あの当時、私は、真剣にヒーラーになりたいと思っていたし、私の母が亡くなったあとは、身の回りには優れた霊能者は知り合いにはいなかったので、色々訓え、導いてくれる人が自分に必要だと感じていたところで、こんな人と出会うチャンスは滅多にないと思い、その公開ヒーリング体験会が終わった後、その霊能関係者さんに思い切ってお声をかけさせて頂きました。

 

「あ、あのぅ!わたし、ヒーラーになりたくて、今日、ここに来たんですけど、色々と、教えて頂ける方が周りにいないので、もしよかったら連絡先とか教えて頂けないでしょうか!!」と!

その後、お茶しながら色々、お話を聞かせて頂いて、二人のうちの一人、山本さんという女性のご自宅へ泊りがけでお勉強させて頂きに伺ったこともありました。


その方が私に教えてくれたことの中で、今も一番心に残っている言葉があります。

 

「あのね、ヒーリングの力っていうのは、生まれて来た人がみんな、平等に持っている力なんだよ。」と教えて下さったの。

私は、自分にそんな力はないと思っていたし、全く持って自信がありませんでした。

 

そして、こうも言っていました。

 

「ちょっと、笑ってごらん。」と彼女に言われ、私が、恥ずかし気に笑顔を作ると、「ほら、その笑顔の中に、周りの人を元気にする力があるの。そして、悲しんでいる人に、『元気を出して』って言って慰めてあげる言葉や寄り添う気持ちで接することで、相手が少しでも癒されたら、ヒーリング出来たってことなのよ。ヒーリングってのは何も、特別な力じゃないのよ。」って言うのです。

 

そして、私が持っていたパワーストーンを見て、「これもね、自分自身がパワースポットになれば必要なくなるんだよ」と仰っていました。

 

彼女は、私のパワーストーンのブレスレットを手に取ってくれて、優しく握り「自分がパワースポットになれば、こうやって自分で浄化できるし、自分でパワー入れることもできるのよ。だから、自分の魂を磨くのが一番大切な事なのよ。って教えてくれたのです。

 

彼女から返してもらったパワーストーンは、彼女の手で浄化され、澄んで輝きを取り戻していました。

 

魂を磨くなんて、どうやれば磨かれるのか?何もかも知らないことだらけでしたが、私はそこから少しずつ変わって行ったのでした。

色んな事を経験して、色んな事が分かるようになった今は、自分の中で熱いパワーが生み出されているのがわかる感じで、今はパワーストーンとか、滅多なことでは身に着けなくなりました。人には薦めるのに、もう、私自身にはさほど必要でなくなったのです。

 

そうなれるまでには、私自身も、言霊の研究と言って、瓶に詰めたご飯に、毎日言霊を投げかけて、その腐敗していく様子を半年間チェックしてフェイスブックで公開したりして、言霊って本当にあるんだな。って確信したり、ヴィーガン生活送ってみたり、断食したり、真冬に水浴びしたり、お遍路したり、占いを覚えたり、色々やって少しずつ成長してきましたが、色々と乗り越えた今、なんか、山本さんに、あの時に教えて頂いた事が、とてもシンプルで、私の中で生きている言葉だなーって思うのでした。

 

だからね、周りの人に、明るい笑顔で接すること、困っている人に親切な言葉をかけてあげること。誰にでも出来るこんな些細なことで、周りの人が癒されるなら、私はいつも、そうありたいなと思うのでした。

 

皆さんも、ぜひ、そうやって日頃のお付き合いの中で、周りの人を無償ヒーリングしてあげてください。

 

それは神仏の道具となることと同じ意味を持ちます。

そうするとね、神仏は、自然に、その人に対し、色々と援助してくれるようになって、色んな幸徳を頂くことができます。

 

スピリチュアルの世界・・・・現在はスピリチュアルと言う言葉がすっかり社会に浸透して嬉しい事でもありますが、スピリチュアル産業という言葉も生まれ、“スピリチュアル”が商売の道具になってきている昨今、本来無償の行為こそがとても尊い価値のあるもので、お金に変えられないものなのだと私は信じていて、私も、時々、そうやって、誰かを占ったり、パワーストーンが売れたりしてお金を頂くこともありますが、基本的に、相手からお金を頂かない方向で貢献したいと思っているのですけれど、そんな中、時々、初心に戻るように、この時の事を思い出します。

 

山本さんのこともね、ふと思い出します。

 

お元気にしてるかな?
今年、また、会いに行ってみようかなと思ってます。