今朝も朝早くから2時間ほど歩いてきました。ウォーキングをしていると、季節の移り変わりが本当によく分かります。今日は、久しぶりにデジカメをもって出かけました。
田舎では、もう『秋の気配』です。耳を澄ませば、せみの声に変わってコオロギやスズムシなどがたくさん鳴いています。
たくさんの草花も秋の訪れを告げています。季節は確実に夏から秋に向かっています。もうすぐ、大好きな季節の秋がやってきます。
体育祭の朝の匂い。
金木犀の匂い。
運動会の子ども達の声。
満天の星空。
みなさん、暑い夏を戦っていると思いますが、もうすぐ秋がやってきますからね。もうちょっとです!
月見草かなぁ?秋はお月様もきれいですよねぇ~
ススキも穂を出し始めました。
ちょっと変り種のコスモスですね。
これは、近所に住んでいる姪っ子です!遊びに来てくれました。
もう、稲刈りが済んだところもありますが、周りの田んぼはこれからですね。
これ何の花だか分かりますか?そう!ナスの花です。
夏の宿題「押し花」の定番「シロツメクサ」です。今ごろですよね。
栗ももうすぐ実をつけて、秋の収穫を待っています。
昨晩から長女が帰って来ています。家族がやっとそろいました。一人増えただけなのにずいぶん賑やかな感じがします。家族はやはり一緒にいるものですね。
しかし、彼女はここに帰って来てはいけません。私はそう思います。
私の実家は3代続く酒屋です。私が、後をとれば4代目になります。私も、ずっとそれが気になっていました。気なりながら教師をしていたわけですが、30歳の時に、父親に心を打ち明けました。
「これ以上教師をすると、もうあととりはできなくなる。帰ってこなければならないなら今言って欲しい・・・・」と
しかし、父親の答えはずっと前に決まっていたようです。
「お前に帰って来て欲しくはない。ここに帰って来ても生活はない。自分を信じて今の仕事を続けなさい」
という答えでした。それ以来、その話はしていません。父親も、家を自分の代でなくすことにはそれなりに覚悟はいったと思います。しかし、それよりも、子どもの活躍を願った父親。
「井の中の蛙ではだめだ!もっと大きな世界を見て来い!」
といわれているようでした。
今度は私がその父親をする番です。娘にはもっと、もっと大きな世界を見て欲しいと思います。世界を相手に活躍して欲しいとも思います。もちろん、親の贔屓目があることは分かっています。しかし、親というのはそういうものだと思います。
親を超えて、大きく大きく羽ばたこうとしている子どもに、親は見送るしかありません。
がんばれー!!がんばれー!!と声援しているのは、私の父親とまったく同じです。親ですね。私も、父も・・。