【第一話】の続きです。

 

末尾には僕の似た体験のリンク先が掲載されてます。


【第二話】
私が本当に信じた唯一の臨死体験実話
~今、目の前に巨大な地球!

 

 

・・・行かなきゃあ でも行きたくない でも行かなきゃあ

そんな思いで手足をバタバタと動かしてもがいているような感覚。


゛今、僕はあの病室で死んだのだ。゛


この思いは、強烈だった。


死ぬって、こんなことだったのか。


激しいショックだった。


しかし、やがてその事実を受け入れた。


事実は、受け入れざるを得ない。


そして嵐が静まった。 

 

穏やかになった。

゛もう何もしなくていいんだ もう全てが終わったんだ゛


そう思うと、不思議と気持ちが楽になった。


苦しみが去り、私はなめらかに上昇し始めた。


今までのもがきやもつれがなくなり、ス ― ッ とのぼっていく。


私の人生は 今 終わった。


したかったこともたくさんある。


でも、出来なかったこともたくさんある。


家族はどうなるんだろうか、

仲間達はどうなるんだろうか?


もっと優しくしておけばよかった。
もっと仲良くしておけばよかった。


ごめんね ・・・ でも 仕方がない。


もう苦しむこともジタバタすることもない。


あれこれ考えることもない。


何もかもが終わったのだ。


今<私は死んだのだ。


゛さよなら みんな さよなら゛


゛ありがとう みんな ありがとう゛



-宇宙へと-

地球が・・・


苦しみが無くなり、なめらかに上昇し始めた。


次第に高度が増し、目の前の風景が遠くなる。


河原の両岸が寄ってきて狭まり小さくなる。


山々も集まってきて小さくなり・・・


やがて、四国が見えて小さくなる。


日本が小さくなり、そして、ついに目の前に地球が現れる。

゛これが、地球なんだ。これが僕が生きた地球なんだ!゛

強烈な衝撃! 強烈な映像!


その美しさ! その大きさ!


その厳粛さ! その圧倒的な迫力!

その偉大さ~その美しさに感動!!!


幸せ 満足 充足 至福 の感覚。



突然、激しいショックを感じた。


それは、思い出した衝撃。


長い間悩み続けた問いを思い出した衝撃。


誰もが必ず考え、そして、答えが見つからず、
やがて、あきらめてしまう 問い。

゛自分とは何か~どこから来たのか・・・
そして、どこへ行くのか ゛



-光の中へ-

今、目の前に巨大な地球。


本物の地球~三次元の地球!


立体の地球が圧倒的な迫力で語りかけてくる。

それを見たとたん、激しい衝撃。

゛生きている。地球は生きていたんだ。゛


魂が揺すぶられる。


感動の涙がこみあげてくる。

今、自分が変わりつつあることがはっきり分かる。


自分が、地球と宇宙とつながっていくような感覚。

ついに分かった。


一生問い続けた 問い。

゛自分とは何か どこから来たのか そしてどこへ行くのか ゛


その答えをついに見つけたのだ。


感動的な答え。 


それは、光。 

 

