自分に合ったリペアショップを! | New Guitar Note +

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Rock Instrumentalを弾くギタリスト「Izo(イゾー)」のブログ。ギター講師とかサポートGtとか機材レビューとかもやってます。機材と歴史とお酒&食事などを好む性質です。

前回の更新からまーた半月以上経ってますよ。

言うまでもなく色々あったのですが、取り急ぎ10/20(金)のライブが告知されましたねドドンと↓

 

 

 

 

チケットのご予約や詳細に関してはアッシのHPをご参照下さい。

そうそう、9/29(金)のメタリカも合わせてオナシャス!

 

 

 

 

 

 

 

 

で、まだ告知出来ていないんですが、とあるバンドさんでサポートGt,を弾く事になってます。

ちゃんと告知されるのかは不明。

色々とコンセプトのしっかりしたバンドさんなので、もしかしたら告知無しで行くorギリギリで告知・・・とかになるかもなぁ・・・と思ってたりします。

が、仕込みの方は先にしっかりと。

サポートGt.ってのも大事なオチゴト(お仕事)ですからね。

「ああ、Izoに頼んで良かった」

と思ってもらえる様にしっかりと準備はしていきたいトコロです。

特に今回は7弦ギターを使用・・・何年振りやろか?ViSのライブで7弦使ったのが最後って・・・下手したら大阪ワンマンかもなぁ💦

 

って事で入念にメンテナンスをお願いしてきた訳です↓

 

 

(相変わらず写真撮り忘れにつきいつもの画像。今はIzoポスターが表に貼ってあります。大分色褪せてますが・・・何枚でもあるからね!←)

 

 

はい、お馴染み浅草のリペアショップ「NAKEDGUITARWORKS(以下NGW))」様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

自身としては「山野楽器SC吉祥寺」に在籍されてましたKさん、

山野楽器時代の「Fender Showcase Tokyo」に在籍されてましたWさん。

 

 

以来の一番お世話になっておりますリペアショップですね。

アッシの担当は多田社長ですが、勿論小園先生に診て頂く事もあります。

 

 

以前にも書きましたが、Wさん以降は色々な方にギターを見て頂きました。

が・・・決め手となる方はいらっしゃいませんでした。

 

コレね、技術的に不足だった。・・・とか言う話しでは無いんですよ。

担当して頂きました方々、皆様プロのギターメンテをされておられるレベルで、技術的には何ら不満はありませんでした。

 

では何が不満だったのか?って事を書いていきたいと思います。

 

 

「(メンテの)自己主張が強い」

→人間的にヤベー方ってのは幸いにも当たりませんでしたが、ギターのメンテナンスにおける自己主張が強い方が結構いらっしゃいました。

具体的に言いますと「このギターだったら、こうやって調整するのが正しいやり方なんですよ!」的に仰ってこっちの要望も聞かずに勝手に処置される方・・・。

いやまぁそうなんかも知れません。メーカー的にはそうなんかも知れません。

でも弾いてるんは私ですよ?

私がそれを気に入らなかったら、正しいもクソも無いと思うんですけど・・・ね。

 

 

 

「機材を壊しても何も言わない方」

→・・・いや、コレはヤベー奴に該当すんのかな?w

以前装着しておりましたD-Tunaをちょっとイワされた事がありまして・・・💦

まぁあまりそういう機器に詳しくなさそうでしたので、それはそれで仕方無いのですが・・・いや、一言「メンゴ」くらい言って頂ければ全然良かったのに・・・って感じです(;^ω^)

ちなみに無茶苦茶高名な方で、腕も確かな方でしたが・・・高名が故に・・・って感じもありました。

リペアマン様も人間ですから、得手不得手はあると思います。技術の進歩も目まぐるしい業界ですから、ご存知無い事もあると思います。それらは全然構わないんですけど、ね。

ちょっとした事で「あ、この方には大事なギターを預けたくはないな」と思ってしまった事例でした。

 

 

 

・・・で、私がNGWご両名を大変気に入っております点は、上記2点が全くありません!

メンテの際は必ずこちらの要望を聞いてから、その持前の技術で対応方法をご提案して下さいます。インフォームドコンセントがバッチェです。

 

で、機材を壊された事は流石にありませんが・・・一度だけ配線がお願いした通りになっておらず(※)、依頼通りに戻して頂いた時は無茶苦茶平謝りされて逆にこちらが恐縮してしまいました。

 

※・・・なお、ちゃんと音出し確認を現地で行ったにも関わらず、私が気付かなかった時点で責任の半分以上は私にあります件です(相変わらずクソ耳な小生)。

 

 

 

・・・とまぁそんな感じで絶大な信頼をしておりますNGWご両名。

ただ先日行った際に、最近新規のお客様の話しにもなりました。

 

先ず、「NAKEDGUITARWORKS」でググってみますと、こんな感じで出て来ます↓

 

 

 

 

レビュー件数45件で、☆が4.8。

コレは無茶苦茶高評価だと思いますし、レビュー内容も納得出来るものが多いです。まぁ私もレビューするなら☆5つで確定ですしw

 

 

しかし、レビューが高評価でも、それで自分と感覚が合うか?自分の望み通りになるか?って言うのは人それぞれだと思うんスよね。

 

私が今まで見て頂いてアカンかった方々も、言うまでも無く腕は確実にありました。決してNGWご両名の一人勝ちレベル・・・って感じではないです。

 

 

ではでは、自分に合ったリペアショップを見つけるには?

