起業しなくても良いのでは？と思うパターン３選

鑑定においでになるお客様の中には、

「起業したいです」

という方が結構な割合でいらっしゃいます。

これは私が起業していて、且つイレクショナルをしたり、起業についての発信をしていることが大きな要因だろうと思っています。あとは時代背景もあるかもしれません。

さて、そんな中でも「無理に起業しなくても良いのでは…」と思うパターンがいくつかあります。

・生活に困っていない

・やりたいことがあるわけではない

・やりたいけどできない、難しいと思っている

といったところでしょうか。

一つ目の「生活に困っていない」は、まぁ生活に困ってから「やっぱり起業する！」となっても遅いけどね、とは思うのですが、ただやはり腰を据えて事業に取り組むことがしづらいと思うんですよね。

やらなくていい理由がたくさんあるじゃないですか。

生活に困ってない、お金はある程度ある、それ以上のお小遣いが増えたらいいな程度では、起業しようとしてもなかなかうまく行きません。人間、必死にならないと状況を変えようという気にはならないし、やはり何かしらの犠牲を払うことにはなるので(時間とか手間とか)そうまでしてやりたいのかどうか？と天秤にかけたとき、生活を守ることで精いっぱいだったり、今の自由な時間を確保できないリスクを考えると後回しになることが多いんですよね。

なので別に生活に困ってないならやらなくていい説。

やりたいことがあるわけではない、というのは現状を打破するためのとっかかりとして「起業」が思い浮かんだのではないかと思うのですが、こういう人は現状を打破したくありません。これは断言できます。

やりたいことがないのに起業したいって、何か…目的と手段を間違っているというか。つまりは、「起業する」ことが目的になっているのであって、起業してしまえばその人の目的は達成できたということにもなるんですよ。だけど起業したからには利益を出して税金を払って…ということをしなければあまり意味がないし、お気楽な主婦の趣味の延長線上でやるなら別にいいのですが、わざわざ今の生活を変えてまでやることか？というとそれはどうなのかなぁと思わざるを得ません。

3番目の「やりたいけど…」というのは、そもそもやる必要がある人は黙ってやりますっていう、ただシンプルなそれだけの理由です。難しいと思っているならそれは難しいことだし、できないことならもうそれはできません。それを占いで「あなたはこういう起業が向いています」といったところで「でも…」となるのは明白。その行動を肩代わりできるほど占いは万能ではない。

なので、「あ、そうすればいいんですね」というヒントを提供することはできても、それを実行しないなら何の意味もないんですよ。もちろん、売り上げが頭打ちになっているとか、路線変更したいとかっていう明確な目的があっての鑑定なら私は鼻息荒く全力で鑑定します。