「サニー/32」 | 尋常ならぬ娘のオタクな映画日記

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白石和彌監督最新作「サニー/32」

白石和彌監督最新作ということで
それだけで期待は膨らんだのですが
今回はさらにそこへ
「凶悪」のピエール瀧&リリー・フランキー再び
ということでもう観ないわけにはいかないだろ!
というほどの期待度!(笑)

しかし・・・な~んとなく
「凶悪」とかの凄さとはジャンルが違う気がする・・・
という嫌な予感がして(笑)
直前になって鑑賞をかなり迷ったのですが
百聞は一見にしかずじゃないですが
迷うなら観るべきだ!と行ってきました(笑)

結果・・・

やっぱり行くんじゃなかった~━(´Д`υ)━(笑)


物語は

14年前に小学生女児が
同級生の女児をカッターナイフで殺した事件があり、
当時、加害者の女児は
「犯罪史上最も可愛い殺人犯」として
ネット上で“サニー”とあだ名がつけられ崇拝される。

ある日の夜、
北原英里演じる24歳の誕生日を迎えた中学教師の
藤井赤理は2人の男に拉致される。
そして「ずっと会いたかったよ、サニー」と言われるのだった。

2人の男は事件以来、
ずっとサニーに会うことを願い続けてきた男だった。

監禁された赤理の運命は?!

みたいなお話。

この拉致監禁する男2人を
ピエール瀧とリリー・フランキーが演じているんです。

予告からもそうだし
ムビチケも3種から選べて
その絵柄の一つが反撃バージョンかなんかだったので

赤理が反撃に出るんだというのは
想像ついてたんですが・・・

その反撃のしようというか
変貌の仕方
私的にはどうしても受け入れられず

というか
なんか赤理のキャラ自体がダメだったのかな(-"-;A

とにかくこの映画の展開、
すべてに共感もできなければ
納得もできなかったんですよね(;´Д`)ノ

で、その上、
なんだかんだと無茶苦茶な設定があって
ツッコミどころは満載だし。

「凶悪」とか「日本で一番悪い奴ら」とか
最近でいうと「彼女がその名を知らない鳥たち」で
白石和彌監督のファンである私からすると
ほんとにガッカリでした( ̄Д ̄;;

この映画の見所といえば

リリー・フランキーの演技だけですかね!

今回のピエール瀧はそこまでなかったです(;´▽`A``

リリーさんの演技はやっぱり凄くて
それだけは一見の価値ありって感じでしたけどね。

門脇麦の活躍ももうちょっとあって
さらにもっと狂気じみた役で出るのかと期待してたけど
全然だったし。。。

満足度・・・30%