すべては ひとつ。


命は光であり、光の世界から来て光の世界に帰る。


すべての生命は、

一つにつながっている。

ああ、分かった・・・


これが分かればすべて分かる。


何のために生まれてきたのかも分かる。


どのように生きればいいのかも分かる。


なぜ、こんな簡単な事が分からなかったのでろう。

すべては一つ~すべてはつながっているのだ。


すべての 謎 が解けた 。


すべて 分かった。


もう 何もいらない。

安心 安らぎ 満足 本望・・・


もう 何もいらない。


安心して いくことができる。


安心して 帰ることができる。


もう 何も いらない。


もう 何も いらない。



暗黒の宇宙の中で、地球だけが美しく輝いている。


周りがゆっくりと明るくなり、音響が湧き上がってくる。


光は、次第に輝きを増し、ハ-モニ-は強まってくる。


やがて、激しい眩しさに何も見えなくなり・・・


轟音に包まれて何も聞こえなくなる。

ああ、今から光の世界に帰るのだ。


自分の周りの強烈な光が、四方八方に飛び散っていく。


光の世界に入って行く・・・


-光の世界-

ここには、何もない。


物質的なものは、何もない。


しかし ここにはすべてがある。

過去 現在 未来 のすべてがある。


未来永劫がある。 永遠がある。


めくるめく~光の波。


無数の映像~無数のフラッシュ。


自分の過去現在未来のフラッシュ。


自分の未来。


再生-地球環境-平和運動-そして死


 

