生徒さんのブログに
12ハウスって何で南半球の社会の側にあるの?って思うときもあります
という文言があったので。
ただ疑問を呈しているだけなのとご本人なりに「こういうことかな」と結末をつけていらっしゃるのでリンクは貼りません。
さて、12ハウスは個人か社会かで言えば社会のフェーズです。
でも、同時に12ハウスの解釈として「秘匿」と言われたりもしますよね。
どっっちなんっだいっ!
と中山きんに君が出てきそうですが(出てこない)
これはね、常々言っているアレです、アレ。
見えてないだけで、社会的に認められているもの。
例えば生まれる前の、お腹の中にいる赤ちゃん。
いるけど、いないじゃないですか。でもいるじゃないですか、確実に。だけどいないんですよ(しつこいな)
長期入院もそうですよね。
秘密の部屋ではあるけれども、必ず誰かと関わってはいるんです。入院なら医師とか看護師との関わりがあります。
「隠居」のような解釈もありますが、だったら人とは関わらないじゃんって思うかもしれないけど、でも今まで人とたくさん関わってきたから隠居ができるわけで(経済的にもその他的にも)そして隠居してるからって必ずしも人と全く会わない仙人生活ってわけでもないですしね。仙人が人と会わないのかどうかは知らんけども。
もう一つ、相手の6ハウスという視点で見てみましょう。
8ハウスは相手の2ハウスとかって言うんだから、この解釈もアリでしょう。
そうすると、相手の「経験」ということになります。自分が経験しているわけではないから自分の人生の中にはないんだけど、でも自分が関わる相手はその経験があるんです。経験と記憶という記事で少し前に書いたと思いますが、この関係性は非常に大事だと思います。
相手が全ての経験をつぶさに話してくれるとも限らないけど、でも確実にあるもの。
相手が言わないからって経験していないかどうかは分からないですしね。
6ハウスは主張をしないところなので、必要がなければ出してこない。
「社会」というととても大きなものに聞こえるのですが、自分以外の誰かはかならず「社会」です。友達でも家族でも、自分以外の誰か。 そこに社会の縮図があったり、そこに社会の何某かがあるわけで、それを細分化して役割として、あるいは立場として名称を与えたら「友達」とか「家族」ということになるのでしょうけども。
生きている以上、その社会の中から逸脱することはできません。誰かの作ったものの上に命が出来上がっているからです。まず親という「社会」の遺伝子を受け継いでいる以上、肉体を与えてもらっている以上、まったく一人で生きているとは言えません。
自給自足をしようが何をしようが、生まれた瞬間誰かのおかげで生きています。
12ハウスにいるうちはそれが分からなかったり、境界線があいまいになることがあるかもしれません。
冒頭の赤ちゃんの例でいえば、母体が危ういと当然赤ちゃんの命も危ういので一蓮托生です。8ハウスの一蓮托生は自ら進んでそうなっていく意思がありますが、12ハウスの場合はそうした意思がありません。
セカンダリーの月が12ハウスに入るとやる気がなくなるとか引きこもりたくなるとか言われますし実際そういう人が多いし私もそうでしたが、この意思のなさはある意味では「命」っぽいのかもしれません。そこに揺蕩うだけ。命さえ温存できればそれで良いとしてもらえる場所。1ハウスの「命」とはまた違いますね。1ハウスではアセンダントを通過することによって物理的な命が生まれるというか。肉体を得るわけですから、そこに意思が宿ります。何ができるかは考えませんが、何かができる。
だから1ハウスに入れば「ぃよっしゃぁあああ!」と俄然やる気が出ることもありますが、それは12ハウスで思いっきり流れに任せて身を任せて周りに委ねて、是とか否とかがない世界を泳ぎ切った先で得られるものなのだろうと思います。
現在ご提供中のサービス
鑑定メニュー
タロット鑑定、ホロスコープ鑑定がございます。
どんなことを聞きたいか?お悩みごとに応じてお選びください。
◆ ホロスコープよりも短期的なことを具体的に知りたい!
タロット鑑定
◆ 喋りながら頭を整理して、星のアドバイスを知りたい!
◆ 自分のこと、将来のことを知りたい!
◆ 良き日、自分の出生時間を知りたい!
◆ 鑑定力を磨いてたくさんのお客様に来てほしい!
ホロスコープ講座
鑑定士として活動できるようになる講座を主宰しています。
グループ講座・個別講座がございますのでお好みでお選びください。
◆ 適切なステップで学び、実践を積みスキルを身に付けたい方
◆ ゆっくりじっくり、自分のペースで学びたい方
◆ 短期で集中して学びたい・継続講座スケジュールが合わない方
◆『グループ講座・個別講座』どちらを受講しようかお悩みの方
こちらの記事をご参考いただき、どうしても迷ってしまう方はお気軽にお尋ねくださいね。
ホームページ|https://mm-jewelworld.com/
オンラインショップ|https://jewelworld.theshop.jp/
ご質問・ご相談はこちらからどうぞ!|お問合せフォーム
SNS各種|フォローはお気軽にどうぞ!