日本全体で見たら、医療費は高騰し続けているわけで抑制した方が良いですが、病院勤務してますと売上上げて欲しそうな圧をパラメディカルから感じることは多い。

現行医療では無駄な検査治療をした方が儲かるわけで、しかも生活保護の方は全額病院としては取りこぼしが無いわけで、昔は生活保護だけに高額医療を行って、自己負担のある人には安く感じてもらうために安い治療みたいな、普通に考えたら働いて日本に貢献している人に手厚い医療をと思いきや逆転させているのもあった。

それこそ、昔老人は月額定額でどれだけ医療費使っても同額だった頃は、病院医院が老人サロンと化していた。

そして、医療機関でいつもの顔を見ないと、「ああ〇〇さん今日は調子悪いらしいわ」とかどこやねん！みたいな状況もあった。

そして、医療機関も老人には手厚く（無駄かもしれない）検査治療をして儲けていた。

こういう政府の施策でマクロ経済でも医療費は高騰し経済を圧迫してるわけだが、医療のミクロではどうしても儲けようとする医療が横行するわけで、病気一つの医療費を固定する包括医療とか、成功報酬にするとか、案は色々あるが結局なかなか変わらないわけで、しかし私は医師としては人々を健康にしてなんぼやと思っているのでそうしたいところだが、なかなか医療機関もビジネスなだけにそうもいかない。

そもそも弱者を救済するってのはビジネス化すべきものでは無いし、ビジネス化すれば状況が悪化するのは当たり前なんですけどね。

だから、公的にすべきだと思うんですが、公的機関がビジネス化する世の中になってますからね。

医療費高騰の理由は先進医療の高額化、高い薬や大きな機械を使った検査治療が次々に開発されるのが原因のようだが、医師としてはいくら費用対効果の悪い先進医療でもニーズがあれば提供せざるを得ない。

あと、亡くなる寸前に多額の医療費が使われるのも問題だが、本人的には自然死の方が楽らしいが、家族的には手を尽くしてくれみたいなのが多いので、本人は苦痛でもやらざるを得ない現状もある。

最近では生活保護外国人も多いのでマクロ経済的にはこんな税金を外人に貢ぐなんておかしいことは無いので、自国で受診すれば？って思うところだが、結局そういう地域の医療機関ではそういう人が収入源なだけに難しい。

それこそ、来週から自国に帰るからたっぷり処方してくれみたいな、日本の税金でお土産にするつもりなのが見え見えのことをする生活保護外国人も多い。

自分が儲かれば関係無いみたいにやりまくる医師も多いが、私は結局折衷案のような医療をするしかない。