昨年はコロナ禍で、学校も塾も休校や休塾となり、孤独な日々を過ごしていたと思います。
うちも同じで、最初の数日はお休みで喜んでいましたが、だんだんと寂しくなり、勉強だけの日々に嫌気さしていました
きっと友達に会えないこと、先生の授業が受けられないことなど色々なことが重なって孤独だったんだろうと思います。
その中で行きたい学校の学校見学も中止になり、説明会も無くなり。。。
行きたい学校を目指してがんばることがとてもしんどそうでした
やがて学校も始まり、塾も始まって日常を取り戻したようでしたが、新しい生活習慣に慣れるのも大変そうで・・・
親として何でうちの子のときだけこんなことになるのとぶつけようのない怒りも沸いたりもしました
でもどうしても行きたい学校があって、そこに向かってまっしぐら進む姿は親から見ても立派でした
そして最後の最後まで自分の力を信じて、思いを貫いたこと、素晴らしいことです
中学受験は再挑戦ができません。
もう一度あの学校を受けることはできません。
それだけに必死にがんばったのだと思います。
けれど、第一志望の学校に届かないこともありますよね。
うちもそうです。
置かれた場所で咲けという言葉はこういうときのためにあるのかなと思います。
自分が一番望んでいない学校になったかもしれないし、二番目に行きたい学校だったのかもしれない・・・
でもそこでまたがんばれば道は開けます。
そういう親である私も中学受験を失敗し、高校受験、大学受験と進んで来ました。
だからこそ言えるのは、まだまだ挽回はできるし、まだまだチャンスはあります
確かにたった一度の中学受験ではありますが、これで人生は決まりません。
偏差値の高い中高に行っていても、大学受験を失敗する人はいっぱいいるし、逆に偏差値が低い中高であっても、大学受験が成功することも十分にあります。
また大学は中学受験と違って、どうしても行きたい学校に何度も挑戦することができます。
それでも実は、社会では出身大学の偏差値通りに人として評価してもらえないことが多々ありますけれどね
極端なことを言えば、死ぬ間際に後悔がない幸せな人生だったと思えるかどうかというところまで、人生の勝ち負けは分からないんです、たぶん
今は辛いかもしれないけれど、辛いことを一度真正面から受け止めたら、それ以上向き合わなくていいです。
今は癒しの時間を取るのもいいし、逃げてもいい。
でも心のどこかには次はがんばるぞって気持ちをこっそり忍ばせておいてほしい。
まだ人生の勝ち負けは決まっていないのだから・・・
新しい学校生活を楽しみにしながら、最終コーナーに入った小学校生活を満喫してくださいね