日が長くなってきた今日、皆さん、いかがお過ごしでしょうか(^-^)/。

今週末あたり、また寒くなるらしいので、体調管理には十分気をつけて過ごしましょう。


さて、ちょっと前になりますが、芥川賞(第138回平成十九年度下半期)の発表がありましたね。

そして、受賞作が掲載されている「文藝春秋」(三月特別号)を買いました。毎回、受賞作が掲載されている号は買うのですよ(´∀`)。


受賞作が安く読めるというのも購入する一理由なのですが、一番の理由は、「芥川賞選評」が載っていて、それが読みたいからなのです。

選者の中では、ベスト選者は石原慎太郎氏だと思います(-^□^-)。一番正鵠を射ており、「そうだよな~」と思わせる選評をされます。大体が辛口コメントなのですが、そこがいいんですよね(まあ、辛口にならざるを得ないのでしょうけど・・・。)。


どのような辛口っぷりかの一例を、今回の氏の選評から抜粋してみようと思います(かっこは私の記述)。

「(受賞作を)私はまったく認めなかった。」

「この作品(受賞作のことです)を評価しなかったということで私が将来慙愧することは恐らくあり得まい。」

などなどです。


私も掲載されている受賞作をちょっと読んでみたのですが・・・、その感想としては、氏の選評のこの言葉がピッタリだと思いますので、引用させていただきますと、

「一人勝手な調子に乗ってのお喋りは私には不快でただ聞き苦しい。」

・・・という感じですね。


やはり、私の感受性は氏のそれと似ているのかなぁと思ったしだいです(〃∇〃)(皆さん、同じように思われたのかな)。


どのくらいの賛成があれば受賞作と決まるのかは知りませんが、受賞には「全員賛成」を条件とするくらいの「厳格さ」が必要なのではないかと思います。なぜなら、どうも最近は、話題性が先行して、「賞」が「軽く」なったような気がするんですよね~。


気のせいかな(  ゚ ▽ ゚ ;)。