前回の「想起術」、
たくさんのコメント、ありがとうございます。


実はこれを編み出したのは、
速読講座の次の上級編講座を作るために、
いつもの「独房」に入った時でした。


21年程前でしょうか…


勿論、「独房」と言っても、
会社からほんのちょっと離れた、
安アパートの一室が僕の書斎でした。


社内では集中できないからです。


その代わり、トラックが通るとガタピシ…
(※いずれにしても集中できない)


その日は土曜の昼下がり、
なぜかとても静かで、
あたりは「し~ん…」と静まり返っています。


なんかまた来そうだぞ…


新しい企画やアイディアが浮かぶ時は、
いつもこんな感じでやってきます。


いつもの瞑想を始めると、10分後、
「キ~ン」という耳鳴りが…


斜め上空から《種粒》が、
ものすごい勢いでこちらに向かってくるのが、
目をつぶっていても分かります。


すると、「ズボッ」って、
僕の眉間に入ります。


入る時、ほんの少しのショックがあります。


すると僕の脳の中心で、
花火みたいにパッと炸裂します。


時間にしたら、
1秒の数十分の1くらいのほんの一瞬です。


まるで超高速のビデオを回しているように、
ある『Vision』が見えます。


何か、
誰かが誰かに教えているような映像です。



…さて、ここまで聞いて、
『ホントかなぁ…』、
『引いてしまうぜよ…』

と思われる方も多いと思います(笑)。


でもこれが、
誰もが持っている『インスピレーション』の流れだと思うのです。


自分の中の回路と、
外界からの回路が繋がる瞬間ですね。


僕が何度も臨死体験していることは、
You tubeを見た方なら知っていると思います。

(※「プロフィール」参照)


ですから、
幼い時から「目に見えない世界」があることは実感してました。


まぁ、「あの世」とも言います。


「あの世があるなんて信じられない」…
っていう人がいますが、
僕はそう思うこと自体が信じられません。


本当にあの世がないと言う人には、
「墓場で一晩、寝袋で寝て下さい」…って言います(笑)。


僕なら恐いです。。


なぜなら…



また話が脱線しそうなので、元に戻しますね。



だから、
僕自身の「物質的な脳細胞」の中に入っている知識とか、
体験から来るものではないんです。


自分の心の中にあるものと、
外の見えない世界にあるものとが引き寄せ合う…
っていう感じでしょうか。


希望の法則講演会でも話しましたが、
次の一つくらいは聞いたことがあると思います。


『100匹目の猿現象』


『ラジオニクス現象』


『アポーツ現象』


『憑依現象』


『一念三千』


『因果の法則』


『阿弥陀九字』


『類友の法則』…


悪いものも一つだけ入ってますが、
これらはすべて《縁》という、
見えないモノ同士が引き寄せ合う現象のことを言います。


ですから、インスピレーションもその一つの現象です。


インスピレーションは一瞬です。


が、ものすごいエネルギーと情報が詰まっています。


そこで捉えたものを、今度は脳で分析して、
ほどいて行く感じです。


何らかの《意図》の塊(珠)を受け取り、
その《糸珠》となったものをほどきながら解明して行く…。


そうしてできたものが、
『想起術』という禁断の教材です。


僕も実際に自分で体験しました。


すると不思議な事が次々と起きて来ました。


相手が何も話さないのに、
次の質問が分かって、
「それはですね…」と次々とそれに答えてしまい、

相手は三白眼…(笑)。


僕が平成2年に、
宅建の免許を取った時もそうです。


当時はバブルの絶頂期で、
史上最高の受験申込者数(422,904人)で、
合格者数は史上最低の1割程度(44,149人)。


勉強した期間はわずか3カ月で、
過去問をただひたすらやっただけ。


勿論、仕事はいつも忙しく、休みなどありません。


では、なぜ合格できたか…


問題集をめくっていると、
ある問題だけが光るのです。


その光には強弱があり、色までそれぞれ違います。


それをただ解いていただけですが、
試験日の当日、
半分くらいがそれと全くそっくりな問題でした。


実はそれで合格してしまいました。

(※スイマセン…)


正直、内容の理解などほとんどしてません。


僕は後でこのことを、
『霊的カンニング』と呼んでいます(笑)。


その代わり、1問解くのにものすごく時間がかかりました。


想起するのに時間がかかるからです。


だから、残り時間が後10分というところで、
まだ半分しか解いていないことに気付き、
あせって、
残りは速読で読んでから当てずっぽう…


当時の合格点が50点満点中23点でしたから(史上最低)、
27点はまあまあだと思います。


当てずっぽうのほとんどは間違えてましたから、
実質、『想起術』で行なったものは、
9割以上正解でした。


当てずっぽうで当るほど、

この試験は甘くありません。


でも、

試験が終わった後、あまりにも集中し過ぎて、
腰が抜けてしまい、
なかなか立てませんでしたが…。


その後日、反動が来ました。


仕事で新宿に出かけた時、
なんかものすごく嫌な予感がしたのです。


電車に乗った時も感じていたのですが、
雑踏の中に黒い靄(もや)みたいなものが、

ぴったり後ろに付いている人が、
あちこちにいるのです。


そういう人ほど、僕をじろじろ見て、
とても関心があるような素振りを見せてます。


そして、どんどん僕に向かってきます。


彼らも無意識で寄ってきてるみたいです。


まるでゾンビの世界です。

(※なぜこういう現象が起きるか、「見えない世界の共通点」でまた後日に)


ものすごい恐怖に襲われ、

逃げるようにタクシーに乗り込み、
会社に戻ったことを覚えています。


前回で書いた、
精神病院に入院した早稲田の学生は、
きっとこれと似たような経験をしたのだと思います。


見えないものが見える…


良くないものまで感じてしまうからです。


これを塞ぐのに、ものすごく時間と努力が要りました。


どうやって封印したかというと、
栃木の内観研修所の柳田鶴声先生に相談したからです。


彼もそこですぐ元通りになりました。


正しい反省を行なったのですね。


実はそこでも不思議な事がありましたが…

(※「内観での不思議現象」で後日に)


後で、
この『想起術』は諸刃の剣であったことが分かりました。


しかし、封印し過ぎて、
本は10ページしか読めなくなるし、記憶も…(笑)。


でも、日常の生活に戻り、
見たくないものを見るより、断然今の方が快適です。


一種の半ば強制的に、
能力に亀裂を起こす秘法だったのです。。


一歩間違ったら…と思うとぞっとします。


速読と記憶の達人だった空海さんも、
この秘法を使ったものと思われます。


強制的に『霊道』を開く方法でもあったわけです。


よって危険と判断し、封印したという訳です。


ある意味で、

「忘却」とは、人間にとって大いなる慈悲だったことを気付きました。


でもちょっと惜しい気が…


最近物忘れがひどくて、
少しくらい残しておけば、良かったかも…(笑)。



前置きが長くなりましたが、

それでは『想起術』の基本編さわり部分。


次の課題を行なって下さい。


絶対に変な事にはならない、最も安全な方法です。

(※怖がらせ過ぎた?…)


では行きます。



《ステップ1》


今日寝る前に、昨日食べた朝食のメニューを思い出して下さい。


(※朝食を食べなかった人は、

一昨日の昼食、または夕食でもOK)


これを読まれた方は、『ペタ』をして、

課題に対して、思い出すまで何分かかったか、

そしてその感想を、
翌日『コメント』に残してもらえたら幸いです。


その反応度合で、次の課題を出すかどうかを決めさせてください。


長文なのに、

最後まで付き合って頂き、ありがとうございました。