鳥の子育ての季節に入り、どこに巣をつくるか解らない状態。

 

 

 

》どの鳥も共通するのは、環境の中で一番気に入ったところ

ーー手洗い場を選んだ理由は? 

本人たちに聞かないとわからない部分ではあるのですが、環境の中で一番気に入ったところ(例えば安全面、水場エサ場との距離など)を巣にするのは、どの鳥も共通です。 飼育下の鳥に対して人工的な巣の基礎(プラスチックのザルや植木鉢など)を与えることは普通にあるため、手洗い場という人工物に入って巣作りすること自体はさほど違和感は無かったのですが、巣作りの兆候が見られてから、過去に巣を作ってくれた人工的な巣の基礎をエリアに用意したのに完全に無視されたのは、どういうことだったのでしょうか?

(過去の時は巣にはこもったのですが、卵は産みませんでした)

 ーー移動させようとはしたの? 

当初は申し訳ないのですが、どいていただこうといろいろと策を練ったのですが、

当人たちがどうしても立ち退くつもりがなかったため、現在の状況になっています。よほど居心地がよかったのだと思います。

現在も仲良く入っています

ーー来園者たちの反応はどう? 

皆様、ほほえましくご覧になっています。写真を撮る方も多いです。

 ーー現在の、ヘラサギと巣の様子を教えて。 巣材(巣の材料)のわらを運び込む量が増えているので、もっと巣っぽくなると思います。現在も仲良く入っています。

 ーー今後、どうしていく予定? 気のすむまで使っていただく予定です。

子供が生まれたらうれしいですね。

鳥の巣は基本的に「家・ねぐら」ではなく「子育ての場所」になるため一定期間が過ぎたら出ていくと思います。 現在は、産んだ卵を温めつつ、さらにわらなどを運び込んで、多くの人がイメージする“巣”っぽくなっているという。

まだヒナが生まれるかは分からないが、今後も巣の様子を温かく見守ってほしい。

プライムオンライン編集部

 

 

 

 

》「そのうち天井付近の壁に巣作り始めるのではないかなぁ。ドアの真上は 絶対おすすめしないし死守した方がいい。虫がわいてほんとにえらいことになる」

 

》同法の8条では、原則として、鳥獣や鳥類の卵は、捕獲や採取(損傷)してはならないと定められています。違反した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。 ツバメも鳥獣に含まれるので、巣の処分には慎重にならなければいけません。ただし、空っぽの巣と、ツバメやその卵が巣にある場合で、対応は異なることがあります。 

●まずは市町村、ダメなら県に相談してください

》愛媛県では、ツバメの巣を撤去しようとする場合、「巣が空っぽであれば、自分で処分して構いません」(県の自然保護課)。 

巣にツバメや卵がある場合は、県の地方機関「森林林業課」に捕獲・採取の許可権限があるため、そこに相談してほしいといいます。

 

 

これも苦労した思い出が・・。

ちょうど新聞にナントカコッカスのような鳥由来の病原菌の話と、その消毒の仕方とか載っていたので、それを参考にしてみたが・・。

結局は鳩ネットを張ることになったのだったっけ?

 

 

 

ちょっとした工夫だけで、人間用の電柱には巣を作らずに

停電も起こらないようにならないもんかなあ?

コウノトリの郷では、コウノトリ用の巣の塔を建てて

それでうまく行っているようだが、他でもこんなのできないかなあ?

NPOコウノトリ湿地ネット - 高砂市の人工巣塔に2羽のコウノトリ ...

人工巣塔のコウノトリ | 川口法律事務所

 

2017. 04/17. 朝の福田巣塔のコウノトリたち : stork-field 2nd

 

 

丹波新聞

乗っ取ったツバメの巣を再利用するムクドリ=2022年5月1日午前7時6分、兵庫県丹波篠山市内で

 きょうから5月。兵庫県丹波篠山市は新緑の季節を迎え、ツバメの営巣も始まった。ふと建物を見上げると、たくさんのツバメの巣。そこから顔を出したのは、ん?

