馴初め編 第14話です。
1~13話はこちら をどうぞ
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たった一人で過ごしたお水の生活
冴えない田舎者の私を最初に認めてくれた人
負けず嫌いも気の強さも
全て分かってくれた人
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上京して最初に住んだ街は横浜で
毎日銀座まで通勤が遠いな~と思いながらも
慣れ親しんだ大好きなこの街を
しばらく離れられずにいました。
横浜駅周辺はキャバクラのスカウトが多くて!!
長年毎日毎日顔を合わせる
スカウトをしているのに
実は副支配人だったという男性と
仲良しになってた私は
ひょんなことから
なんとなくお店を観に行って
なんとなく入店しちゃいましたw
平日は20時~24時まで銀座ホステス
土日は18時~24時まで横浜キャバクラ嬢
という
かなりのハードスケージュールをこなす私・・・
若かった・・・
でも
お偉いさんばかり来店して
ママやお姉さんに囲まれ
かしこまった接客をする銀座と
比較的若い客層で
同年代の女の子達と一緒に
わいわい接客をするキャバクラと
同じ水商売でも違いすぎて
なんか平日のストレスを土日に発散している感じで
楽しかったんだよねヽ(。・∀・)人(・∀・。)ノ
それに彼氏もいなくて土日暇だったし・・・
でもそんなハードながら楽しい生活も
私が銀座近くに引っ越すことになり
横浜まで通えないからということで
半年位で終焉を迎えました。
でもお店を辞めても
副支配人の元木さんからは
ちょくちょく仕事後(真夜中)に
電話がかかってきて
お互い近況を話したりしてました。
10歳年上だったし
いいお兄さん分みたいな。
そんなある日
いつも深夜にくる電話が
日曜日の真昼間にかかってきた時のこと・・・
まじでこう答えました。
元木さん
すんごく遊んでる風だったから
最初は男としては嫌いな部類だったんだけど
お店の女の子も何人かマジ惚れしちゃう位
お仕事ができる人で
それに
なんとなく
これはまじだな
という雰囲気も伝わり
まぁいっかと。
正直
この時の私は
銀座で裏っかわを見すぎていたからか
ほんっと~~~~に恋愛に対して冷めてて
「どうせ男の人は浮気するし」
「運命の人なんていない」
「本気で人を愛するなんて無理」
「だから自分にとってプラスな人の傍にいよう」
と思ってた。
元木さんの実家は九州だから
実家に近くなって母も喜ぶ
結構立派な会社の跡継ぎで仕事もできるから
生活も安泰だ
まぁモテる人だしね
私もまぁ普通に好きだし・・・
結婚しちゃおう
これが本音。
入籍する日も決まり
お互いの両親へのご挨拶の日取りも決まり
あとはお互い
今の生活を送りながら
来年に向けて心の準備をしていこう
そんな時出逢ったのが
こうくんでした。
続く
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