「イセエビとタコの戦い」解説諸々 | New Guitar Note +

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Rock Instrumentalを弾くギタリスト「Izo(イゾー)」のブログ。ギター講師とかサポートGtとか機材レビューとかもやってます。機材と歴史とお酒&食事などを好む性質です。

春ですね(いつも通り唐突)。

今年は桜の時期が短そうなので、昨晩は夜桜を見に近所へ行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

暗い・・・

そして電線が目立つw

 

 

でもまぁ綺麗でした。

〇ぬまでに何回桜を見れるか解らんので、見れる時に見ときたいと思っております。

 

さて、3/20にリリースしました「イセエビとタコの戦い」ですが、昨日MVも公開となりました。

 

 

 

 

 

今回は前作の「A Doggy's Journey Alone」とは違い、プレイスルー風の動画になっております。

もし宜しければ見てやって下さいませませm(__)m

 

 

で、今回は「イセエビとタコの戦い」の詳細について書いていきたいと思います。

今回はインタビュー系何もありませんしね(苦笑)。

 

 

 

「曲が生まれた経緯」

曲が出来たのは結構古く、2022年4月頃・・・って事でちょうど2年前っすね。

当時東京国立博物館で開催されていた「ポンペイ展」を見に行った時に見た「イセエビとタコの戦い」というモザイク画に感銘を受けて作ったという・・・普段は曲が出来てからタイトルを考える~というパターンが多いのですが、この曲に関しては逆ですね。

海洋生物を取り扱ったモチーフに、海老と蛸が戦うという戦闘イメージ。

海老と蛸だけでなく、力に劣る海老はウツボを味方につけ、周りにはギャラリーが如く地中海で採れる魚たち・・・

それらを音楽に反映させていく、という作業でしたが意外とポンポンと思いついて、比較的早くに曲の原型が出来ました。

とは言え曲としての整合性を整えるのは少々難しかった点も多く・・・

特にメインギターソロ前である部分は、「イセエビとタコが戦っているシーンをイメージさせる演奏」というものが一番難しかったですし、デモを作成してから本番RECまでの2年近くの間何度か作り変える事となりました。

ちなみにライブでの楽曲再現は不可能ですw

 

 

「使用機材」

過去の楽曲と比較して一番の違いは・・・外部機器を使った録音・・・通称「掛け録り」をした事ですね。

いつもは生音(エレキギターから直のペチペチした音)を録音して後から良き感じのアンプシミュレーターを掛けます。

しかし今回は最初から歪ませた音を録音し、それをそのままエンジニア氏へ納品した訳です。

更にギターもアホ程使いましたw

まぁこの辺は自己満足の領域ですが・・・ザックリと書き出してみます。

・ESP SE-77R→オリジナルSTタイプ。今回のメインギター

・Ibanez AZ24027→7弦。しかしクリーン部で使用w

・Fender USA Component Model→中間部のエビタコ戦い部?で使用。MVでも一部使用しているサンバーストのST

・Jackson CS RV24→1番と2番の間、ハーモニクスで使用w

・Kemper Profiring Stage→今回のメインプロセッサー。ViS時代に採取したDiezelのHerbertを使用。キャビはIR

・POD Go→エビタコ戦い部でペダルが2つ必要だったので使用。ペダルを1つしか使わない部分でも音の整合性を考えてPOD Goを使用しました

・Providence E205 Custom→Providenceさんにオーダーしたアッシ愛用の逸品。通常のE205の4mという中途半端な長さにスピーカーケーブル用のデカいプラグを装備した無駄な拘り。良い意味でレンジの狭いE205をほんの少しだけ広いレンジにしています

 

 

「今後の予定」

今作では非流通CDとして会場限定販売でのプレスを予定しております。

C/Wでは未発表曲「Sharon-DISC Edition-」を収録。

スリムケースですが4Pにて見開き部にエビタコ楽曲イメージをさせるアートワークを採用しております。

アートディレクションを担当して下さった「海賊さん」と共に考えた仕様となっておりますので是非お楽しみに!

 

 

 

直近のライブは5/19(日)、大阪梅田でのギタークリニック&ミニライブです。

なんとMinstreliXのTakaoさんとの共演です!

こちらまだまだ予約承っておりますので、合わせて宜しくお願い致します!

 

 

 

 

 

 

 

さて・・・こんな感じでしょうか?

昨年末から仕込みに仕込んだエビタコのリリースもこれで一旦終了です。

(まだプレス会社にCD制作依頼が残ってますが💦)

 

世の中には沢山の楽曲が生まれ、そして昔よりも簡単にリリース出来る様になっております。

どんなに思い入れがあったとしても「それって個人の感想ですよね?」という一言で論破されてしまう昨今(ヒ□ユキめ・・・w)、埋もれていく曲がどんなに多い事か?と悲観的になってしまいますが・・・

意味なんか無くても最終的に「自分がリリースしたいからリリースした。自分は出来る事をやっているだけ」と胸を張って言えます。まぁ当たり前の事なんスけどねw

 

自分のリリースする楽曲が、誰かにどこかでしっかりと聴いて頂ける事を期待しつつ・・・引き続き音楽活動を頑張っていきたいですね┐(´∀`)┌

 

 

・・・さ、明日公開する為にゲーム音楽の仕込みやるか・・・orz

(貧乏暇なし)