 ツバメじゃない―。 

全長24センチほどの「ムクドリ」だ。時に数万羽の群れを形成することもあり、

フンや騒音被害などを起こして嫌われる一方、田畑の害虫を食べる益鳥でもある。  

穴を好み、通常は木の洞などに巣を作る。民家の雨戸の戸袋や配管などを使うこともある。この場所では以前からあったツバメの巣を再利用し、体に合うように入口を壊して広げている。「居抜き物件」をリフォームしたようなものだ。

ツバメの巣に居座るムクドリのペア。ちょっと狭くない?=2022年5月1日午前7時11分、兵庫県丹波篠山市内で

 ツバメからすれば乗っ取られた形。

何とか近づこうとすると、ムクドリがけたたましい鳴き声で追い払っていた。  

ツバメに限らず、春はほとんどの生き物が繁殖期。「悪いやつやなぁ」と感じてしまったこのムクドリも、子孫を残すため、必死で生きている。  

【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)

 

>ムクドリは、いわゆる小鳥で人間生活の身近に居る種類の中では

「ジャイアン」的な存在。
気が強い性格のヒヨドリよりも、さらに強い。
当然ながら、彼らの世界にも「強さのピラミッド」はあります。

 

>ムクドリも酷いwけど、カッコウの托卵も酷いと思う。w
托卵;ホトトギス等、他種鳥の巣に卵を産み付けて巣の主に育てさせる←産み逃げ

 

>以前、ムクドリがカラスに襲われて食べられているのを見た。
生きるか死ぬか、人間が立ち入ってはいけない世界だ。

 

でも、そういう野生の厳しい世界で生きているからこそ

守ってくれた人間は親のような頼れる存在で、それを憶えていて、

たまに恩返ししたいような動物もでてくるのでは?

そう思うと、本当に性格がさまざまなのは、動物の世界も変わらないなあと思う。

 

 

動物と付き合うには、それだけの知識が必要。

むやみな餌やりもしにくいし・・。

これなんか、典型的な無知ゆえの失敗。

動物園の職員でも、ここまで何の知識も無くても勝手に働いていられることに驚き。

何の知識も資格も要らないらしい。

調べるつもりがあるなら、ちょっと検索するだけの時代に、

こんなので仕事になってるのか?

 

 

メスのキリン、車で移送中に死ぬ…脚を広げて首を前に伸ばした姿勢でオリ収容

配信

読売新聞オンライン

 神戸市内で飼育されていたメスのキリンが今月中旬、トラックでの移送中に死んだ。オスのいる岩手サファリパーク(岩手県一関市)に、約22時間をかけて運ばれる途中だった。同パークには「動物の長距離移動は人間の身勝手」といった批判も寄せられている。繁殖に欠かせないとして、日本動物園水族館協会は「引っ越し」に理解を求めているが、移送中の死は過去にも起きているという。 

【写真】移送のため、背丈より低いおりに入れられた「ひまわり」

(広瀬航太郎)

 死んだキリンは1歳8か月の「ひまわり」。9歳の「コウタ」との繁殖を目指し、神戸市立王子動物園から同パークに移される予定だった。

 移送を担当した同パークによると、ひまわりは頭までの高さが約3メートルあった。しかし、荷台に積まれた箱形の鉄製おりは、高さ2メートル65。道路交通法施行令で、トラックの車高を含めた高さは最大3メートル80に制限されており、おりを低くせざるを得なかったという。

 ひまわりは脚を広げ、首を前方に伸ばした姿勢で収容された。トラックは12日朝、神戸を出発。飼育員が1~2時間おきに様子を確認するなどした。

キリンの像が来場客を出迎える岩手サファリパーク(一関市で)

 出発から約10時間後、新潟県内のパーキングエリアで、ひまわりは倒れた状態で見つかった。姿勢を変えようとして転び、狭いおりの中で首が折れ曲がったままになったとみられる。死因は呼吸不全と循環器不全と診断された

 同パークには、SNSなどで300件以上の意見が寄せられた。「命を無駄にしないで」。9割は苦言を呈する内容だったという。

     ◎

 上野動物園(東京)の園長を務めた小宮輝之さん(74)は「動物園が動物を交換・移動させるケースは増えている」と指摘する。繁殖のためだという。

 ただ、移送方法に統一基準はない。那須どうぶつ王国(栃木県)の園長で動物の移送に詳しい佐藤哲也さん(65)は「個々の動物の性格などを考慮し、各動物園が独自に移送計画を立てている」と説明する。

 山口県内の動物園では2012年、キリンがおりの中で転倒して死んだ。広島県に移送する準備の最中だったという。佐藤さんは「動物が移送中に死ぬ事例は、全国で2、3年に1件のペースで起きている。神経質な動物もいるため、トラブルを完全に防ぎきれない」と語る。