1981年4月27日の事故~臨死体験の時に見た
世界の過去現在未来のフラッシュ。

10年後 ソビエトの崩壊

35年後 アメリカの崩壊

40年後 世界の崩壊




-光の世界-

宇宙の過去現在未来のフラッシュ。


宇宙には はじめも終わりもない。

銀河の誕生と死 - 無限の繰り返し

星々の誕生と死 - 無限の繰り返し

シリウス ケンタウルス 太陽は兄弟星 三ツ星

生命の進化


単細胞 多細胞 固体中生命体 液体中生命体

気体中生命体 精神生命体

生命の進化


無機生命体 有機生命体 固体生命体 液体生命体

気体生命体 精神生命体

精神生命体の進化
 

惑星レベル 恒星レベル 銀河レベル
全宇宙レベル 宇宙意識の合体


地球の誕生
海の誕生 生命の誕生 森の誕生 生物の繁栄


人類の誕生
文明の誕生と死 - 無限の繰り返し



未来は決まっていない。


未来は選択可能。


滅亡も進化も選択可能。

太陽の膨張 地球の終焉 太陽の死
宇宙は永遠 - 精神生命体も永遠


すべては 一つ


-自分は死んだのだ-

そしてあの世 { 光の世界 } に来たのだ。


物質的なものは何もない。


ここには何もない。


お花畑も河原も天国も地獄も無い。

ここには、物質的なものは何も無い。


宇宙のように何も無いのかと言えば、
そうではなく、空間も無いのだ。

ちょうど目をつむって何かを考えているような感じ。


意識やイメ-ジはあるが、物質的なものは何も無い。


-あるのは意識だけ-

ここには、意識だけがある。


ちょうど暗闇の中で考えているような感じ。


自分の身体は無く、ただ意識だけがある。


自分の意識とは別に、もう一つ巨大な意識がある。


その意識は、すべての意識の集合体のようなもので、
全体意識と読んでもいい。


自分は、この全体意識の一部なのだ。


全体意識には、すべてがある。


全体意識には、過去現在未来のすべての出来事、
すべての記憶がある。

過去の記憶、現在の出来事だけでなく、未来の記憶もある。

例えるならば、私はス-パ-コンビュータ-に接続されたパソコンのように、

知りたいことは何でも知ることができる。


むしろ全体意識の中に、自分(自意識)があるといってもいい。


-時間は存在しない-

ここには、過去現在未来という時間の流れも無い。


例えるならば、すべて現在である。


時間は意識の中に認識としてだけ存在する。

光の世界はゼロ次元である。


ゼロ次元というのは、空間も時間も無いという意味である。


光の世界には何も無い。


あるのは、意識だけである。


-この世とつながっている-

光の世界は、ゼロ次元。


ゼロ次元は、すべての次元に含まれている。


光の世界は、この世のすべての場所、すべての時間に存在する。

光の世界はこの世とつながり、この世のすべてを包んでいる。


〇過去現在未来は一つのもの

過去現在未来は無く、全てが現在である。


つまり、過去現在未来は一つにつながったものである。


例えるならば、曼荼羅の絵のようなもの。


過去現在未来は、同時にすべてを認識することが出来る。



-未来が見える-

未来は、同時にたくさん存在する。


可能性の高い未来は、はっきり見え、


可能性の低い未来は、ぼんやりと見える。

最もはっきり見えるものが、最も可能性が高いもの。


例えるならば 風景のようなもの。


真正面には、はっきりした景色が見え、
左右には、ぼんやりした遠景が見える。

真正面に大きな道が続き、

前方にいくつかの大きな分かれ道と たくさんの小さな脇道があり、

このまま進めば真正面の未来が実現し、

分かれ道や脇道にそれれば、左右の未来に到達することが出来る。

真正面に見える未来が最も実現の可能性が高いもの。
現在過去未来はこの道とこの風景に全て表されている。

前には未来が ・・・ 後ろには過去が ・・・・


そして、現在はどこでもかまわない。


つまり、どの現在からも、過去現在未来は、
一つの風景として見ることが出来る。


-未来の記憶-

真正面の景色は廃墟 1981年当時の臨死体験から
真正面に最も強い可能性のある未来が見える。

10年後 ソビエトが崩壊

35年後 アメリカの崩壊

40年後 世界の崩壊



真正面の道を進むにつれて、経済の拡大、消費の拡大、
人口の拡大、資源の枯渇、環境破壊、経済の崩壊、飢餓、
貧困、戦争、廃墟。


砂漠、わずかながら生き残り。


さらに、その向こうには、文明の誕生と崩壊。
 

~その繰り返し~



-文明の崩壊-

過去を眺めると、過去にも無数の文明の崩壊がある。


エジプト文明 インダス文明 メソポタミア文明 など巨大文明は、

すべてみずから滅びた 。

アボリジニ マサイ ピグミ- ブッシュマン アイヌ 
イヌイット アメリカ先住民族など 小さな文明は
すべて、みずから滅びていない。

現在、世界文明は滅びた文明と同じ道を進んでいる。



-世界の崩壊-

崩壊は避けられないか。


この道は、まっすぐ廃墟に続く。


道に沿って廃墟への景色が延々と続く。

都市の巨大化 自然の破壊 飢餓と貧困
・・・・ 戦争 廃墟 。


すべて過去の崩壊と同じ景色の繰り返し。


より激しく より大規模な破壊。

前に進めば、

廃墟ははっきり見え、左右の田園風景はかすんでいく。


後ろにさがれば、

廃墟はぼやけ、左右の田園と緑豊かな遠景が鮮やかになる 。


さらに大きくバックすると真正面の廃墟は脇に移動し、
緑豊かな風景が真正面に見えるようになる。

しかし、世界は真正面の廃墟に向かってまっすぐ進んでいる。


例えるならば、

ハンドルは まっすぐアクセルを精一杯踏み込んで 
ハイウェイを突っ走っているようなもの。


そして、このハイウェイは断崖絶壁に続いている。


しかし、前方不注意のため、それに気がつかない 。


警告の道路標識をことごとく見過ごしている。



-未来は変えられる-

この道を進む限り未来は・・・廃墟。

10年後 ソビエトが崩壊

35年後 アメリカの崩壊

40年後 世界の崩壊


これは避けられないのか。


何をやっても無駄なのか。


未来は変えられないのか?

