月曜日。
私は久しぶりに朝から学校へ行った。
りさが私の教室にきて
『えりかちゃんがきてるか見に来たのー!』
と抱きついてきた。
嬉しかった。
前みたいに戻れたんだ。
りさは手紙とプリクラをくれた。
りさとかおりとのぞみ。
グループの3人のプリクラだ。
日付を見ると修学旅行の次の日だった。
私は誘われてない、、
でも前から約束してたからかもと前向きに考えた。
りさは私がいじめられてもずっと隣にいてくれた。
信じよう。
違和感やもやもやは全て見て見ぬふりをした。
新しい集合場所の非常階段にも誘われた。
久しぶりにりさのプリクラ帳を見せてもらう。
(昔流行っていました。)
りさはやっぱりさなとも仲良くしているみたいだ。
見ていく内にさなと上級生とのプリクラがあった。
えりか潰す
えりかシ ね
など落書きされたプリクラが貼ってあった。
え?
私にわざと見せてきた?
大体他の子も見るプリクラ帳にこのプリクラを貼る?
このプリクラ帳を見た子達はどう思いながら見るんだろう。
と色んな感情が溢れてきた。
そのプリクラのページを見ている私にりさは
『どうしたの?』
と言った。
わからないの?と思った私は
『なんでもないよ』
と笑顔で答えた。
もう本音は話せなくなっていた。
気のせいだよ。
そうだよね?