 日本動物園水族館協会の成島悦雄専務理事は「動物園には種を保存する役割もある。動物の長距離移動はやむを得ない」と強調する。そのうえで、ひまわりの死で批判が高まったことを踏まえ、「動物園の役割を丁寧に説明し、移送の必要性に理解を得る必要がある」と話している。

 

キリンは頭の位置が低くなると、循環不全だったか血栓だったか忘れたけど、

とにかく死亡するリスクが高まる為、池などで頭を下げて水を飲むのも命懸けだと聞いたことがある。 頭を低くして両足を広げた状態で10時間以上もトラックに揺られるなんて、想像しただけでも辛い。 キリンにとっては拷問だったのでは? 

「動物園の役割を丁寧に説明し、移送の必要性に理解を得る必要がある」 って、、、移送の必要性の理解を求める前に、移送に必要な配慮を理解する必要があったのでは? そして最小限ではなく最大限の策を施すべきだったのでは。。 

せめて2時間毎に「様子を見る」ではなく、荷台の中だとしても「身体を伸ばさせてあげる」くらいのことは出来るよう準備してあげるべきだったのでは?

 

また、基礎知識もない高齢者が、その無知のまま、理事だの代表だのを勤めている弊害が。そういう無知のままでも地位と権力が高いと、判断ミスの上で全員が動くことになる。

日本社会の科学知識の低さは、こういう無知な高齢者への遠慮配慮から野放しにされているのでは?デジタル化が遅れに遅れたことも含めて。

いい加減、なんで還暦で隠居する風習だったのか、考えて欲しいもんだ。

時代の変化について行きづらくなってくる自覚があれば、自分で考えるものという

そういう認識の甘さを追求しないことで、ゴタゴタを避けようとしがちな日本だが。

日々知識をアップデートしてるようなら、高齢者でも害はないと思うが。

そういう世代の判断基準は古すぎる。

生体を扱っているのに、輸送は必要で死んだらしょうがないって、

アンタが救急車で運ばれる時にも、同じことを言ってやるよ。

ほんと、こういう老害は・・。

海の知識も経験も無くても、平然と遊覧船ビジネスに邁進してみたり、

キリンを売り物にしてるサファリパークが、キリンの生態を何も知らなかったり。

なんだこの、戦後のどさくさの付け焼刃感は。

そういえば、生娘をシャブ漬けとか発言して、過去の職業を自らさらけ出したような

高齢者も、何かの重役になっていたなあ。

教育も崩壊し、教師もいない、ろくでもない時代もあったらしいが。

そういう教育不十分世代が、社会の重要な位置を占め初めてから、あれこれタガが緩んでないか?という気にもなってきた。

理科の基礎の復習エントリーでも出そうかな?

 

街に出てきたクマ、公園で木登りをして横断歩道を渡る──マナーの良さに警察も感激!

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クーリエ・ジャポン

》「このクマは多くの人が集まっていた公園で、一日を過ごしたがっているようだった」そうだ。 さらに、クマは道を渡るときに横断歩道を歩いていたそうで、

それには警察官も感心した模様。このクマは野生動物保護のための追跡用首輪をつけており、警察官たちに導かれて無事に自然へと戻っていった。

 

これは、アメリカの話だけれど、慣れた町の住人のようなクマ。

奈良の鹿のように、お互いの距離感が醸成されているのかもしれない。

南アには町を歩くペンギン。

東京には排水溝などを利用するタヌキ。

コロナで人間が閉じこもった都市には、動物たちが闊歩していた動画もあれば、

人間が出てこないのはどうしたのかな?と

窓から覗きに来ていた鹿もいた。

そこそこの距離感を保ちながらも、ちょっと注意を向けて興味深く見ているのは、

どんな動物でも同じかもしれない。

 

それぞれの動物たちで、音やら使える手段を使ってコミュニケーションを取っているのを、最近調べる方法ができたので、鳥だけでなく、魚なんかでも、あるいは植物のキノコでも、お互いに解る信号でコミュニケーションを取っていることも

どんどん解ってきている。

 

 

ペットだと、家のなかのルールを憶えてそれを守ってくれることで、共に暮らすことができるようになる。

野良猫にここはこういうルールだから守れと言ったって、それは無理というもの。

今、一緒の空間にいる異生物、動物との距離の作り方を、どうするべきなのか。

野性に学ぶしかないと思ってる。

 

 