いや、そうではない。


未来は変えられる 。


それには、この道を進むのをやめればいい。

左右に、豊かな田園風景が見える。


廃墟へと続くこのハイウェイから、田園に続く道におりればいい。


スピ-ドを落とし、ハイウェイからおりればいい。


足をアクセルからブレ-キに移し、ハンドルを切って横道に入ればいい。

未来は、すべて決まっているわけではない。


未来は現在につながっている。


現在が変われば未来が変わる。



-生命は光-

生命とは何か。


長い間追い求めていた問い。


その答えが分かった。

生命とは 光 。


生命は光の世界から来て光の世界に帰る。

生命は一つ。


光の世界では、すべての生命が溶け合って一つになる。


それだけでなく、この世でも生命は一つにつながっている。

生まれること~死ぬこと


光の世界とは、白い大きな雲のようなもの。


生命は、光の世界から来て光の世界に帰る。


雨粒が白い雲から降って来て、蒸発すれば白い雲に帰るように。

生命は光の世界では一つになっている。


雨粒は白い雲の中では一つになっているように。


生命にはそれぞれの役割があり、

その役割を果たすために生まれてくる。


雨粒にそれぞれの働きがあるように。


-過去の記憶-

落ちて来た一つの雨粒に、「前世は何か」と尋ねると 

その雨粒は困るだろう。


一つの雨粒には、無数の分子が含まれ、
その一つ一つに 過去=前世 があるからだ。

世界のあちこちに降った雨が、世界の川や湖に流れ、
海にそそぎ蒸発をし、一つの雲に帰る。


そこで、すべての過去の記憶は一つになる。

そこから降ってくる雨粒には無数の過去があり、
その中の一つの過去=前世だけを論じることは出来ない。


ガラス工場で溶かされたガラスから作られたビー玉にも、
無数の過去=前世があり、

溶鉱炉で溶かされた鉄から作られた一本のクギにも、

無数の過去=前世があるのだ。

誰にも無数の過去=前世があり、

その一つだけを問題にする必要はないし、

その一つに囚われたり縛られたりすることもない。


特定の過去に囚われることはないし、
特定の前世に縛られることもない。


大切なのは現在なのだ。

クギだって、

現在どの柱を支えているかということが大切なのであって、

過去、そのクギの一部が鉄橋であった、
レ-ルであったということは問題ではない。


-無数の過去がある-

光の世界では、すべての生命が一つに溶け合っている。


生まれるということは、光の世界からやってくる。


その一つの生命には、無数の過去、無数の前世が含まれている。


その中の一つにこだわることはない。

「 二百年前 あなたは前世で悪い事をした。
その カルマ-業-因果 によって苦しまなければならない。
だから病弱なのだ 」 というものではない。


前世で悪いこともしたかもしれないが、いいこともしたはずだし、
前世に悪い人生もあったかもしれないが、いい人生もあったはずだ。
 

一つにこだわることはない。

<一つの生命には無数の過去の人生や記憶が含まれている>

あなたはキリストであり、ブッダであり、モ-ツァルト。


あなたの中にはキリストもブッダもモ-ツァルトもピカソもいる。


あなたの過去は多くの天才や偉人、

素晴らしい人の生命も記憶も含んでいる。


その中のどれに注目し、どれを意識するかで人生が変わる。


自分にとって素晴らしい過去=前世を見つければいいのだ。

「 看護婦さんになりたい。

私の中のナイチンゲ-ルがよみがえったのだ 」

「 ピアノが習いたい。

私の中のピアニストが目を覚ましたのだ 」

「 絵が好きだ。

私の中のミケランジェロが活動を始めたのだ 」

そう、あなたの中にはナイチンゲ-ルもミケランジェロもいる。


あなたは素晴らしい可能性を秘めた人なのだ。



-無限の可能性がある-

あなたには無限の可能性がある。


もし過去=前世があるとすれば、

それは囚われたり呪われるためではなく、

無限の可能性と大きなパワーを与えるためのものである。

どこを意識し、どの可能性を大きく伸ばすかは
それはあなたの選択なのだ。


誰にだって無限の可能性がある。


特定の過去に囚われる必要はない。

そもそも一つの過去前世に囚われた
恵まれない人生などない。


それに気づけば今からでも人生は変えられる。


つまり過去は変えることが出来、

それによって現在を変えることが出来、

未来を変えることも出来るのだ。


過去は選択可能なものなのである。

あなたには、無限の可能性があり、
それは、あなた自身の選択なのである。



【第三話】~ 意識がもどる へと続く。

 

 

 

※この地球から意識が上昇する(?)様子は、

僕も体験したことがあります。

…がその後、覚者になった様子はまったくありませんw。