逆行を意識するとき

水星逆行がトレンドワードになるほど市民権を得ています。

私はあまりトランジットで逆行になっても「だから何だ」としか思っていないので、むしろ「わ～！水星逆行～！」みたいに大騒ぎする占い師をそこまで信用していません。

というか、年に何度もある水星逆行、しかも1度の逆行につき3週間なので、そんな大騒ぎしてどうする？という話なんですよ。

すぐ「auがダウンしたのは水星逆行の時だった」みたいなことを引き合いに出す人もいますが、それこそだから何だって話で、そういう話は水星逆行に限らず起こっています。ほかの検証が足りないだけで、印象に残っていることをただ羅列しているだけにすぎません。

とか言うと殴られそうなので、とはいえ逆行を意識することもありますよという話。

それは株価に関することです。

トランジットはトランジット的なことには、つまり世の中の全体的な動きとしては有効です。

個人に対してどう、ということではないので、市場が荒れるみたいなことはやはり、水星逆行の時に起こりやすいです。そして日食月食も同様ですね。

最近NVIDIAが暴落しましたが、こうしたことは水星逆行の時に起こりやすいんですよね。

古い話で言うならブラックマンデーの時も水星逆行でした。

歴史に残るほどの大暴落の場合はもちろんほかにも理由がありますが、それにしても水星逆行の後押し(いや、押すなよって話ですが…)があることは多いんですよ。

なので、株をやっている人、あるいはNISAなどで株やそれに類するものをやっている人はよく観察しておいた方が良いでしょう。

水星逆行だから株が下がるのではありません。しかし、荒れやすいので狼狽売りしてしまうこともあるかもしれません。狼狽売りは最も愚かな行為だと私は思っているのですが、損切とは違いますから、その辺は慎重にした方がいいのに…と感じます。というか、下がったら買うんですよ。なんで売るの？逆じゃね？と毎回思います。

FXじゃないんだから、下がったからと言って売る理由はどこにもありません。

基本的に株は塩漬けにするものです。と思っています。

私は金融には明るくないので、ほとんど講座でも話はしません。カネの話は個人が稼げる分野をそれぞれが頑張れば良いのであって、その土壌を探るには有効ですが投資家になりたいというわけではないですよね。そういう人はそういう専門家のところへいけばいいですし。

占星術では大枠の「この辺りで株が下がるな」「円が下がるな」というのは分かりますが、いつ頃どの程度、と日にちや金額まではっきり出せるものではありません。その辺はやはり、「占い」の域を出ないのでは、と思います。

ただ、ヒントにはなるので迷ったときには大いに使うべきです。

そういう時に、水星逆行の場合は市場を読むことが難しいと感じることが多いんです。