先ずは自分自身でしっかりと見据えていく必要があると思います。

 

 

1.何をどうしたいのか、自分でハッキリとさせておく

→当たり前の事ですが、あまり考えずにギターをお持ちされる方もいるとの事で・・・ちょっとビックリですが、まぁ色々なケースも考えられますからね。

「5W1H」とかじゃありませんが、ある程度の明確化しておいた方が、ショップとお話しをする際にもスムーズだと思います。

別に専門的な知識を入れて行く必要は無いです。

例えば「弾いていて凄く弾き辛い、特にハイポジションが弾き難いんだけど・・・」とか、「弾いていて疲れるんだけど理由が解らない」とか、原因は解らなくとも現状での「不満点」等はしっかりとショップに伝えられる方が良いと思います。

 

一番よくない・・・と個人的に思うのは「今よりも音を良くしたい」とか「今よりも弾き易くしたい」みたいな抽象的な希望かな?と。

「良い音」の基準は人それぞれですし、「弾き易い」基準も人それぞれだからです。

「今の音でも十分満足だけど、リアPUの高音の出方をもう少しだけマイルドにしたい」とか、「今のままでも弾けるけど、もう少しだけ弦高低い方が弾き易い気がする」等は良いと思いますよ。ある程度目的が明確化されていると思いますので、リペアショップ側も対応や提案がし易いと思いますしね。

 

で、お店によって対応方法は異なると思いますので、解らない事は素直に尋ねるのが良いです。「何か思ってた感じと違う!」って事態を多少は避けられると思いますし。

で、その延長線上でお次↓

 

 

2.解らない事はそのままにせず、ちゃんと尋ねる

→自分は講師もやっておりますので、生徒さんとの絡みからもよくよく思い知らされますが・・・人(日本人?)って結構質問するのを憚りますよね?

「こんな事を訊くのは全然お門違いじゃないか?」

「知らないって思われそうでイヤだ」

等、色々な思惑があると思いますが・・・ショップ側からすればちゃんと納得/理解してもらった上で作業を進める方がお客さんへ満足してもらえる内容を構築し易いと思うんですよね。
 

言うまでも無くギター歴30年近いアッシでも知らん事は無茶苦茶沢山あります。

NGWへ行った際、解らない事はしっかりと質問しますと・・・お店にあるホワイトボードで図を書きながら説明してくれます。

他のリペアショップさんがどこまで対応してくれるかは解りませんが、しっかりと初歩的な事でも尋ねてみて、その対応次第で実際にお願いするか考える・・・ってやり方もありだと思います。

やっぱり大事なギターを預ける訳ですからね。短い時間でもある程度の信頼関係を築ける様なやり取りが大事じゃないかな?と。

 

 

・・・以上2点。

他にも色々とある気もしますが、とにかく大事な事はこの2点じゃないかなぁ?と。

 

 

この様な事を言うと反感を買いそうですが・・・一応アッシはプロギタリストです。

が、あくまでも「ギターを弾く事に関して」です。

リペアショップのリペアマン様は、それと同じく「ギターを診る事に関してプロ」だと思っております。

お店とお客・・・っていう立場だけではなく、ちゃんとプロ同士の意志と意見を尊重し合えるお店が私にとってNGWであり、今後これからもお願いしたいと思っている絶大な信頼を置いております。

 

願わくばギターを弾く皆様にも、その様なお店が見つかる事を祈りつつ・・・筆をおかせて頂きます(こんなキャラだったっけ?)。

 

 

以下雑談。

 

 

 

ちなみに今回診てもらったギター↓

 

 

 

 

・・・実は新規ですw

家にあるエフェクター類から何から使っていない物を売り払い、下取りに出して買ったけどそれでもお金が足りなくてスタッフ氏に借金したのは内緒です(←身の丈にあった買い物をしましょう)。

あ、勿論リーダー様からお借りしているエフェクターは売ってないっすよ?(←当たり前)

 

若干アーミング時のチューニングのズレが気になったのでナット調整諸々で持ち込みましたが・・・

 

 

社長「弦高大丈夫ですか?Izoさんの6弦からすると少し高めになってますが・・・?」

 

Izo「マジすか?全然気にしてなかったです(←基本的に鈍感)。じゃあ6弦と同じにしてもらえますか?」

 

社長「了解です」

 

で、作業完了後弾いてみると・・・

 

 

 

めっちゃ弾き易い( ;∀;)

自分の気が付かないところにも着目して下さるNGW。やっぱ好きなんスねぇ・・・///

(全てのお客さんのセッティングを把握されている訳ではないと思います。アッシは既に5~6本お願いしているので、流石に弦高の好みを覚えていて下さってたみたいです)