先週の土曜日、里子に迎えたばかりの4ヶ月の男の子、ボンボン、今朝、息尽きてしまいました。


後になって思えば、すでに病気にかかっていたんだ、、、。


でも、できるだけのことはやってあげたから、悔いはないんだけど、何で、もっと生きてくれなかったのか、何で、助けてあげられなかったのか、、、。


里子に迎えるとき、その場に私がいたわけではないので、ステファンに話を聞くと、


「SPA(保健所のようなところ)のおばさんが、やたら、勧めてたんだよね。

今思うと、あのまま、ボンボンが、そこにいたら、感染して、死ぬのが見えていたのかもしれない、だから、早く、里子に出したかったのかも。」って。


でも、手遅れだったんだね。


もう感染しちゃってたんだ。


調子の悪くなった日曜日、下痢をするのも、環境が変わったせいかな、なんて、思ってたんだけど、それだけじゃなかったんだ。


月曜日、すぐに病院に連れて行って、注射も打ってもらったけど、あまり効果もなし。


だから翌日ももう一度診てもらって、飲み薬ももらってきた。


ゆうすけと一生懸命、飲ませたんだけど、その効果もなし。


ほとんど食べないから、日に日に弱っているのが目に見えて、辛かった。


でも、きっと、元気になる、近いうちにきっとヌガーも見つかって、2匹一緒に飼おう、って思っていたのに、、、。


間に合わなかった。



南仏の風の下で  前日の夜。


アリスのおなかの上で休むボンボン。


苦しいのから開放されたかな?


ごめんね。


たくさん可愛がってあげられなくて。







ボンボンの亡骸をSPAに連れて行くと、「感染が広がって、火曜日から、一切、里子に出すのをストップしている」とのこと。


短い一生を終えてしまった子猫ちゃんは、ボンボンだけじゃなかったんだ。


愛されることだけを待っている、猫や犬たち。ポニーまで、この保健所にはいるんだけど。


悲しい鳴き声がいつも響き渡って、すごく辛いところ。


毎年、夏になると、保護される動物たちの数が、ものすごく増えるんだとか。


ひどい飼い主がいるもんだ。


今日は、ボンボンのことが目に焼きついて、一日辛かった。


ボンボンが逝ってしまったあと、ステファンも仕事に行った。


そのあと、私も現実に戻って、少し気を持ち直して、「あ、夕食の準備しなくっちゃ」なんて、料理始めたんだけど、「何で、私、こんなときに、料理なんてしてんのよ!」と、ますます泣けてきた。


あの子が元気になることだけを願ってたのに。