ここ一週間、ほんとに暖かい毎日で、なんだか、気が抜けちゃうくらい。


家の中では、長袖のTシャツで平気。

娘なんか、数日前から、夏用のパジャマで寝てるし。

セントラルヒーティングの管からの熱だけで十分。


床はじゅうたんもないけど、スリッパを履かなくても、寒くない。


なんだか平和ボケしてしまいそう。



でも、今日は、阪神大震災から16年目。(日本では日付変わっちゃったけど)


いくつか、それに関するつぶやきも見た。


子供の頃、6年間、尼崎で過ごした私にとっては、ものすごくショックな出来事だった。



地震を嫌って、東京赴任を拒み続けた父が、神戸で被害にあった。


親友は、引越しの翌日だったため、荷物はダンボールの中、損害も免れた。


大好きだった小学校一年生の時の担任に、すこしたって電話したら、電話の向こうで泣いていた。


関西に大地震が来るなんて、夢にも思っていなかったから。



自然災害の少ないここで暮らしていると、そんなことも忘れがち。


フランス人知人には、「なぜ日本人は地震のある土地なのに、日本を離れないのか」なんて、言われる始末。


普通、自分の生まれた土地を離れることは、少ないんだが、、、と思うけど、私が言うと、説得力ない。


自然に恵まれた人にとっては、自然の怖さなんて、理解するのは難しい。


10年前に、ここトゥールーズで起きた、化学工場の大爆発

( http://www.ilyfunet.com/actualites/a-propos/487_apropo.html )


のあと、再建の遅さに、驚いたのは、やっぱり私が日本人だからか。


神戸の立ち上がりの早さは、日本そのもののように見えて、とても誇らしかった。