白石和彌監督最新作ということで
それだけで期待は膨らんだのですが
今回はさらにそこへ
「凶悪」のピエール瀧&リリー・フランキー再び
ということでもう観ないわけにはいかないだろ!
というほどの期待度!(笑)
しかし・・・な~んとなく
「凶悪」とかの凄さとはジャンルが違う気がする・・・
という嫌な予感がして(笑)
直前になって鑑賞をかなり迷ったのですが
百聞は一見にしかずじゃないですが
迷うなら観るべきだ!と行ってきました(笑)
結果・・・
やっぱり行くんじゃなかった~━(´Д`υ)━(笑)
物語は
14年前に小学生女児が
同級生の女児をカッターナイフで殺した事件があり、
当時、加害者の女児は
「犯罪史上最も可愛い殺人犯」として
ネット上で“サニー”とあだ名がつけられ崇拝される。
ある日の夜、
北原英里演じる24歳の誕生日を迎えた中学教師の
藤井赤理は2人の男に拉致される。
そして「ずっと会いたかったよ、サニー」と言われるのだった。
2人の男は事件以来、
ずっとサニーに会うことを願い続けてきた男だった。
監禁された赤理の運命は?!
みたいなお話。
この拉致監禁する男2人を
ピエール瀧とリリー・フランキーが演じているんです。
予告からもそうだし
ムビチケも3種から選べて
その絵柄の一つが反撃バージョンかなんかだったので
赤理が反撃に出るんだというのは
想像ついてたんですが・・・
その反撃のしようというか
変貌の仕方が
私的にはどうしても受け入れられず
というか
なんか赤理のキャラ自体がダメだったのかな(-"-;A
とにかくこの映画の展開、
すべてに共感もできなければ
納得もできなかったんですよね(;´Д`)ノ
で、その上、
なんだかんだと無茶苦茶な設定があって
ツッコミどころは満載だし。
「凶悪」とか「日本で一番悪い奴ら」とか
最近でいうと「彼女がその名を知らない鳥たち」で
白石和彌監督のファンである私からすると
ほんとにガッカリでした( ̄Д ̄;;
この映画の見所といえば
リリー・フランキーの演技だけですかね!
今回のピエール瀧はそこまでなかったです(;´▽`A``
リリーさんの演技はやっぱり凄くて
それだけは一見の価値ありって感じでしたけどね。
門脇麦の活躍ももうちょっとあって
さらにもっと狂気じみた役で出るのかと期待してたけど
全然だったし。。。
満足度・・・30%