こんにちわ。ヤギエリです。


今日、明日と台風の影響で雨予報なのに、
アノ人が布団と布団の境目で盛大にオネショしまして、掛け布団もなんだかおしっこ臭い。

敷布団は使えず、おしっこ臭い掛け布団を縦に折り畳み、その隙間に挟まって過ごしました。

で、結局おしっこ臭くて朝まで眠れないという...。

まじ最悪。

あの人とは、


もちろんコイツ! 
 

布団、どーしよ...(泣)



さて、
2020年9月で悪性リンパ腫を発症、治療後、丸9年を迎えました。

毎年9月15日は世界リンパ腫デーというのがありまして、それにちなんで投稿するつもりが、後回しになって今頃になってしまいましたが。

あ、ちなみに悪性リンパ腫はライムグリーンリボンです。

ほら、ピンクリボンは結構知ってる方いるでしょ。
あれのライムグリーンバージョンですよ、素敵な色でしょw

皮肉なことに、我が家のリビングのカーテン、
ライムグリーン色ですww


実は夏あたりから、過去の闘病を思い返しながら過ごしてきました。

手術した2月も毎年思い出します。

○年前の今頃は...と思いながら。


あの時は死ぬ気満々で一日中泣いていました。

闘病中のブログには辛い心情はすべて書けませんでした...。

私は本当に辛い時、蓋をする性格のようです。

発達障害のヒカル氏の事もそう。。。

辛すぎることは吐き出すことができない性格のようです。

でも私の場合それでいいと思っています。
おそらくどこかで無意識に上手く調整してるんです。


でもブログに書いてきた感謝の気持ちは本物です。

あの当時の私は色々な人に助けられました。

このブログ上では顔もわからない人たちに励ましてもらい、友人たちに経過を見守ってもらい、同じ闘病者と励まし合いながら、時に喜び合いながら生活していました。

もちろんそんな美談ばかりではありません。

治療は本当に辛かったです。

ほっといてくれ、どーせ私なんか...と思う事もありました。

なんとか、精神崩壊しないように、
ウォーキングしながら自分を強く信じてお空にお祈りばかりしていましたし、
こーゆー時だけ、お空の死んだじいちゃんばあちゃんを頼っていましたw


(↑これ自体がすでに精神崩壊している気もしますが..)


毎朝朝陽に今日もありがとう、よろしくお願いします。と日々に感謝して手を合わせていたあの頃。

あれから9年。病気発覚から10年近く。

そういえば、...なにも祈ってないし、感謝もしてない....。

産後、そんな日々はすっかり忘れておりました....。いい意味で。



〜病後の私の記録〜9年経過。

抗がん剤を通した血管は引きつれたまま、治りません。
痛くも痒くもありませんが。




(腕の真ん中あたり、斜めの血管。わかりますか?)


爪の縦の黒い線。
はいー消えませんw
何本かの爪に残っています。


抗がん剤投与中の横の黒いしましまは爪が生え変わると消えます。ご安心を。



髪。クルクルパーマで生えてきますが、そのうち元に戻ります。

ご安心を。


私は悪性リンパ腫ですが、乳房に腫瘍があったため、最初は乳癌の疑いでした。

乳房温存手術をしています。

必要なかったのかもしれませんが、あの時の私はとにかく今すぐ取ってくれ!!

命が助かるならオッパイなんていらねぇ!と思っていましたし、

先の妊娠の為に受精卵の凍結をするのに2ヶ月くらいかけたので、
いつまでも癌の腫瘍を持っていられなかったのです。気持ち的にも。



先に切除手術をして転移への焦りと恐怖もなくなったため、卵子採卵の準備が出来たと思っています。

でも、あれからとても後悔しています。
同時再建をすればよかったと。
まったくそんなことかんがえてなかったのです。

オッパイを失う悔しさより、自分の命と子供が授かれない事の方で頭がいっぱいだったから。

命があってこその今なのに、今更やっぱりオッパイが欲しいだなんてなんて贅沢言ってんだ。

でも夏場はやっぱりね、ごまかしてもごまかしきれず気になるし、いろいろ不都合です。ブラとか。見た目とか。

でも今から再建する勇気も実はまったくない。

だから後悔。



さて、術後9年半経った傷はというと、(2011.2.21手術)


私の勲章。(逆に消えないでほしい)



同時にセンチネルリンパ節生検をしました。
リンパ節転移はなし。



穴のみたいな窪みとその下に縦に切れ目があります。

脇の下周辺は感覚が鈍いです。


意識すると気持ち悪いし、すこし痛みます。

いまだにムズムズ、痺れたような気持ち悪さも時々あります。

術後の胸も、中のほうがじわじわ、時にしくしく痛む時もあります。
中がむず痒い時もあります。

今も定期検診に行っています。
血液検査とたまーにCT検査。
最近は術後の胸がしくしく痛みます。
不安になることはしょっちゅう。


全ては命あってこそ。

病気が完治したとは思っていません。


いまや息子と共に生きています。

この身体を受け入れて
今生きてる事に感謝、自分の頑張ってる身体に感謝しなくては、と改めて思っているところです。


そして、同じ病気を持つ方に
何かほんの少しでも共感や希望を持っていただけるといいな、と過去に闘病ブログを綴っております。(ちなみに参考にはなりませんけどww)


たくさん恩恵をうけたお礼として、誰かを支える事ができたら、という思いでブログを綴っています。