2007年6月13日(水)



夫の入っている救命センターの面会時間は


午前、午後、夜間  の3回。



病院までは、家から車で30分の距離。


午前の面会は7時~8時。 子供達を送り出さなければいけないので、ムリ。


夜間も7時~9時だけど、これもムリです。


なので私が会いに行けるのは午後2時~4時の2時間だけ。



朝、次女ミーを幼稚園のバス停まで送って行く。


他の園児やそのママさん達もいるんだけど、人に会うのはとても辛かった。


少し離れた場所からバスが来るのを待って、


バスが来たらミーを抱っこしてバスに乗せて、


その後は誰にも話しかけられないうちに、逃げるように走って帰った。


言葉を発すれば、涙が出るから。



2時までがとても長く感じられた。


その間、夫に手紙を書く。


とにかく、自分の気持ちを落ち着けるためと、


長い一人の時間を過ごしている夫のヒマつぶしになればって思い。



2時になり、やっと夫に会える。


「ヒマや~」「ベッドから降りたい~」とボヤく夫。


絶対安静の為、ベッドから降りて歩くことも禁止されてる。


でも、見た目は元気そう。


本当に病気なの?


本当に手術しなければ、余命数週間~数ヶ月なの?


そんな思いで、手を握って、夫と笑って過ごす2時間。




4時になり、帰る時には笑って「バイバイ」するけど、


夫に背中を見せた瞬間から、涙がポロポロ落ちてた。