<つづき>

今日も朝からいいお天気です。予告どおり今日から「A LONG VACATION」なのです。子供たちは不思議そうに「お父さん仕事は?」と聞くので、「辞めた」というと引きつった顔をしていましたが、1ヶ月遅れの夏休みをとったことを話すと「な~んだ!」と元気に学校に行きました。


さて、続きです。

私どもの県はどちらかといえば教育の先進県(教育に先進も後進もないとは思うのですが)ではないのですが、学力問題や、就職問題や、いろんな順位が出るたびに上の方では色めき立ちます。それそこ、昨日話した「付け焼刃・対処療法」の始まりです。たとえ、一時的にそれをすることで順位が上がって何になるというのでしょうか?


私は、「根」はもっと深いところにあるような気がしてなりません。


「根治」が必要なのです。

根治には「対処療法」では何の解決にもなりません。また、すぐに次の問題が起こってきます。 つまりは、今の教育制度自体に大きな問題があり、子供たちはその大人たちが決めた勝手なルールの中でもがき苦しみ、その結果として「問題」として出てきているのだと思います。

有識者も含めて、もう昔とは子供たちも、社会自体も、幸せの価値観も、産業構造も、職業意識も変わっていることを気づかなければなりません。

良い高校(どんなのがそうなのかはわかりませんが、偏差値が高い?入試の点が高い?学校のこととしておきましょう)にはいり、良い大学に行き(同じ)、一流(名前だけが)といわれる企業に入社することだけを「良い生き方」としてきた従前の日本の教育システムは遠の昔の崩壊し、いまはそれぞれの個人がそれぞれの幸せの形を求めていける時代になったのです。


ついていけていないのは学校だけ?


変わらなければならないのは学校教育・・・・


もっと、個々を見つめ、個々を評価し、個々の能力に応じた、個々のための教育が行われなければなりません。理想?夢?しかし、やらなければいつまでたっても同じことです。


ニートの研究で第一人者の「玄田有史」先生の話では小学校で講演をされて、「一番なりたい職業はなに?」と聞かれたら半分以上が「公務員」と答えたそうな・・・・・。


日本の教育を変えなければ・・・・・