台湾旅行記⑥言葉の壁と親切な人々 | ストロベリートーク

台湾旅行記⑥言葉の壁と親切な人々

台湾に言って、驚いた事。
それは英語も日本語も通じない場合が多々ある事。

私は台湾語が全くわからないので、かなり戸惑いました。

でもね、台湾の人達はみんなすっっっごく優しくて親切なんです。
困ってたら沢山の人が声をかけてくれるし、こちらが話しかけたらちゃんと聞いてくれる。
全然言葉が通じないのに。

道に迷ったり、地下鉄の切符の買い方がわからなかったり、お寺の参拝のしかたがわからなかったり、公共の場でのマナーがわからなかったり・・・海外で困る事って沢山あるけど(どこの国でも)、台湾の人達がその度にあまりにも親切にしてくれるものだから、最初は正直ちょっと戸惑いました。

だって「旅先で積極的に親切にしてくる人は旅行客を狙う危ない人だから要注意!」ってよく聞くし、経験上、実際それは当たっている事が多いと思うから。

例えば、重い荷物を持ってくれたり、観光名所をガイドしてくれる人は十中八九、勝手に親切を押し売りして代金を請求することが目的だったりする。

だから、霞海城隍廟でキョロキョロしていたら突然イケメン台湾人が話し掛けてきてくれて、参拝のしかたやお寺の説明をしてくれながらガイドしてくれた時、失礼ながら心の中では「この人、出口でガイド料請求してくるんだろうなー。日本人女性をターゲットにしたイケメン詐欺師かな、これは」と毒づきながら、断わる勇気もなくて、半分諦めモードで彼の説明を聞いていました。

でも、彼は何の下心もなく、困ってる観光客を助けてくれただけでした。
ただただ親切なイケメンだったと言うミラクル。

こんな事が本当に数え切れないくらいあって、毎日感動ばっかりしていました。

そして、日本にいる時の自分の不親切さを悔やみました。

日本人のお年寄りに電車で席は譲れる。
でも、道端で地図を広げてる外国人に声をかける事が出来ない。
だって、言葉が通じないから仕方がないでしょ?って平気で素通りしてきたから。

それが悪だとは言わないけど、知らない国の知らない街で困ったときに声をかけてくれるって事は、例え言葉が通じなくても、結果的に問題を解決出来なかったとしても、すごく暖かい気持ちになる事。

次に困ってる人を見たら、それが外国人でも声をかけると思うよ、わたし。