新曲(SONICWIRE/ミニソニコン)について~作曲編~ | New Guitar Note +

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Rock Instrumentalを弾くギタリスト「Izo(イゾー)」のブログ。ギター講師とかサポートGtとか機材レビューとかもやってます。機材と歴史とお酒&食事などを好む性質です。

ブログ・・・全然更新出来て無いのにアクセス数がそこそこあります、なんで?💦

 

という訳で更新出来ずに申し訳ありません。

いやマジ忙しくてですね・・・比喩抜きリアルに1日3時間くらいしか寝てません。

なお寝ようと思ったら時間は取れますが、目が覚めるのでその間に仕事をしちゃう訳です。ジジイですか?ほっといてくれ。

 

 

さて本題。

この1週間ほどタイトルにあります作業に従事しておりましたが、何とか昨日公開して間に合いました💦

 

 

 

 

 

(YouTube版はこちら↓)

 

 

 

 

 

はい、「コレってなんぞ?」と思われたかと思いますが・・・概要は本家様サイトをご覧下さいませ↓

 

 

 

 

 

 

先ず「SONICWIRE」なんですが、私が音源とか・・・そういう音楽制作に関するソフトウェアを買っているサイトさんですね。

目的のソフトを探し易いので凄く重宝しておりまして・・・全国で10人くらいいらっしゃるIzoファンへ解り易く説明致しますと、「Journeyman」に収録されておりますDay by Day前後での公園で遊んでいる子供達の声やOvertimeのギターソロ前に入っているパブでのガヤガヤ声。そしてWater Spiderでのドラム類とかはこちらで買った音源です。

その他師匠がオススメしてくれたWAVESのAPI560(グライコ)とか、ライブでのオープニングSEのサンプリング音源とかも買ってますね。

で、最近「ポップ系お手軽パーカッション!」という触れ込みの音源?MIDIデータ集?である「Groovemate One」ってソフトがセールで安かったので買いました(800円でした・笑)。その時にこのインスト・コンテストの記事を見たのがキッカケでありますはい。

 

ぶっちゃけコンテスト系/応募系で評価なんかされた事は殆どありません(YGの完コピ大賞くらい@Izoが10代w)が・・・Twitter(X)で調べてみたら応募者が少ない!?多分昨日のアッシの投稿入れて5人前後?w

コレなら珍しくイケるんじゃね?Izoイケるんじゃね?

と勘違いしてやってみた次第です(・ω<) テヘペロ

 

本日はそんな当該曲を軽く説明させて頂こうかな?という記事です。アクセス数伸びないヤツですね?(失笑)

 

 

「作曲について・曲完成までの流れ」

 

Xでの投稿応募が前提ですので、2:20という時間制限がありました。

短いのは楽っちゃ楽なんですが、その中でどういう風に「起承転結」を入れるか?ってのが課題でした。

先ず思い付いたのは「サビ始まり」です。最近のIzo曲主流?って訳でもありませんが、大昔にYG編集部の方に「最初で掴まないとダメ」と言われた・・・ってのはありますが、勝負を掛ける曲は比較的直ぐにサビで始まります(1st出した後に言われたので、2ndからです。A Doggy's~なんかがそうです)。

 

丁度最近3rdアルバム向けにバッキング?コード進行?のデータがありましたのでそれを使用。コード進行自体は超シンプルで

VI→VII→Im→Im / VII

VI→VII→Im→III / VII

って進行です、王道を征く進行ですね。

ただちょっとだけ今までやった事ないエッセンスを入れたとしたら・・・先ずはリズムをキッチリと組んだ事。

以前ツイキャスでも話しましたが、作曲する上で大事な事ってメロディ・センスだけじゃなくて「リズム」だと思います。って言うかメロディ・センスってリズムと密接に関係していると思います。

そしてバッキングのギターのみ、全て「9th」のパワーコードで組みました。

要するに「R+5th+9th」です、理論的な話しでサーセン💦

今回のコード進行ですと、長9度オンリーなのでスムーズに9thを聞かせる事が出来る・・・っていうのはアッシの勝手な音楽理論解釈ですw

(音楽理論は正解も間違いもありません。解釈次第だと思っています←この回答も解釈次第w)

でまぁ実際のコード進行感やリズムに関してはサビ部分・・・最初で言いますと「0:09~0:27」くらいまでを聞いて頂ければ解かるかと。

 

で、次に・・・この部分(0:09~0:27)に載せるメロディを作りました。

コード進行が食っている(シンコペーションしている)部分が多いのでメロディもそれに合わせつつ・・・でも部分的には敢えて食わずに~ってのを入れて作りました。

音階については最近主流(?)な気がする「ペンタトニック・スクール+2度」をベースに作成しました。ちなみにこのペンタ+2度スケールってのを知ったのは「ゲイリー・ムーア」だったという辺りに・・・色々と自分の中で繋がりますね?w

結果は・・・まぁ聞いて頂いた通りです。自分的にも「Izoらしさ」が感じられるメロディになった気がします。

 

ここまで出来たら、後は「2:20」という制限時間内で起承転結を詰め込む為に枠組みをしていきます。

今回の構成は

イントロ(なんかシュワシュワしてるトコロ←語彙力)→サビ1→Aメロ→Bメロ→サビ2→Gソロ→サビの先っちょだけ(コラ)→半音転調したラスサビ(大サビ)

