2007年6月22日



手術当日



この日は、当初12時からの予定だった手術が

10時からの変更になり、病院が連絡をくれなくて、

もしもの為に夫に渡しておいたケータイから、

9時50分に「もう手術が始まる」と連絡があり、

「何で!?」と、慌てて家を飛び出しました。



車の中から病院に電話して

「20~30分くらいで着くので、

もう少しだけ手術に入るの待ってください!」

とお願いして、何とか私も、子どもたちも、

手術に向かう夫の顔を見ることが出来ました。



夫は私に、手紙をくれた。


その中に


「2人ともアホやなぁ。


こんなに惹かれあってるなら、


もっと仲良くしておけばよかったのにな」


って言葉があり、本当に、本当にその通りだと思った。


失う前に、

お互いの大切さに気が付けて良かった。


入院する2週間くらい前に、

夫が私に針水晶のパワーストーンブレスレットをくれた。


それが、手術当日お昼12時くらいに

突然切れて(ワイヤー入りのしっかりしたブレス)、

かなり不吉なのでは?

と青ざめてしまったけど、

母と義兄が、

「水晶は身代わりになってくれるから、大丈夫!」

と言ってくれた。
その言葉通りだといいなと願う。




手術を待っている間、

一人で待つつもりだったのが、

友達が来てくれて、ずっと一緒にいてくれた。


一緒にいてもらって、考え込まずに済んで、

本当に助かった。


胸が潰れるようなとてつもない不安と恐怖だったので、

一人だったらかなり苦しかったと思う。