(以前書いた記事です。本番までもう少し・・・実力は同じでも、合否が分かれることはよくあること。下記はその理由と思われることの一例です。当たり前のことかとは思われますが、ぜひご参考になさってください)。
サピックス先生が算数のテストを使って行ったある実験をご紹介します。
(実験)
①αとその直下のアルファベットクラスに同じ算数のテストをやらせます。
②αには何も言わずにテストスタート。ベットクラスには「①と④は難しい問題だよね」と伝えます。
③平均点はベットクラスの方が高いという結果が出ました。
ベットクラスは、①④が難しいことを知っていますから後回し。αの生徒は自分で判断した順番で解答。この違いで、平均点が逆転してしまいました。いかに、問題の難易度の見極めや時間配分が重要であるかを示唆する実験結果となりました。
これからの時期、模試が多くあると思いますが、結果が返ってきたら、どのような順番で解いたか、どの問題に時間をかけたかを正答率と照らし合わせてチェックすることをお勧めします。
正答率が低い問題に多くの時間をかけたようでしたら(しかも誤答なら尚更)勿体ないですからね。
受験終了後、姉さんとこんな会話をしたことがあります。
パ「桜蔭とか渋幕の算数、よくあんな難しいの50分で出来るね?(本番で使った渋幕の問題用紙を見ながら)時間的によくこんなに書き出せたね(場合の数)」。
娘「へ?何言ってんの。全部やるわけじゃあるまいし。わたし算数苦手だから、桜蔭と渋幕はどの辺をやるかだいたい決めてるし、半分やるかやらないかで、残りは適当。だから時間は結構あるんだよ」。
娘「算数で40点も取れば、他の科目でどうにでもなるしね」。
パ「なるほど・・・」。
上位校に限らず、算数(特に合格最低点が低い学校)では、潔い見極めが重要です。
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