っていう構成になりました。

まぁ最後の転調部分以外は大体この時に組んだ感じですね。

(イントロのシュワシュワも結構早い段階で組みました。ただここはエレドラ音源を使っておりまして、そのアイデア自体は翌日に作りました)

ここで作曲を開始した先週の月曜日が終了。

翌日から職場での仕事中に再開します(←)。

 

翌日の火曜日は職場に17時間監禁されますので時間があります(←)。

ただこの日の前日は・・・関東で大雪が降ったので雪かき諸々で「もしかしたらいつもみたいに作曲に従事出来ないかもなぁ・・・」なんて思いながら出社。

しかし長年連れ添った(?)相方(50代独身男性)がほぼ終わらせててくれました、超グッタリしてましたがw

って事でやらなきゃいけない事をさっと済ませて直ぐに作曲を開始。

枠組みが終わった時点で「サビ」部分はコピペしてますので、最初に考えたのは「最後をどうするか?」でした。

結論として「半音階上昇の転調」で片付きましたが、この結論を出すまでに結構時間が掛かりました💦

転調して盛り上げて終わる~って手法はIzoの常套句ですが、今回みたいに半音上がって終わるパターンってあんま無いんですよね(知らんがな)。

リズム的に近い、2ndアルバム収録の「Retribution」では「C#m→D#m」という1音階上へ転調しています。

(なお薩摩隼人も同じく1音階転調)

 

 

 

 

では何故今回は半音なのか?・・・ですが・・・

単純にフレット数が22F(ESPやFender等アッシのメインギターの最大フレット数)では足りなかったからです(苦笑)。

という訳で上手く整合性が取れる様に転調させました。

まぁぶっちゃけ高い部分を下へ迂回させたりとかして上手く転調させる手段もありますが・・・今回は半音階で試してみたら良い感じでしたのでそのまま採用しました。

その後はAメロとBメロを煮詰めます。

Aメロはサビ始まり後の落としパートなので・・・最初からクリーンで行く事を何となく決めておりました。・・・が、そこから先が思いつかないので先にBメロを作成。

ここはハモりのギターも入っておりますが、いつもの水平ハモり(言語的に正しいかどうか不明)ではなく対位法っぽいハモりを使用。

・・・和声法/対位法も独学でちょっとやりましたが、独学なので本当に合っているか
は不明ですw

ともあれこのお陰で水平方向へのハモりであるサビに対して少し違ったニュアンスのBメロに出来たと思います。

さて残るはAメロ。ここはコード進行に合わせて考えつつ、クリーンで何度も弾いていってラインを決めて行きました。

今回はIVmのトコロで「短3度+完全11度」を弾いているのが肝ですかね?なんたってココはギターのクローズドな音階で考えますと「全音階」しか離れていませんからねw(つまり「ド」と「レ」でハモる感じ)

こういうちょいちょいと今まで自分がやってなかった理論をぶっ込んで作曲するのが楽しいです。ちょっとずつ成長してる感じがします(感じであって成長している訳ではないのも肝です)。

ここまで出来たら後はGソロのみなので・・・全体的にストリングを入れて美しさを演出していきます。

今回は「ヴァイオリン」「ビオラ」「チェロ」の3種をメインにしました。メインっていうかこの3種だけですw

一応3種はアンサンブル音源なので音声数的には結構多いですが💦

まぁギターと違ってテンション(9thなど)はあまり入れずにR+3+5でキッチリ目に打ち込みました。ヴァイオリンだけラストちょっとメロっぽくしたかな?くらいです。

 

で、17時間勤務が終わり大体の曲像が見えてきました。

帰宅後は流石に少し寝て・・・起きてからまた再開w

でもまぁこの辺で既に「個人的お気に入り曲になるな」感はありましたので筆は進みました。

ギターソロ裏のコード進行を再生させながら何度もアドリブで弾いてみてソロを組み立てていくという・・・アナログな手法で作っていきます。お陰で右手中指(タッピングする指)がこの時点で結構痛かったです(そして現時点でも痛いですw)。

水曜日は22:30出社(夜勤)なので、そこまで出来たら飯食って出社。そしてこの夜勤中にGソロ、そしてその他パートの細かい部分まで完成って感じでした。

 

木曜日の朝帰宅。

この日はレッスンがある日なので、早めに寝ます。

・・・が、やっぱり気になる事が多いので直ぐに起きちゃう(ビクンビクン)。

で、無駄に早起きしてレッスンがあるスタジオへ。

最近・・・コロナ禍終息に伴い都内の電車混みが異常です( ;∀;)

って事でこの日はギターを持って行かずにレンタルで済ませるという荒業で対処。なおスクールはそんなレンタル料を出してはくれませんので自腹です(やりがい搾取)。

帰宅後は飯食って直ぐに出社。なおこの間もレーベル業務でのやり取りもめっちゃ多いです、チカレタ・・・マジぴえん。

出社後は、もう作曲自体出来上がっておりますのでギター練習タイムがメインです。

何度も何度も弾いてメロディやバックの細かい部分を修正して理想形に近づけて行きます。

 

金曜日の朝帰宅。

お酒を飲みながら「ドラム」「ベース」「ストリングス」の打ち込みを開始。

完了後また3時間くらい寝てギターの録音を開始。

夜20時頃に何とか完了してミックスを開始。

 

・・・ってトコロで作曲編は終了ですね。

久々のブログって事でアホみたいな文字数になりました。

 

これからまた3時間くらい寝て、続きを書きたいと思います(←)。