ずわいがに漁の解禁日/漁期　

冬季に盛況を迎えるずわいがにには解禁日/漁期が定められています　法的効力を有しませんが海域環境保全とずわいがに個体の資源保護を目的として　日本海領域内の全漁場で順守されています　

　

本ずわいがにの解禁日は毎年ほぼ同じ11月6日　冬を告げる二十四節季"立冬"に併せた説が有力ですが　漁場が程良く冷え込み　本ずわいがにが好む餌(プランクトン)が増える時期と重なります

本ずわいがにの解禁日より2か月早い9月初めには紅ずわいがに/雌ずわいがに(香箱がに/こっぺがに)漁が解禁され　本ずわいがにに先駆けて卸市場で買い求める事が出来ます

　

本ずわいがにが最も水揚げされる本場日本海は能登半島以北(青森-富山)をB区域　能登半島以西(石川-山口)をA区域と2つに区分けされ　A区域は漁期が2月末まで(3月中旬の漁場も存在します)　B区域は3月末までと漁期が異なります　従って3月を越えてA区域(能登半島以西)の本ずわいがにを買い求めようとしても　漁期を過ぎているため市場に出回っている事はほぼありません　　

 

「本場に行く時間が無いけど　本場のずわいがにを食したい」方々に何時もお伝えするのは　上記の解禁日と漁期を踏まえた上で　出来る限り安く仕入れお値打ち価格でご提供する為のアドバイス

解禁直後の高値期はおすすめしませんが　年を越えて1月中旬~2月末までの時期　海水が冷え込むほど(漁場が雨後なら猶更良し)良質の本ずわいがにをお手頃価格で入手できます

　

ここで記述する"本ずわいがに"は　鮮度の良いタグ付きの蟹を指しています　

水がにや冷凍がには　通年でも買い求める事ができます