(以前にパパと姉妹の中学受験物語本編で書いた記事をご紹介します)

 

最近、パパの受験勉強の関心・労力の99%が妹ちゃん(早稲アカ5年生)に向いていたため、すっかりサピックスや姉さんのこと忘れていました・・・^^; 

そこで、先日見た夢の話を紹介します。サピックスの先生と電話をしている夢です。夢の中の話とはいえ、なかなか興味深い話だったので・・・。

もちろん、夢の中でのお話なので、若干記憶が曖昧で、皆様からの質問等にはお答えできませんのであしからず。


(ここから夢の中の話です)

サピックスの土特のテキスト(算数)には、Zなるものがあるそうで、某掲示板でもたまにその難しさが話題になっています。姉さんに聞いたところ、Zは娘のクラス(桜蔭・女子学院・・・・コース)では全くやっていないとのこと。そこで、電話して事情を伺ってみました。

※先生はサピックスでも実績あるベテランの算数の先生です。

パパ 
「Zをやっている校舎もあると聞いたんですが、〇〇校はやらないのですか?」

先生
「校舎や担当講師の裁量ですので、やっている所があることは承知してます。ただ私はやらせません。というのも、Zの問題はサピックスの算数の問題では最も難しいものであることは確かなのですが、実はZは10数年前に開成・麻布向けに作ったものがそのまま残っているだけで、今の時代にはあまりマッチしない古臭い問題なんです。だから、私はやらせていません。代わりはいくらでもありますからね」。

パパ
「なるほど、ところでA中学は今後どうなっていくのか教えてくれませんか?」。

先生
「あくまでも私見ですが、A中学は校長先生が有名なため、校長が代わったあとA中学がどうなるか危惧する人も多いですね。しかし、私の印象だと今後も変わらずこのまま伸びていくはずです。まぁ、20年後までは分かりませんが、10年はまず大丈夫でしょう。実は、A中学にはB先生という番頭格の先生がいるのですが、彼がきちっとA中学の行く末を見張っている限りは大丈夫かと。B先生とは飲み仲間で、いろいろ情報交換をしているので、内部事情はそこそこ分かっているつもりです」。

「ちなみに、C中学は、ご両親のご不幸等で経済状況が悪化した生徒に、『学費などは出世払いで良い』として、仮にお金が全然なくても絶対に退学させないんですよ(救済制度がなかったころの話です)。C中学は本当に生徒を大切にしているんです」。

パパ
「ふむふむ、そんな話、絶対に表に出てきませんね。勉強になります」。

先生
「あと、D中学では、E先生という国語の先生が、最近、〇〇と〇〇という本を中1、中2にやけに熱心に読み込ませているらしいですよ。彼は入試作成の担当でもありますし、念のため読んでおいてもいいかもしれませんね」。

パパ
「なるほど、早速入手してみます」。
「それにしても、私立中学との交流はやはりあるんですね」。

先生
「それはその通りです。公立小学校(生徒の送り手)と公立中学校(生徒の受け手)が情報交換しているのと同じなのではないでしょうか。もちろん、けじめはつけていますので、癒着とは違います・・・。学校によっては、偏差値が上がり、人気が出てくると途端に冷たい態度をとるようになるところもありますし、人気が出ても、謙虚なままで、変わらず生徒のことを熱く語る先生が多い学校もありますし、いろいろ分かって面白いですよ」。

先生
「話は変わりますが、サピックスの講師と他の塾の講師の違いって分かりますか?」。

パパ
「いえ、何でしょうか?」。

先生A
「それはですね、我々は毎年毎年、数十人以上のトップクラスの生徒(筑駒、開成、桜蔭等に合格)を見ている(指導している)のです。これって、他の塾の講師ではなかなか経験できないことですよ。これら生徒たちとのかかわりが、我々講師の力を磨いてくれているのです。たくさんの優秀な生徒たちがサピックスに入塾してくれて、講師は生徒たちを鍛え上げ、そして、逆に講師は生徒から磨かれる・・・このサピックスのサイクルはそんな簡単には変わりません。だから、我々には自信があります。安心してお子様をお預けください。何でも聞いてください」。

パパ
「分かりました。今後もよろしくお願い申し上げます」。

(夢から覚める)

約40分ほどの夢でしたが、どうでしょう?この先生と夢の中でお話したのは初めてだったのですが、まるで早稲アカの先生と話しているのかと錯覚するほど、熱い先生でした。中学受験マニアというか、中学受験、私立中学の内情等、何でもかんでも熟知している感じでした。ちなみに、夢の中の会話では、もっと多くの私立中学や私立中学の先生が実名でポンポン出てきました。こちらがヒヤヒヤしてしまうほど・・・

我が家はご存知の通り、姉妹がそれぞれサピックス、早稲アカに通っており、両方の塾の様子が分かる立場にあります。今まではサピックスは「さっぱりとした」塾、早稲アカは「特に面倒見の良い」塾と思っており(実際それに近いかもしれませんが)、例えば、何か気になることがあると、早稲アカの先生にはすぐに電話して相談にのってもらっていたのですが、サピックスにはしたことがありませんでした。

サピックスから我々に電話をくれることはほとんどありませんが、こちらから電話すれば熱く対応してくれる先生も実際は多いのでしょうね。

また、夢でお話したたった1人の先生の例にしか過ぎませんが、サピックスのベテランの先生の中学受験に関する知識や人脈に、ある意味「凄み」を感じました


これからは、もう少し、サピックスに寄りかかってもいいのかなと考え直した次第です。


なかなか興味深い、夢の話でした。

 

http://papix-withlalariri.blog.jp/

パパと姉妹の中学受験物語の本編です。姉さんの桜蔭・渋幕等の本番の様子やサピックスのテスト成績の全てをご覧いただけます。

 

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