幻のミイケ塩湖
九州久留米へ蔵元訪問の折 知人から「久留米行くの なら“ミイケ塩湖”知ってる?」と言われ調べてみた どうやら大牟田市湾岸にある1997年に閉山した三井三池炭鉱跡の塩山という事が判明
三井三池炭鉱 (万田坑-国重要文化財及び史跡 2009年ユネスコ世界文化遺産登録)
2009年 三井鉱山から日本コークス工業株式会社に社名変更 跡地に三池港湾合同庁舎設立
で 肝心の“ミイケ塩湖”はどこ? と探っていくと…
三池港の先端 恐らくここの塩山が特定の条件を満たした時に現れるのが“ミイケ塩湖”だと推測できる
因みに久留米で出会った方々にミイケ塩湖の事を訪ねても 誰一人「何それ?」という応対
正しくは私有地なので公称ではなく マニア達の間で勝手に“ミイケ塩湖”と呼ばれているのだろう
「行った経験がある」方の話によると ミイケ塩湖が見れる特定の条件]というのは[前日の夜に雨天で 翌朝晴れた日の朝方]との事 要は程好く雨で地面が濡れていて それに塩山が日照反射する現象なのか
また 最寄りのJR大牟田駅から現地まで行くには徒歩しか手段が無く 現地に辿りつけても監視員の目が厳しいので 見つかったら即退去なのだそう... 普通に考えたら他人様に私有地に入ったら怒られるよ(笑)
久留米に滞在していた早朝 あわよくばミイケ塩湖を拝みに...と下計画はしていたものの 当日朝は生憎の雨 10時過ぎには止んだものの 帰りの列車時間が差し迫っていてまた次回に というオチでした
ショッピングモールや世界文化遺産もある事だし そちらを見学する“ついで”で行けば見れるかも
再び久留米方面へお邪魔する機会があれば 美しいミイケ塩湖を見に行きたいと思います
勿論 ちゃんとした手段で(笑)