私は、神道、仏教が好きですが、仏教って色んな宗派がありますよね。
でも、私は宗派にはこだわりません。
仏教の宗派というよりは、神仏が好き！という気持ちだけで、一つの宗派にこだわっていません。
だってねー。お寺で、お経のことを尋ねても、『そのお経はうちの宗派では読みません』っていうこと言われたりするよね。
おお、宗派にこだわってしまうと、他のお経が読めなかったり、他のお読んだり、話題にだすと、気まずい空気とかながれたりしることもあるなんて、同じお釈迦様の説法なのに、なぜいけないの？と、いやーな気持ちになるんですよね。
私の魂には、法華経の自我偈が深く刻まれていたようで、初めて自我偈を聞いた時に、心臓の中に大宇宙が広がるような、不思議な感覚になり、勝手に涙が溢れ、呼吸が止まりそうな程の嗚咽にむせたことがありました。
あれはいったいなんだったのだろう？
本当に不思議な体験でした。
それ以来、他のお経でも同じような感覚になるようなお経はないか？
もっと色んなお経を聞いてみたい、読んでみたい。と思うようになり、色んなお経を読むのが趣味になってしまいました。
色んなお経を読むと、仏さまのことを語るお経だったり、そのお経の中に登場する仏さまなどにとても親しみを感じたりして、小さな仏像をお仏壇に飾ってしまうこともあるのですが、うちの仏壇はもう、仏さまでぎっしりです。
そして、私自身、自分の魂の成長がある段階で区切りをつけたこの頃・・・・
仏壇のご本尊様を思い切って、守護仏の阿弥陀様に変えてしまいました。
これまで、仏壇の真ん中には大日如来様、不動明王様、弘法大師さまの３体をお祀りしていたのですけれど、このお三方を右側に移動して、ちいさな阿弥陀三尊（阿弥陀如来、勢至菩薩、観音菩薩）の仏像を新たにお迎えしてしまいました。
普通なら、信仰をコロコロと変えるのはおかしいと思われるかもしれませんけれど、色んな経験、体験、学びをして、ようやく、阿弥陀様にたどり着いたといいうような感覚です。
しかし、私的には阿弥陀様にたどり着いた感覚なのですが、救われたい、すがりたいという意味で阿弥陀様をお祀りしたかけではありませんし、大日如来さまも、不動明王様も、空海さんも好きですし、阿弥陀経にこだわらずこれからも色々お経も読むでしょう。
自分の魂の成長によって、何を信仰するかが移り変わって行く、そんなスタイルもあって良いのではないかと思う、今日このごろです。