私は学校を休むようになっていた。

夜眠れなくて朝起きられないからだ。

今日は昼前に学校に着くといつもの様に保健室に向かった。

『まこちゃんおはよー』
と扉を開けるとあいが立っていた!

『あい久しぶりー』
と駆け寄るとあいは無表情で私を無視した。

『今から帰るんだよ』
まこちゃんがそう言う。

何で無視されるんだろう?

あいの態度が私は本当に意味がわからなかった。


りさと下校したあの日からたまに一緒に帰るようになっていた。

みんなが帰るのを待ってりさと話をして帰る。

今の私には楽しい時間だ。

りさはおもしろいし本当に気が合う。

また仲良くできてよかった、、

りさが相談があると言い出した。

好きな人にもう一人仲良くしている女がいるらしい。

名前を聞くとその相手はあいだと言った。

あいは可愛くて有名で違う学校に友達が多かった。

りさの話はこうだった。

●あいはりさの好きな人をいつもとろうとする
●前も好きな人をとられた
●実は前えりかちゃんを無視した時はあいの言うことを信じてしまった(えりかちゃんがりさの悪口をいっている)

この話を泣きながらされた。

確かにあいは男癖があまりよくなかった。

すごく可愛くてもてるが悪く言えばかなりのぶりっ子で友達の好きな人や彼氏にでも平気でぶりっ子をする。

りさはあいの言うことを最初信じて私を無視したが途中からあいの方がおかしいと気づいてまた私と仲良くしたいと思ったと言っていた。

私は今日あいに無視されていたし何もしてないのに裏でそんな事を言われていてあいが嫌いになった。

 『えりかはりさの味方だよ』
というとりさにあるお願いをされた。

私はりさを失いたくなくていいよと答えた。

話していると学年主任がまた見回りをしていて早く帰りなさいと言った。

そのままりさのお願いを叶えに行くことにした。