 

 

 

 

動物園がアマゾン活用 「ほしい物」をリストで直訴

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産経新聞

動物園が求めるものを動物好きのファンらが寄付する支援策が全国に広がりつつあり、飼育環境の向上に一役買っている。通販サイト「アマゾン」の「ほしい物リスト」を通じて寄付する仕組み。動物園の財政的な支援につながるだけに、専門家は「市民と動物園の絆を強めるきっかけにもなる」としている。

 ■役立つ寄付物品 「立つとあんなに体が大きかったんや」 

4月13日午後、天王寺動物園(大阪市天王寺区)。トラ舎の放し飼いスペース前に集まった来園者から感嘆の声が漏れた。視線の先は、オスのアムールトラ「風(ふう)」(2歳)。幼体ながら体長は2メートルに及ぶ。全身を伸ばし、樹木の柵につるしたエサにかぶりついた。 このエサをつるしていたひもが、ほしい物リスト経由で寄付されたものだ。ひもは「ケーシング」と呼ばれ、ソーセージなどの皮に使われる天然素材で、トラがエサと一緒に食べてしまっても安全だ。 飼育担当の辻本英樹さんは「普通のロープでは誤飲が心配。ちょっとしたことに感じるかもしれないが、安心感は大きく違う」と強調する。 立ち上がってエサに食いつくなど動物の本来の行動を引き出すことは、ストレス軽減になり、動物の健康促進にもつながる。この給餌(きゅうじ)方法は寄付を受けたケーシングを用いることで初めて実現したという。

 ■「想像以上の反響」 支援を依頼する物品一覧として、ほしい物リストはホームページの「総合案内」→「天王寺動物園を応援してください」から確認できる。リストを見て、提供したい人がサイトを通じて購入すれば、園に届く仕組みだ。 導入のきっかけは、園に寄せられる「善意」を生かそうとの発想から。これまでに、食材や物資提供の申し出が寄せられたが、衛生面の懸念があったり、ただちに必要としないものだったりと、提供を断らざるを得ないこともあった。

 昨年9月にスタートし、断続的にこれまでに3度リストを公開。今年3月末までにポリタンクや体重計、ヒーターなど52品目96点(約55万円相当)の寄付があった。告知は初回だけだったが、「1週間程度でリストが空になる。想像以上の反響」(担当者)と受け止める。 

「ふるさと納税」のような返礼品こそないが、所得税の寄付金控除の対象になる。

また、園側が寄付された物品を実際に使用する様子をツイッターで発信するため、「役立ってうれしい」と充実感も大きい。 ただ、園が必要なものや量を精査した上で公開するため、リストに物品が常時載っているわけではない。

 ■動物園の持続を後押し こうした寄付を受けながら園運営を行う仕組みは、欧米では普及している。日本では、大牟田市動物園(福岡県)が先駆けとされ、平成30年12月に始まった。その後も千葉市動物公園や札幌市円山動物園、京都市動物園などが続いた。 昨年4月に全国で初めて地方独立行政法人に移行した天王寺動物園を含め、多くの園には公金が投入されているが、潤沢とはいえないのが実情。新型コロナウイルス禍で入場者数も目減りし、台所事情はどこも苦しい。

 同園の職員によると、暗い獣舎などで獣医が動物の腹部を確認する際、よく見えるように光を当てるが、スマートフォンのライトで代用することもあったという。

「ほしいと思っていても『あれば便利』ぐらいだと買えない」とし、実感を込めて「寄付は本当にありがたい」と話した。 動物園の経営に詳しい帝京科学大の佐渡友(さどとも)陽一講師は、「動物たちの力になりたい市民と、親切心を無駄にしたくない動物園の意図がマッチングした形」とみる。

 その上で「従来は『塊(かたまり)』としての来園者数ばかりがクローズアップされていたが、寄付を受けることは動物園が一人一人と深くつながる機会。将来的な園運営にとってもプラスだ」と語った。(小泉一敏)

 

 

ネコの腎臓病薬、今年中にも治験開始 

開発の東大教授は独立

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産経新聞

教授を務める東大で進めていたネコの腎臓病治療薬の研究に対し、全国から3億円超の寄付が寄せられ話題となった宮崎徹さん(60)が今春、東大を辞めて非営利の一般社団法人「AIM(アイアム)医学研究所」(東京都)を設立、代表に就任した。今年終わりから来年初めにはネコ薬の治験に入り、「5年以内にはヒト薬でも臨床を始めたい」という。日本の最高学府で創薬と実用化を進めるのは、難しいのだろうか。 「東大は大変恵まれた大学で、基礎研究は非常にやりやすい。だが、創薬という結果を早く出すのは難しい、と思ったからです」 独立の理由を宮崎さんはこう話す。研究所には、東大の研究室にいた准教授や研究員ら20人全員がついてきた。寄付金を資本金に、実務面は弁護士や税理士、弁理士などに外部委託。国内の製薬会社と協業に向けた作業を進めている。

 開発中のネコ薬は、宮崎さんが発見し23年前に論文発表した、多くの動物の血液中に共通して存在するタンパク質「AIM」を活用するものだ。AIMは腎臓を詰まらせる死んだ細胞などの「ゴミ」を排除する働きを持つ。 ネコ科の動物はAIMを持ってはいるが、生まれたときからうまく働かない状態になっていると分かり平成25年、ネコ薬開発に着手。宮崎さんは東大医学部を卒業し臨床に携わった後、スイスのバーゼル免疫学研究所などで研究を重ね、平成18年に東大に戻っていた。

だがネコ薬開発を進める中、6年ほど前から独立を考えていたという。 

理由は、国際競争力のある創薬システムが国内では不十分なことだ。米国では創薬に関わる知識や技術、ヒト・資金などを関係各機関が補完するシステムができあがっており、「研究者はレールに乗りさえすれば工業化につなげられ、十分な利益も得られるようになっている」という。 

だが日本で大学教授を務めながら創薬、実用化にこぎ着けるには、さまざまな雑務や規則に縛られる。「高額な寄付を頂き、一刻も早くネコ薬を実用化させたい、と思いました」 AIMはヒトの腎臓病などの治療にも効果が期待できるとの研究結果も出ており、宮崎さんはネコ薬からヒト薬に発展させたい考えだ。来年初めまでにはネコ薬の治験を行い、5年以内にはヒト薬でも治験を始める工程を描いている。

 「日本の研究者の創薬モデルとなれれば。そして、AIM研が世界の若手研究者があこがれるような研究所になるよう成果を上げ、環境を整えていきたい」

 ■ベンチャー、創薬力底上げ 欧米で革新的な治療薬を生み出す原動力となっているのは、アカデミアの研究をもとにした創薬ベンチャーだ。世界でも最高水準レベルを誇る日本の大学の研究成果は、なぜ創薬に結びつきにくいのか。 アカデミアの技術を実用化に結びつけるカギとなるのが、ベンチャーと製薬大手、大学などの研究室、政府が集まり、つながる「創薬エコシステム(生態系)」。

海外には米ボストン、米シリコンバレー、英ロンドンに大規模な集積地があり、日本でも充実が急がれている。 世界で最も成功しているとされる創薬エコシステムは、

米マサチューセッツ州、ボストンにある。創薬ベンチャーが研究所を置き、ファイザーやノバルティス、サノフィ、武田薬品工業といった巨大製薬企業も拠点を構える。

新型コロナウイルス禍でメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンを実用化させた米モデルナもここに拠点を置き、発展してきた。 日本国内でも近年、神戸市の神戸医療産業都市や神奈川県藤沢市の湘南ヘルスイノベーションパークなど、各地で拠点が誕生。経済産業省は令和3年度補正予算で、500億円規模の強化事業をスタートさせており、担当者は「国内の創薬エコシステムの底上げを図るためにも事業活用を進めたい」と話している。

 

 

捕鯨の町として知られる和歌山県太地町で29日、クジラの供養祭が営まれました。 太地町でクジラを供養する寺で行われた「鯨供養祭」には、捕鯨の関係者などおよそ20人が集まりました。 集まった人たちは、古くから生活の糧になってきたクジラの恩恵に感謝し、静かに手を合わせました。 

【太地町 三軒一高町長】 「我々の町は、鯨類に心から感謝をすることが、非常に大事だと思っています」 三軒町長は、「クジラへの感謝とともに、捕鯨の長い歴史と文化を後世に伝えていきたい」と話しました。

関西テレビ

 

キリンパークのサファリだの、遊覧船の社長だのは、

供養の費用すらコスト削減とか言って、惜しみそうだよな。

針だの人形まで供養する日本の伝統からはすっかり外れた人々。

ペットどころか「たまごっち」まで供養された日本なのに。